関東を中心に「熱烈中華食堂日高屋(以下、日高屋)」を展開する株式会社ハイデイ日高(本社:埼玉県さいたま市大宮区/代表取締役社長:青野敬成)は、2023年2月に創業50周年を迎えます。これを記念し、創業50周年記念メニューを3月1日(水)より期間限定で発売いたします。これに伴い、いち早くプレスの皆様にご試食いただきたく、プレス向け先行発表会・試食会を1月31日(火)に日高屋 方南町駅前店(2/3オープン)にて開催。当日は(株)ハイデイ日高創業者である代表取締役会長 神田 正と、代表取締役社長 青野 敬成が登壇し、(株)ハイデイ日高のこれまでの50年の歩みやこれからの50年に向けての展望についてお話しし、また、会の中で、創業50周年記念メニューもご試食いただきました。※「50周年」は(株)ハイデイ日高の創業50周年であり、日高屋は昨年20周年を迎えました(2002年より日高屋スタート)。
写真上)代表取締役会長の神田正(右)はこれまでの50年を「情」、代表取締役社長の青野敬成(左)は、これからの50年を「人」の文字に例えました。情熱があれば苦難も乗り越えられると振り返りながら、外食産業は人なくしては成り立たない、従業員、地域の皆さま、株主を大切に、それがこれからの日高屋の目指すべきところである、と共に決意を表明。
- 「従業員の幸せ、地域の皆さまに喜んでいただけること、株主に喜んでいただけること、この3つを目標に」
まずは、代表取締役会長・神田正より50周年を迎えられたことへの感謝の辞が述べられ、創業当時を振り返りました。「あっという間の50年でした。創業当初は小さなラーメン屋がチェーン展開をしてここまで発展するなど予想もしていなかったけれど、いわゆる当時のサラリーマンと言われる人たちが、弁当を持たずに出勤する姿が散見され始めたことに外食産業の可能性を感じ、さらに仕事帰りの人でにぎわう夜の駅前の屋台を見て、いずれ屋台がなくなり飲食店が取って代わる時代が来る、そのお客さん達にサービスを提供したいと思ったのが始まりでした。」
自身も身を粉にして無我夢中で働いた時期から始まり、企業としてはよい時も悪い時も経験し、とにかく売上げアップ、利益追求に主軸を置いていた時期なども経て、自らが80歳を超えた今、これからが本当の意味での経営だと言います。目標は大きく3つ、ひとつは従業員の幸せ。仕事へのやりがいに加え、幸せには給料も含まれるから、せめて同業他社と比べわずかでもよい待遇をと。2つめは、出店した地域の皆さまにいろいろな意味で喜んでいただける店に、3つ目が業績を伸ばし株主の皆さまに喜んでいただける、そんな企業を目指したいと語り、冒頭の挨拶に代えました。
- ハイデイ日高創業50周年記念メニューに込められた思い、老若男女を問わず誰もが食べたくなる!「日高ちゃんぽん」
次に、代表取締役社長・青野敬成より、集まった記者の皆さまへの感謝の辞とともに創業50周年記念メニュー「日高ちゃんぽん」を紹介させていただきました。
ハイデイ日高はもともと中華鍋を使用したメニューを中心とした「来々軒」として創業し、その後ラーメンを中心とした「ラーメン館」で事業を拡張、両ブランドのノウハウやメニューを“ちゃんぽん”して誕生したのが「日高屋」という背景から、この創業50周年記念メニューが開発されました。(店舗ブランドとしての日高屋は昨2022年に20周年を迎えました)同時に、ちょい飲みできる居酒屋中華、家族で行くファミリー中華、テイクアウト中華、と、利用目的もさまざま。また、客層もお子様連れからお年寄りまで老若男女様々な方が利用しており、誰もが楽しめる、多様化する客層が入れ替わりたち替わり訪れる日高屋、つまりいろいろな要素が混在し“ちゃんぽんする”店の意味あいを込めたメニューでもあることをアピール。日高屋としては初の、とんこつをベースにした魚介系スープに挑戦、具材もたっぷりのボリューム感あふれる一品です。
- 50周年にかけたキャンペーンが続々! 復刻メニューも進行中
「日高ちゃんぽん」に加え、ハイデイ日高創業50周年キャンペーンの取り組みとして、「冷凍生餃子5人前 標準30個入」をテイクアウトすると、通常の700円から、50円引きの650円になるキャンペーンも同時開催。このほか、2月1日から28日の期間中、キャンペーンサイトからエントリーの上、日高屋の対象店舗において17時から24時の間にdポイントカードを掲示して、1会計あたり700円(税込)以上お召し上がりいただいたお客様を対象に、抽選で4000名様にdポイントを最大1万ポイントプレゼントするキャンペーンも実施します。また、系列店舗の「焼鳥日高」ではPayPayを使った1500円以上の支払いに対してもれなく50円を還元するキャンペーンも実施されます。
写真上)「日高ちゃんぽん」を皮切りに、一年をかけて多種多用なキャンペーンを予定。日高屋として初のメニューであるこちらの「日高ちゃんぽん」。味、ボリュームなど、本日の試食会の感想を遠慮なく伝えていただきたい、と青野。
- これまでの50年、これからの50年、人を大切に、喜んでいただけることが結果につながると信じて進む
つづいて、神田正会長、青野敬成社長それぞれの登壇の後は2人でのトークセッションがスタート。改めてそれぞれの思い、企業としての在り方をお話させていただきました。
漢字一文字でこれまでの50年を表すなら?という問いかけに「情」と答えた神田正、これからの50年を「人」と表した青野敬成。二つを合わせれば「人情」。会社を支えていくのは人であるという思いは同じ。「自分には能力なんかないけれど、仕事への情熱だけでここまできた」と言う神田正は、「苦労は山ほどしてきたけれど、やる気や希望といった情熱さえあれば何とかなる」、だから新入社員にも好きだと思える仕事をしてほしいと入社時に伝えると言います。最初は何が好きなのかわからなくてもやっていくうちに面白いと思える仕事もある。逆に全然やる気が出ない、興味がないと思ったら、その仕事はやめてもいい、だってそれはかわいそうなだけだから、と。
青野敬成も同様に「この仕事は結局、人なくしては成り立たない、だからこそ神田が最初に話したとおり、これまでもこれからも人が大事というのがハイデイ日高のモットー。この会社で働こうと思って来てくれた従業員が希望や情熱を持って働ける会社にしていきたい。また、日高屋が地元にできてうれしい、駅前がにぎやかになってうれしい、地元の活性化、ひいては雇用の機会が増えてうれしい、そういう地域の皆さまからのお声をいただけたること、うちの街にもぜひ出店してほしい! といわれることが代えがたい喜びに変換される」と。
「わずか5坪の小さな店から始まったラーメン屋が、株式上場を果たすまでに至った際には本当に感慨深いものがありました。だからこそ今後は、さらに業績を上げるとともに、様々なサービスも展開していき、結果的に株主の皆さまにも喜んでいただけるように、そう思ってこれからも精進してきたい」と神田正からのメッセージがありました。
- 逆境にあっても立ち止まらず、新しい可能性を常に模索
トークセッションの後の質疑応答タイムでは、コロナ禍になって以降の外食産業、飲食店業界の苦境への対策、同業他社の相次ぐ値上げと日高屋の状況について多くの質問をいただきました。
「餃子と生ビール、中華そばを食べて、1000円でおつりのくる店をとがんばってきたので、そこはぎりぎりまでこらえて死守したいと語る青野。(現在、中華そば390円、餃子6個一皿250円、生ビール一杯320円でセット値引きが入り、税込950円)ただし、この20年ずっと中華そば一杯390円を守り続けてきた日高屋も昨年、中華そば以外のメニューを値上げ。コロナ禍にあって、また原材料の相次ぐ値上がりもあり、お客様からの一定の理解はいただいたと認識していると述べた上で、「年金生活のお客様もいらっしゃる中、今後の値上げについては避けられない部分もあるが、慎重に検討していきたい」と答えた。
また、コロナ禍で駅前から人がいなくなった時期に、駅前店舗の出店といったコンセプトから離れ、ロードサイドへの出店に挑戦。こちらが好調であること、さらにコロナ禍で少なくなった深夜営業の店、深夜食堂を繁華街を中心に拡大。こちらも好調という結果から、逆境の時こそ本来の力が試される、と、諦めない気持ちを捨てずに立ち向かえる会社であること、そういう人材を育てることが、会社の存続を左右すると再確認したとし、この場を締めくくりました。
- とんこつベースのスープに、日高屋初の魚介系のうまみを効かせた新しい味!「日高ちゃんぽん」
会の最後は試食タイムで、集まった皆様に一足早く創業50周年記念メニュー「日高ちゃんぽん」をご試食いただきました。こちらは3月1日から全店で提供開始予定。価格は690円(税込)で、4月中旬頃までを予定し、期間限定でのご提供となります。
試食タイムでのお声で多かったのが、とんこつベースの魚介系スープのうまみについてでした。ありがたいことにかなりのご好評をいただけたようで、日高屋初のとんこつベースの魚介系スープを導入したメニュー開発担当責任者もホッと胸をなでおろしておりました。具材は、豚肉、キャベツ、白菜、玉ねぎ、にんじん、ブロッコリー、海老、イカ、アサリ、かまぼこを使用し、中華鍋でさっと炒めて麺の上にのせて仕上げられます。また、トッピングの「秘伝の辛味噌」(別料金)を追加していただくと、お好みで味変して食べることができるのも工夫のひとつとなっております。
季節が暖かくなる4月中旬頃まで、「日高ちゃんぽん」が多くの皆さまの心と身体を温めご満足いただけることを願い、会の終了となりました。
- 【(株)ハイデイ日高50周年記念メニュープレス向け先行発表会・試食会開催概要】
・開催日時:2023年1月31日(火)
・開催場所:日高屋 方南町駅前店(住所:東京都杉並区方南2-21-4 ※2023年2月3日オープン)
・登壇者:株式会社ハイデイ日高 代表取締役会長 神田 正/代表取締役社長 青野 敬成
・開催内容:(株)ハイデイ日高50周年の歩みとこれからの50年に向けての展望、50周年記念メニューの試食等
【(株)ハイデイ日高 沿革】
1973年 2月現会長によって中華料理「来々軒」をさいたま市大宮区宮町に創業。
1975年 3月「来来軒」大宮南銀座店を開店。
1980年 5月現本社をさいたま市大宮区吉敷町に移転。
1983年10月現有限会社から株式会社に改組。「来来軒」大宮西口店を開店。
1986年 3月現さいたま市大宮区三橋に食材供給子会社株式会社日高食品を設立し、麺と餃子の生産を開始。
1987年 3月本社をさいたま市大宮区桜木町に移転。
1993年 3月都内進出第1号店として、「らーめん日高赤羽店」を北区赤羽に開店。
6月本社をさいたま市大宮区三橋に移転。店舗数が20店舗を超える。
7月新業態として居酒屋「文楽座」の展開を開始。第1号店をさいたま市大宮区桜木町に開店。
1994年 4月新業態「ラーメン館」の展開を開始。第1号店をさいたま市大宮区宮町に「大宮ラーメン館一番街店」として開店。
7月新業態「台南市場」の展開を開始。第1号店をさいたま市大宮区宮町に「台南市場大宮東口店」として開店。
12月東京の繁華街第1号店として、新宿区歌舞伎町に「新宿ラーメン館歌舞伎町店」を開店。以後都心の繁華街出店が加速する。
1995年 1月本社をさいたま市大宮区大門町に移転。
3月食材供給子会社株式会社日高食品を吸収合併。
1998年 6月商号を「株式会社ハイデイ日高」に変更し、シンボルマーク、ブランドマークを制定。
1999年 9月当社株式を日本証券業協会に店頭登録。
2002年 6月現在の主力業態である「日高屋」の展開を開始。第1号店を「日高屋新宿東口店」として開店。
7月神奈川県進出第1号店として、川崎市川崎区に「ラーメン館川崎銀柳街店」を開店。
12月「日高屋六本木店」を開店。これをもって総店舗数100店舗達成。
2003年 3月第11回優良フードサービス事業者等表彰・新規業態開発部門において「農林水産大臣賞」を受賞。
2004年 2月売上高100億円を達成(2004年2月期)。
9月千葉県進出第1号店として、松戸市に「日高屋北小金店」を開店。
2005年 2月行田工場本格稼働開始。
4月当社株式を東京証券取引所市場第二部に上場。
12月「日高屋西荻窪南口店」を開店。これをもって総店舗数150店舗達成。
2006年 3月外食産業界において初の「デンマーク食品農業大臣賞」を受賞。
*8月当社株式が東京証券取引所市場第一部に指定。
9月新業態「焼鳥日高」の展開を開始。第1号店を「焼鳥日高川口駅東口店」として開店。
2008年 7月「日高屋茅ヶ崎北口店」を開店。これをもって総店舗数200店舗を達成。
2009年 2月外食産業記者会主催の「外食アワード2008」受賞。売上高200億円を達成(2009年2月期)。
11月「日高屋西葛西北口店」を開店。これをもって総店舗数250店舗を達成。
2012年 2月FC3店舗を含め、株式公開時の目標であった店舗数300店舗を達成。
2017年 5月店舗数400店舗を達成。※FC含む
2018年 2月売上高400億円達成。
2022年 2月本社を大宮門街SQUAREに移転。
- 創業50周年記念メニュー概要
●創業50周年記念期間限定メニュー「日高ちゃんぽん」
新商品「日高ちゃんぽん」は、とんこつベースのスープに魚介系の旨味がしっかり出た、味わい深い1杯です。麺は、「日高屋」オリジナルの喜多方風の太麺を使用。具材は、豚肉、キャベツ、白菜、玉ねぎ、にんじん、ブロッコリー、エビ、イカ、あさり、かまぼこを使用し、食べ応えも抜群です。中華鍋でサッと炒めた野菜の食感もお楽しみいただけます。
▼新商品「日高ちゃんぽん」
期間限定販売
価格:690円(税込)