今回のプレスリリースを通して、GlobalSIGHT合同会社が行っている事業をより多くの方に知ってもらい、Society5.0、AI革命、グローバル化などの諸現象が繰り広げられている日本で生きる若者に不可欠な「教育」の在り方について少しでも考えるきっかけになっていただけたら幸いです。
GlobalSIGHT合同会社の「教育事業の紹介」
GlobalSIGHT合同会社は、上智大生である玉村が2021年11月に設立した会社です。弊社は教育事業の他にリラクゼーション事業も行っておりますが、メインでは教育事業を展開しております。現在行なっている教育事業は以下の通りです。
①オンラインで総合型選抜入試・学校推薦型選抜入試対策を行う塾「ONLINE AO」の運営
②全国に総合型選抜入試を拡める事業「ONLINE AO plus」の運営
③若者の非認知能力・EQを向上・計測する教育サービスの新規開発中
会社概要:https://globalsight.capital/company/
ONLINE AO公式HP:https://globalsight.capital/
ONLINE AOで実際に使用している教科書↓
グローバル化、多様化、複雑化が急速に進む昨今の社会においては、IQだけでなく、「EQ・非認知能力」の重要性が高まっています。非認知能力はIQとは異なり、数値化するのは難しいとされています。主体性や創造性、コミュニケーション能力や協働力などが挙げられます。これらの非認知能力に位置付けられる能力は社会に出た際に、IQよりも重要だとする意見が多く存在します。
そのような考えがある背景には、今までは良い大学に行き、良い企業に就職するといったレールに敷かれた「安定した道」を進むことが「善」とされていたことが大きく関係していると考えられます。そのため、多くの教育機関は認知能力を高め学校の成績やテストの点数を高めることだけに注力してしまっていました。IQが高ければ、テストで高得点を取ることができるため良い大学に行くことができ、高い学歴があれば大企業に就職できるため安泰な生活を送ることができるからです。しかし、急速なAIの発展による雇用の減少、少子高齢化やグローバル化による社会構造の変化などによりそれらの常識が変わりつつあり、それに伴い社会で求められる能力が変化しつつあります。
実際に、厚生労働省はアメリカにおける大学受験と同じ、AO入試(総合型選抜入試・学校推薦型選抜入試)によって合格を決める志願者の数を増やしていくべきという意向を示しています。これにより、多くの国立大学や私立大学はAO入試枠、指定校推薦入試枠を増加させ、現在では一般入試の割合とほとんど変わらない割合になっています。この背景としては、やはり、IQという単面的な評価ではなく、これからの社会に必要なEQ等の数値化できない能力を多面的に評価するべき、という考えが広まっていることが関係していると思われます。
弊社のこれからの「展望」
弊社は従来の学習塾のように、テストの点数を伸ばしたり、認知能力(IQ)を向上させたりする教育サービスは提供しません。なぜなら、これからの新しい時代・社会には、「非認知能力」が求められると確信しているからです。また、すでに多くの学習塾や教育機関等はIQを高めたり、成績を高めたりするためのサービスを展開しており、弊社が介入する必要もないと感じております。