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川崎重工と国立西洋美術館、初のオフィシャルパートナー契約を締結

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「アートの力を活かした豊かな社会づくり」を目指して

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川崎重工業株式会社(本社:東京都港区、以下、川崎重工)と独立行政法人国立美術館国立西洋美術館(所在地:東京都台東区、以下、国立西洋美術館)は、2023 年 3 月 17 日、オフィシャルパートナー契約を締結しました。

 ​両者は、本年4月1日よりパートナーシップを通じて「アートの力を活かした豊かな社会づくり」を目指します。

 なお、国立西洋美術館にとって松方幸次郎に由来する包括的オフィシャルパートナー契約の締結は、初の取り組みとなります。
 3月17日に、国立西洋美術館にて本件に関する記者発表会が行われ、川崎重工のテレビCMに出演しているトラウデン直美さんもゲストとして登壇しました。

左から田中正之(国立西洋美術館長)、 橋本康彦(川崎重工業株式会社 代表取締役社長執行役員)

出典:PRtimesより引用

左から田中正之(国立西洋美術館長)、 橋本康彦(川崎重工業株式会社 代表取締役社長執行役員)

 

 

 

左から トラウデン直美さん、 田中正之(国立西洋美術館長)、 橋本康彦(川崎重工業株式会社 代表取締役社長執行役員)、 金花芳則( 川崎重工業株式会社 取締役会長)

出典:PRtimesより引用

左から トラウデン直美さん、 田中正之(国立西洋美術館長)、 橋本康彦(川崎重工業株式会社 代表取締役社長執行役員)、 金花芳則( 川崎重工業株式会社 取締役会長)

 

出典:PRtimesより引用

〈背景〉 
 国立西洋美術館は1959年、フランス政府から寄贈返還された「松方コレクション」(印象派の絵画およびロダンの彫刻を中心とするフランス美術コレクション)の保存・公開を目的に設立されました。「松方コレクション」とは、1910年代の終わりから1920年代にかけて川崎造船所(現・川崎重工)の初代社長・松方幸次郎が「日本人に本物の西洋文化や美術を見せたい」という明治人らしい気概をもってヨーロッパ各地で収集した美術品で、その数は海外に流出していた浮世絵約8,000点を含めて1万点にも及びます。

 川崎重工は、前身である川崎造船所創業者の川崎正蔵と初代社長の松方幸次郎が築いた重工業メーカーで、「世界の人々の豊かな生活と地球環境の未来に貢献する」を川崎重工グループのミッションに掲げており、松方コレクションの歴史的な関係性だけでなく、松方幸次郎のこころざしを継承し、西洋美術を通して、人々の心の豊かさの醸成に貢献してきた国立西洋美術館の活動に共感し、このたびオフィシャルパートナー契約を締結することとなりました。

〈今後の取り組み〉
 
川崎重工と国立西洋美術館は、協力して多様で先進的な芸術鑑賞の機会を広く平等に提供することにより、人々の豊かな暮らしと心の醸成に一層寄与することを目指します。
 具体的には、オフィシャルパートナーとなる川崎重工の提供による国立西洋美術館の所蔵作品(常設展)の無料観覧日”Kawasaki Presents Free Day(仮称)“ の実施(原則として毎月第二日曜日)のほか、映像やデジタル技術を活用したコンテンツの拡充、そして所蔵作品をより深く知るための鑑賞体験プログラムの充実といった取り組みを通じ、より多くの人に広く美術に触れる機会を提供します。さらに、川崎重工では従業員を対象にしたプログラムを通じ、従業員のウェルビーイング向上を推進します。

川崎重工業株式会社 代表取締役社長執行役員 橋本 康彦のコメント
 このたび、国立西洋美術館様とオフィシャルパートナーを締結させていただきましたことは大変光栄であり、うれしく思っております。
 当社は、創業者の川崎正蔵が1878年に東京・築地に造船所を開設し、その後の1896年、神戸に設立した川崎造船所が前身で、その初代社長が松方コレクションでご存じの松方幸次郎です。松方社長は、造船業から鉄道車両、航空機など事業を多角化し、時代の先をいく経営をリードしました。その事業基盤は、今ではプラントやロボット、モーターサイクルなどにも広がり、「技術のカワサキ」として幅の広い事業を展開しています。
 「芸術」と「技術」とアプローチは異なりますが、両者は松方幸次郎をルーツにもち、「人々の暮らしと心を、もっと豊かにしたい」という目指す方向は同じです。多くの方に西洋美術館を訪れていただき、松方社長の「多くの日本人に西洋文化を見せたい」というコレクションへの想いを感じていただき、素晴らしい作品を気軽に楽しんでいただければと思います。そして西洋美術の鑑賞を通して、心身ともに豊かとなるウェルビーイングな素晴らしい社会が築かれることを願っております。

国立西洋美術館長 田中 正之のコメント
 松方幸次郎が西洋美術の収集に乗り出さなければ、そもそも国立西洋美術館は存在することもできませんでした。松方は、日本が経済的にも文化的にも発展していくためには西洋芸術への理解が欠かせないと考えて、収集作品を充実させ西洋美術を専門とする美術館の設立を計画していましたが、残念ながら歴史の荒波に翻弄され、その計画は頓挫することとなりました。その夢がようやく形を変えて実現したのが、1959年の国立西洋美術館の設立です。
 松方が当初設立しようとしていた美術館は「共楽美術館」と名付けられていました。彼は人々がまさに「共に楽しむ」場所として美術館を構想していたことになります。人々がみな芸術を楽しみ、豊かな生活を送る体験の場となり、それが未来への発展の跳躍台ともなる美術館を作ることを松方は目指していたのではないでしょうか。これは今でもなお私たちが志すべき使命だとも言えます。
 そのような松方の希望を、川崎重工とのパートナーシップのもと、国立西洋美術館はさらに発展させていきたいと思っております。これからの川崎重工と当館の取り組みにぜひご期待ください。

川崎重工について
 1878年に創業者である川崎正蔵が川崎築地造船所(東京)を開設後、1896年に川崎造船所(神戸)を設立。初代社長に就任した松方幸次郎は造船以外に、1906年の鉄道車両、1918年の航空機など事業を多角化。現在は、船舶、鉄道車両、航空機、モーターサイクル、発電設備(ガスタービン・ガスエンジン)、産業プラント、ロボット、油圧機器など幅広い事業を展開しています。2030年に目指す将来像として、グループビジョン2030「つぎの社会へ、信頼のこたえを~Trustworthy Solutions for the Future~」を制定し、社会課題の解決に向けた革新的なソリューションの提供と、豊かな未来の創造に貢献します。
参考リンク:川崎重工ウェブサイト(https://www.khi.co.jp/

国立西洋美術館について
 国立西洋美術館はフランス政府から寄贈返還された松方コレクション(モネやルノワール、ロダンらの名品を含む)を基礎に、西洋美術に関する作品を広く公衆の観覧に供する機関として、1959(昭和34)年4月に発足しました。以来、広く西洋美術全般を対象とする日本で唯一の国立美術館として、展覧事業を中心に、作品および資料の収集、調査研究、保存修復、教育普及、出版物の刊行等を行っています。本館は、フランスの建築家ル・コルビュジエ(1887-1965)の設計により、1959(昭和34)年3月に竣工し、2016年に世界文化遺産に登録されました。
参考リンク:国立西洋美術館 (nmwa.go.jp)

 

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