コロナ禍以降、エンタメの舞台であるイベントや店舗などでは、感染症対策を行うために検温や消毒といった工程が発生しています。HYTEKではこの体験を少しでも楽しめるも へと変換するために、2021年9月に検温を思い出へと変換するプロダクト「サーモセルフィー」を開発し、これまでにスポーツ試合の行われる競技場・飲食店・ウェディング・展示会など国内外の様々な場所で活用されてきました。
今回開発した「Saintly Sanitizer」は消毒という生活様式を、寺社仏閣にある「手水舎」に着目し、日本で伝統的に行われている体験と組み合わせ変換しました。消毒を事務的になりがちな作業工程ではなく 、体だけでなく心を清める体験として提供することが可能です。
- Saintly Sanitizer / セイントリーサニタイザー
寺社仏閣で参拝する前に手や口を清める「手水舎」という作法は、心と体の穢れを取り去る禊の儀礼を簡略化したものである。しかしながらコロナ禍においては、感染拡大防止の観点から、この「手水舎」を封鎖している風景が多く見られるようになってしまった。
失われつつある伝統的体験を、新たな生活様式に合わせ変換するのが本プロダクトである。どの施設にも入り口で設置されている「消毒」という事務的になりがちな工程に着目。施設の入り口に、鳥居をモチーフとした筐体とお祓い・お清め済みの消毒液を設置。手をかざすと自動で噴射され、そのまま手を合わすことで両手にくまなく塗布することができる。
水によって心身を清め、合掌で祈祷する行為は日本に留まらず、筐体のモチーフを変更すれば様々な地域で適応可能。今後人の行き来が勢いを取り戻していく中で、その場の特別感や神聖さはそのまま、訪れる人々に安心安全な体験を提供していく。
○本リリース、プロダクトに関するお問い合わせ先
株式会社HYTEK
info@hytek.co.jp
- HYTEK Inc.
越境するコンテンツが集積するテックエンターテインメントレーベル。 “HY”は人々を熱狂させるという俗語”HYPE”に、”TEK”は”TECHNOLOGY”の 略語として1990年代に米国の音楽プロデューサーが使用した俗称に由来。 世界に認知されていない「ハイテク」な技術を、クリエイティブとPRの力で「言語の壁を超えた」エンターテインメントコンテンツへと昇華し、その魅力を世界中へと発信する。創業1年で、文化庁メディア芸術祭、Asia Digital Art Award、The Webby Award、ACC、AD festなど受賞、イノベーション・デザイン・アート・広告の領域を超え国内外での評価を得ている。
Web:
https://hytek.co.jp/
受賞・出展実績(一部抜粋):
・SXSW 2022 (Creative Industry Expo / Thermo Selfie)
・The Webby Award (Art, Culture & Lifestyle / Official Nominee / Berlin Wall Online)
・The Webby Award (Public Service and Activism / Official Nominee / Thermo Selfie)
・文化庁メディア芸術祭2022(審査委員会推薦作品選出 / Record Music Video)
・文化庁メディア芸術祭2021(審査委員会推薦作品選出 / No Mask For Entertainment)
・Asia Digital Art Award(エンターテインメント部門優秀賞 / Record Music Video)
・LEXUS Design Award(Short list / Thermo Selfie)
・WIRED Creative Hack Award(Sony Prize / Record Music Video)
・AD FEST(Mobile / Silver / Record Music Video)
・ACC 2021(Media / Silver / Street Art Line Project)
・ACC 2021(Design / Finalist / Street Art Line Project)、他