◆なぜ嬬恋村に「シャクナゲ」なのか
1970年代、シャクナゲを種から栽培している農家は新潟に少しいる程度で、ビニールハウス栽培のため生産されるシャクナゲは小さなもののみでした。また、開花まで5年~10年の年月が必要であったり、小さい頃は日陰、大きくなると日向を好むこと、はたまた酸性の土が必要であったりと、必要条件が多いことから屋外での栽培の前例がありませんでした。加えて、種から栽培を行っている農家は皆無だったため、シャクナゲ栽培はミッション・インポッシブルといわれていました。
そんなシャクナゲ栽培に日本で初めて成功したのが、嬬恋村で造園業を営んでいた坂井さんです。「もともと山からもらった種なのだから寄付しましょう」という考えのもと、何万本ものシャクナゲの木が坂井さんから嬬恋村に寄付されました。感動した嬬恋村民は一丸となって「浅間高原シャクナゲ園」を造園しました。こうして誕生したシャクナゲ園では毎年5月〜6月にかけて約15万本が咲き、花の楽園が出現します。
◆浅間高原シャクナゲ園まつり
休暇村嬬恋鹿沢から車で約30分。嬬恋村のシンボルでもある広大なキャベツ畑の奥に、浅間高原シャクナゲ園(東京ドーム10個分の面積)は位置しています。三ツ尾根山麓に広がる浅間高原シャクナゲ園では5月中旬~6月上旬にかけておよそ15万株ものシャクナゲが咲き乱れ、シャクナゲにちなんだイベントも数々行われます。
園内はハイキングコースになっているのでお弁当持参で出かけるのがおすすめ。体力に自信が無い方も、駐車場からすぐにシャクナゲ畑が広がっているので「歩くのはちょっと…」という方も、気軽に楽しめます。
名 称:第20回 浅間高原シャクナゲ園まつり
開催期間:2023年5月11日(木)~2023年5月28日(日)
開催時間:9:00~16:00(最終入場15:30)※天候や条件により変更になる場合がございます。
料 金:大人300円(協力美化金)/小学生以下 無料/無料駐車場あり
◆まつり期間中はイベントも盛りだくさん!!
浅間高原野鳥の会がガイドする「のの生き物観察会」やシャクナゲ園のフォトスポットをスタッフがご紹介する「お楽しみ写真会」。ジオガイドの会のガイドが園内を案内する「園内ガイド」、そしてシャクナゲを始め数種類の植物を取りそろえた「植物販売」など、シャクナゲ園まつり開催期間中は、様々なイベントが開催されます。週末は地元で人気のキッチンカ―も出店予定です。
▽スケジュールや予約詳細は以下URLをご参照ください▽
https://tsumagoi-kankou.wixsite.com/rhododendron-park
◆休暇村はシャクナゲ園の維持保全に協力します
「浅間高原シャクナゲ園まつり」の期間中(5/11~28)、休暇村嬬恋鹿沢でもシャクナゲの苗をフロントにて販売します。収益はシャクナゲ園の維持管理のため、その全額をシャクナゲ園へ寄付します。
アズマシャクナゲ(1株) 1,000円~(税込)
◆休暇村嬬恋鹿沢「つまごいプレミアムビュッフェ」プラン
ご夕食は、真空低温調理で仕上げた国産和牛のステーキを始め、山菜の天ぷらなど群馬や長野の厳選食材を使った料理が並ぶ「つまごいプレミアムビュッフェ」をご用意。52年連続出荷量日本一の「嬬恋高原キャベツ」にこだわり、年間を通して嬬恋高原キャベツを使用したメニューをご提供しています。4月1日から6月30日までは、季節限定メニューの「鯛のお造り」「鯛のあら炊き」「真空低温調理:筍と豚の角煮」をお楽しみいただけます。
また、朝食の「高原の朝ごはんビュッフェ」では、旬の高原野菜、下仁田蒟蒻、信州そばなど、群馬と長野の食材がずらりとビュッフェラインを彩ります。4月からは「嬬恋ミニロールキャベツのラザーニャ」「飼料にこだわった青山の卵を使った冷製スフレ」も新登場しました。
期 間:通年
料 金:平日1室2名利用 大人1名1泊2食付き 15,150円 (税込) ~
※ビュッフェメニューは日によって内容が変わります。
※予約状況等により個食スタイルの会席料理(夕食)と朝食は和食膳となる場合がございます。
◆休暇村 嬬恋鹿沢
群馬県の西端、標高1400mの高原に建ち、周囲をカラマツやシラカバに囲まれ、ホテルから半径1400m以内に民家や観光施設が無い「ポツンと温泉リゾート」。広大な敷地の中にホテルやキャンプ場、遊歩道などが整備されています。大浴場には名湯「鹿沢温泉」を引湯。周辺には花や新緑・紅葉を満喫できるハイキングや登山コースが多数存在しています。
所在地:〒377-1695 群馬県吾妻郡嬬恋村田代1312
TEL 0279-98-0511 FAX 0279-98-0513
支配人:小森 克敬
URL:https://www.qkamura.or.jp/kazawa/
◆自然にときめくリゾート休暇村
日本の景色を代表する国立公園・国定公園など優れた自然環境の中にあるリゾートホテル。35か所ある休暇村は、「自然にときめくリゾート」のコンセプトのもと、地元の食材を活かした料理や、地域の自然、文化、歴史とのふれあいプログラムなど、その土地ならではの魅力にふれる場を提供し、すべてのお客様に心が自然にときめくひとときをお届けします。