ミズノは、飲食店厨房作業用シューズ「SOFPON(ソフポン)」を、ミズノワーク品を取り扱いする全国の作業用品専門店やホームセンター、ミズノ公式オンラインなどで4月20日に発売します。
▼「SOFPON」
URL:https://jpn.mizuno.com/working/products/shoes/sofpon
総務省統計局が発表した令和2年国勢調査※1によると、日本の飲食店就業者数は、約214万人といわれています。一般的に、厨房作業は長時間の立ち仕事による足への負担や、床に落ちた油、水により滑りやすいため転倒事故のリスクがあると言えます。
※1総務省統計局「令和2年国勢調査」
https://www.stat.go.jp/data/kokusei/2020/index.html
「SOFPON」は、スポーツシューズ開発ノウハウを活用し、滑りにくさを考慮したアウトソールの意匠により厨房での転倒リスク抑制と立った姿勢での安定性を追求したワークシューズです。また、クッション性やソフトな履き心地を追求しています。
ミズノが飲食店厨房作業向けのシューズを出すのは初めてです。
「SOFPON」の販売目標は4,000足です(発売から1年間)。
「SOFPON」の特長
■水や油など滑りやすい現場に適したアウトソール設計
「SOFPON」のアウトソールは、油や水に対して滑りにくいアウトソール意匠を採用することで耐滑性を追求しています。
アウトソール意匠には、つま先から踵方向と斜め方向にかけて、水や油が流れ出やすくするための溝を配置(下記赤矢印参照)しています。水や油が溜まることで起きるスリップに対し、溝を配置することで水や油のはけをよくし、滑りにくくしています。
また、外周部に連続的に意匠を配置することで立位時、歩行時の安定性を追求しています。
アウトソールの素材には、油による劣化が起こりにくい耐油性ラバー素材を採用することで、意匠の減りを軽減しています。
<アウトソール>
■踵のクッション性を高める『セル構造』
「SOFPON」には、踵部のクッション性を高める『セル構造』を搭載したミッドソールを採用しています。
『セル構造』は、複数の独立した突起状設計で各セル同士に隙間を持たせています。隙間により荷重時に各セルがたわむことでクッション性を高めています。
<セル構造>
■ソフトな人工皮革 やさしく包み込む
「SOFPON」の甲被には柔らかい人工皮革を採用し、履き口まわりには柔らかい作りにすることで、ソフトな足あたりで足にやさしい履き心地を追求しています。
ミズノのワークビジネス
ミズノは、1997年からスポーツ品開発で培った技術や知見を活用した別注の企業ユニフォームを企画・販売する専門部門を設置し、これまで約700社以上に納品しています。近年、企業などからの需要を受け、2016年3月からワークシューズを、2018年2月からワークアパレルを本格的に展開。2019年4月にはワークビジネス事業部を新設し、建設業、運輸業、製造業をはじめ、さまざまな業種へのさらなる拡大と商品ラインナップ拡充を進めワークビジネス強化に取り組んでいます。
2025年度には170億円の売上を目指しています。
記
(お客様のお問合せ先)ミズノお客様相談センター TEL:0120-320-799