RATIONAL AG「Factory of the Year 2022」の授賞式が
開催されました。
ドイツに本社を置き、自社製品のスチームコンベクションオーブンの世界シェア約50％を誇る、RATIONAL AGの子会社、株式会社ラショナル・ジャパン（東京都千代田区、代表取締役社長：赤井洋）は、本社のRATIONAL AGが受賞した「Factory of the Year 2022」（ドイツ語表記：Fabrik des Jahres 2022）の授賞式が2023年3月22日に行われたことを発表いたしました。
ミュンヘンで開催された「Factory of the Year 2022」の授賞式には、RATIONAL AG最高執行責任者のペーター・ヴィーデマンが登壇しました。産業界と科学界の著名な専門家で構成される「Factory of the Year 2022」の審査委員会は、ドイツのランツベルク アム レヒにあるRATIONALの自社工場を、弾力的なサプライチェーン・より高い持続可能性・熟練労働者の厳しい採用、といった多様な課題に成功裏に対処したことを評価し、受賞者を決定しました。近年RATIONALは、このヨーロッパの製造業において最も権威のあるコンペティションの常連となっていますが、今年はついに総合優勝を果たしました。
また、授賞式の翌日には、式の参加者が優勝者の生産施設を実際に訪問し、工場見学が行われました。数時間に及ぶ見学では、RATIONALのチームが、グローバルマーケットリーダーとして成功の秘訣を詳しく説明しました。
30年以上にわたって、トップクラスの企業たちは、自分たちが一歩先を行くところを示すために競い合ってきました。RATIONALは、継続的な開発、長年にわたるサプライヤーとの関係、そして「U.i.U. 原則」 （企業内起業の理念）に基づく社員一人ひとりの自立した活動が成功の秘訣であると審査員から評価されました。ヴィーデマンは「私たちは単に何事に対してより感情的な見方を心掛けています」と、成功の秘訣を要約し、続けて「例えば、CIP（Continuous Improvement Process：継続的改善プロセス）の提案には、まず10ユーロの報酬を与え、年末には優秀な提案を表彰し、これにも多額の報酬を与えています。お金をどう使うかはチームの自由。これはチームビルディングとモチベーションの向上に大きく貢献しています」とコメントしています。
「Factory of the Year 2022」の受賞は、研修から始まる企業内起業の理念（U.i.U.原則）も大きく評価されました。2年前、これがきっかけで、ジュニアグループが設立され、自分たちで商品を考え、自社で販売するようになったことなどが挙げられます。「U.I.U.原則」は、調理システムの構築であれ、サプライヤーであれ、その分野の全責任を負います。調理システムの生産には、一台に対して社員が一人で取り掛かり、最後にサインをするのです。
RATIONALはコロナ禍のパンデミックにおいても、このような人的投資を継続した結果、10億ユーロの売り上げを達成いたしました。
「Factory of the Year」について
経営コンサルタント会社であるA.T. Kearney社が、SV Eventsと共同で開催したコンテスト。受賞者は、2つの審査段階を経て選ばれる。第一審査は、参加企業はバリューチェーンに沿ったあらゆる側面について詳細なアンケートに答える必要があり、これらの主要な数値に基づき、トップグループが特定され、第二審査で審査委員会による現場監査が行われる。
◆参考サイト： https://www.fabrik-des-jahres.de/en/
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RATIONALについて
RATIONALグループは、業務用厨房での加熱調理分野における世界屈指のマーケット・リーダー、テクノロジー・リーダーです。1973年に設立され、現在では従業員数は2,300人以上を数えます。その内1,100人以上がドイツで活動しています。RATIONALは2000年にフランクフルト株式市場のプライム・スタンダードに上場され、現在はMDAXに上場されています。私たちの第一の企業目標は、お客様に常に最大の価値をご提供することです。RATIONALは、持続性という原則の遵守に対する責任を深く認識しています。これは、環境保護、主導、社会的義務といった基本原則における姿勢の表れです。高い水準でRATIONALが成し遂げた業績により、毎年、数多くの国際的表彰を受けています。
