※本プレスリリース内に記載の「夫婦」は、配偶者およびパートナーのことを指します。
背景
昨今、食料品など生活必需品の値上げが相次いでおり、そのような流れは今後も続く可能性があります。このような状況下から、”節約“や”家計の見直し“意識が高まり、家計簿アプリのアクセス数は前年と比較して250%以上増加(注1)しています。そこで、ご家庭の家計簿管理やプリント管理を手助けするスキャナーScanSnapを提供するPFUは、家計簿についてのメリットや挫折の背景を調査するため、アンケートを実施しました。
アンケート調査
今回の調査で明らかになった結果は以下の通りです。
調査サマリー
・家計簿をつけていると回答した人は、37.4%
・家計簿をつけていて、「生活の収支を把握できるようになった」と回答した人は、81.3%
・家計簿をつけていて、「家計簿をご家庭に共有している」と回答した人は、62.5%
・家計簿を夫婦で共有している人は、共有していない人と比べ「夫婦の時間や会話の満足度」の評価が約三割高い
・「家計簿をつけたことはあるが、今はつけていない」と回答した人の要因の70.3%が「面倒くさくなるから」
調査概要
・調査対象:20歳~49歳の配偶者/パートナーがいる方(641名 )
・調査方法:ルームクリップ株式会社が提供する「RoomClipリサーチ」を用いたアンケート形式での実施
・実施期間:2023年2月21日~2月27日
※本資料に含まれる調査結果を掲載いただく際は、必ず『2023年3月16日発表、株式会社PFU調べ』と明記ください
調査結果
・家計簿をつけている人は37.4%、内、デジタルで管理している人が45.4%
20代から40代のご家庭を対象に、「家計簿をつけていますか」と質問しました。その結果、「家計簿をつけている」が37.4%、「つけたことはあるが、今はつけていない」が44.6%、「つけていない」が16.8%でした。(図1)
では、家計簿をつけている人はどのような方法でつけているのでしょうか。家計簿をつけていると回答した人に、「どのように家計簿をつけているか」質問したところ、最も多かったのは、「家計簿アプリ」で45.4%でした。(図2)
「家計簿アプリ」と回答した人の中には、「グラフで収支の流れを見える化できること」や、「口座連携で自動入力されるので収支の把握や過去との比較がしやすい」といった意見がありました。手書きで記載するよりも手間がかからないことや、利便性が高いことから、家計簿アプリが選ばれていることが分かります。
・家計簿をつけている!そのメリット1位は「生活の収支が把握できるようになった」
Q.1で、家計簿をつけていると回答した人に「家計簿をつけることでどのように暮らしが変化したか(メリット)」を質問したところ、最も多かったのは「生活の収支が把握できるようになった(81.3%)」、次いで回答が多かったのは「節約意識が高まった(55.0%)」でした。(図3)
このことから、家計簿で生活の収支を明確にすることで、お金に対する意識が高まっていることが分かります。昨今値上げラッシュが続く状況下ではより一層、家計簿は家計の節約に役立つ有効なツールといえます。
具体的なエピソード(一部抜粋)
<1位 生活の収支を把握できるようになった>
・コンビニの利用回数など、無駄遣いしている金額を把握出来るため、ある程度セーブしながら買い物をする事が出来ていると思う。(20代)
・楽しいこと(レジャーや外食など)に使える予算について見通しを立てやすくなった。将来への不安も減った。(40代)
・今まで不透明だった支出が目に見えて把握でき、貯蓄することに楽しみを見出せた。(40代)
<2位 節約意識が高まった>
・家計簿を付け始めたときは思っていたよりも支出が多く驚いた。支出の目標を決めて節約を意識するようになった。(30代)
・どの費用が多くかかっているのか知ることができ、その話を主人に相談して節約意識を高めることができた。(30代)
・収支を把握し、家族と具体的に考える中で、節約できるポイントを探すことができた。米をネットでまとめ買いする。お菓子を手作りするなど。(30代)
<3位 家族やパートナーとの間でお金の話をしやすくなった>
・転勤で二重生活となったが、お互いどんなふうにお金を使っているかの話がしやすく、どんな生活をしているかも分かりやすくなり、会話も増えたと思う。(40代)
・収支の把握を全くしていなかった夫。家計簿をつけることで家計を一緒に見直していけるようになった。(30代)
・結婚はしていないのでお金の話がしにくかったのだが、一緒に暮らすうえで話さなくてはと思っていたので、いいきっかけになった。(20代)
・家計簿を夫婦で共有しているご家庭は、「夫婦の時間や会話の満足度」が高かった!
Q.1で家計簿をつけていると回答した人に「家計簿を夫婦の間で共有しているのか」を質問したところ、62.5%の人が「共有している」と回答しました。(図4)
続いて、Q.1で家計簿をつけていると回答した人に「夫婦仲の良さ」と「夫婦時間や会話の満足度」を質問したところ、「家計簿を共有している」人ほど、それぞれの満足度が高いということが分かりました。特に、「夫婦時間や会話の満足度」では、10段階評価のうち6~10を満足度が高いグループとすると、共有している夫婦の89.3%が、満足度が高いと回答し、共有していない夫婦の61.9%と比べ、約三割の大きな開きあることが分かりました。(図5)(図6)
この結果から、家計簿を共有し夫婦間で家計を考えるようになることで、より仲が深まると考えられます。
・家計簿をつけていたけど挫折してしまった!一番の理由は「面倒くさくなるから」
Q.1で「家計簿をつけたことはあるが、今はつけていない」と回答した人に、「なぜ家計簿をつけるのをやめましたか?」と質問したところ、最も多かった回答は「面倒くさくなるから(70.3%)」でした。次いで多かった回答は「忙しくてつけるのを忘れてしまうから(40.9%)」、その次に「時間が無くてあきらめてしまうから(34.8%)」でした。
この結果から、手間や時間が、家計簿をつける障壁になっていることが分かります。(図7)
具体的なエピソード(一部抜粋)
<1位 面倒くさくなるから>
・紙ベースの記載は家時間が少なく、忙しいときには億劫になり続かなかった。(40代)
・スーパーでも雑貨を買ったり、百均でも食品を買ったりして、食費や雑費など振り返って分けて書くのが大
変だったから。(30代)
・紙の家計簿は嵩張るのと面倒でやめてしまう。 レシートを撮影しての家計簿はうまく読み取れず、めちゃめちゃになるのでやめた。(30代)
<2位 忙しくてつけるのを忘れてしまうから>
・忙しくて溜めてしまい、家計簿を付けるのが何ヶ月かごとにしかできなくなり面倒臭くなったのでやめた。
(30代)
・パソコンで家計簿をつけていた事があったが、子どもが産まれてその時間が取れなくなった。(30代)
<3位 時間が無くてあきらめてしまうから>
・忙しい為、レシートをまとめて家計簿をつけようと思うと、どんどん後回しになりやめてしまった。(30
代)
・レシートから登録する手間がかかる、記録する時間がない。(30代)
・レシートを溜めていても、結局家計簿を付ける時間がなくレシートを捨ててしまう。(30代)
本調査を通じて、家計簿をつけることで生活の収支を把握でき、節約意識が高まるメリットがあることが分かりました。
また、その家計簿を家庭内で共有することで、家計を夫婦で考えるようになり、夫婦の時間や会話の満足度が高まる傾向があります。家計簿を1人でつけていても、ご家庭の協力が得られないと一人相撲になってしまう恐れがあります。
是非この機会に、家計簿をつけ、共有してみるのはいかがでしょうか。
ScanSnapと家計簿アプリの連携で挫折せずに続けられる!
ScanSnapは情報整理に長けたスキャナーす。
家計簿アプリと連携可能(注2)で、レシートをワンタッチでスキャンするだけで、簡単に家計簿管理できます。
ScanSnapで家計簿管理を時短でカンタンに支援する機能
家計簿の記録方法を、ScanSnapを用いて時短でカンタンにすることで、家計管理を挫折せずに続けることができます。また、夫婦での家計簿共有についても、お互いが自身の発生したレシートをスキャンするだけで、1つの家計簿アプリに集約することができ、ストレスなく家計簿の共有が可能となります。
PFUは、今後も、家庭に潜む課題解決、スマートで快適な暮らしを支援していきます。
ScanSnapを用いた家計簿術の詳細はこちら
https://scansnap.fujitsu.com/jp/ads/household-account-book/
商標について
・ScanSnapは、株式会社PFUの日本における登録商標です。
・その他、記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
注釈
注1:アプリ情報メディア「Appliv」家計簿アプリ
https://app-liv.jp/lifestyle/finance/0622/
引用元 https://mag.app-liv.jp/archive/139263/
注2:ScanSnapに家計簿アプリは添付されていません。別途家計簿アプリをダウンロードする必要があります。
関連リンク
・https://scansnap.fujitsu.com/jp/ (ScanSnap紹介サイト)
・https://scansnap.fujitsu.com/jp/ads/household-account-book/ (ScanSnapの家計簿関連ページ)
※プレスリリースに掲載されている情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。