- つるし飾りの歴史
雛のつるし飾りの風習は、江戸時代後期の頃を発端とする「稲取独自の伝統の飾りもの」で、その起源は定かではありませんが、明治生まれのおばあさんがこどもの頃からつるし飾りがあったといわれているので、その歴史はゆうに百年以上を超えるものと思われます。
子や孫の成長を願うやさしい温かい心を込めた稲取独自の風習で、女の子の健やかな成長を願って手作りされ、意味や決まりごとを守りながら現在まで受け継がれてきました。
- 雛の館展示会場
■ 開館機関:2023年1月20日~3月31日
■ 開館時間:午前9時~午後5時まで(4時30分受付終了)
【メイン会場】文化公園 雛の館
入館料:500円、大型バス可
駐車料:500円/台
100対展示(=約11,000個+6,409個)
雛のつるし飾りの伝統を現代へと伝えるメイン会場です。館内のメインとなるジャンボつるし飾り(6,409個)とジャンボ雛段(17段)は圧巻!端午のつるし飾りや、日本三大つるし飾りと言われている福岡県柳川のさげもん、山形県酒田の傘福も展示しております。
【協賛会場】なぶらとと
入場料:100円、大型バス不可
20対展示(=約2,200個)※期間2月18日~3月12日のみ
会場を管理している荒店(あらみせ・屋号)さんが所有する江戸時代の古今雛が展示されています。旧平戸(長崎)藩士松浦家の寿免(すめ)姫が鳥羽藩主稲垣家にお興入れした際に持参したお道具のおお雛様です。
【協賛会場】収穫農園ふたつぼり
入場量:無料、大型バス不可
18対展示(=約1,980個)
稲取の一般民家における飾り方に近い形となります。また、東伊豆町天然記念物に指定されている樹齢約200年の大きな鳥の形をした優美な「鳳凰の松」もご覧いただけます。期間中はみかん狩りが体験できます。(要体験料)
【協賛会場】八幡神社
入場料:無料、大型バス不可
6対展示(=約550個)※駐車場は東海汽船乗り場の駐車場
稲取の総鎮守社。雛のつるし飾りが飾られる「絵馬殿」は毎年7月の例大祭で子供の三番叟の舞が奉納されます。今年は、稲取高等学校被服食物部が展示をしました。
- 素盞鳴神社雛段飾り
■ 開館機関:2023年2月18日~3月12日
■ 開館時間:午前10時~午後3時まで(※雨天中止)
1617年創立とされる素盞鳴(すさのお)神社。稲取と海を皆見守るお雛様として、神社の108段に雛人形とつるし飾りを展示しています。
雛人形を飾る段数は日本一。壮観の雛段飾りです。
【稲取温泉に宿泊はこちらから】
稲取温泉は、もともと良港で知られた稲取港で賑わう町だけに、豊富な海の幸が自慢です。中でも、「稲取キンメ」とブランド化されている金目鯛の料理は欠かせません。温泉量も多く古くから湯治等にも利用されておりました。全国屈指の温泉街稲取温泉へ。
https://inatorionsen.or.jp/hotel_list/
【共催組織】
〇稲取温泉旅館協同組合
https://inatorionsen.or.jp/
TEL:0557-95-2901
〇株式会社サイトプラス
https://izu-navi.com/iznv_event/higashiizu-hinanotsurushikazari/
TEL:055-941-7066