この度、2022‐2023年シーズン(12月~3月の4か月間)において、NSDキッズプログラムの活動を含め、お子様の来場者数が、直近6シーズンにおいて最高値10万人を超えたことを報告いたします。
日本のスキーリゾートと地域の未来のため、一人でも多くのお子様が、世界からも評価が高い日本の雪を楽しみ、素晴らしい経験ができるよう、今後も取り組みを強化してまいります。
※同条件で比較可能な範囲として過去6シーズンでの来場比較を発表しております。
●NSDグループのお子様たちへの取り組み
NSDでは、日本の未来を支える子供たちに、私たちの事業を通して素晴らしい自然を体感し、子供たちの成長に貢献したい想いから、スキーリゾートへの来場を促進する目的でNSDキッズプログラムを開始いたしました。
日本の良質な雪、そして高いレベルのサービスや食事など日本文化をもとめ、コロナ前の入国制限がかかるまでは海外から訪れるお客様は毎シーズン増加していた一方で、残念ながら国内のファミリー層や若い方の来場は年々縮小しておりました。また、コロナ禍により、スキー修学旅行や家族旅行の自粛等により、お子様が自然や雪山での体験できる機会が失われておりました。当プログラムでは幼少期に素晴らしい自然での体験がお子様の成長につながり、家族を含め雪山エントリーの負担をサポートしたいと活動をしております。
また、当プログラムに賛同いただき、他のスキーリゾートにもご参加いただいております。
●2022-2023年度NSDグループ8スキー場の国内子供来場者(12月~3月)
日本スキー場開発グループのスキー場では、ファミリーやお子様が来場しやすい環境への取り組みを実施しております。
結果2022-2023年シーズンにおいては、インバウンドを除く子供来場数が過去6年シーズンにおいて、約100,600人(12月~3月子供来場)※1の最高数値となりました。
※1 NSDグループ8スキー場の合計
6シーズン前より、グループスキー場へゲートシステム等の導入実施し、当期間で比較しております。
※インバウンドのお子様来場はカウントしておりません。
※八方尾根スキー場のこども来場者数は、22-23シーズンよりこども券に中高生も含まれることとなったため、八方尾根スキー場の前年実績に他7スキーリゾートの当期のこども券の増加率を掛けて計算しています。
【NSDキッズプログラム】
NSDキッズプログラムでは、新たにウィンタースポーツへ参加する子供たちが年々減少する傾向を受け、小学生以下のシーズン券を限定枚数での募集や、シーズンでのレンタル用具のサポートを企画することで、ご家族で大自然と一体となった素晴らしいウィンタースポーツを体験頂いております。
NSDキッズプログラム2022-2023年シーズンでは、長野県・群馬県・新潟県・岐阜県・滋賀県・宮城県の10スキーリゾートにてNSDキッズプログラムを開催し、多くのお子様がスキーリゾートを楽しむ環境を拡大してまいりました。「スキー場へまた行きたい!」家族みんなの笑顔と雪山での感動を体験して頂く為、雪山デビューの軽減ができる環境を1つ1つ整えスキーリゾートを好きになってもらいたい想いからNSDキッズプログラムが始まっております。
2022‐2023年NSDキッズプログラム小学生以下参加データ (10スキー場)
※12月~3月の参加比較
・エントリー数 約19,200人 (前年約10,700人)
・NSDキッズプログラムカード利用数 約16,000人(前年約9,100人)
・NSDキッズプログラム延べ来場人数 約58,800人(前年約35,500人)
NSDキッズプログラムのシーズン券には、ポケモンがデザインされております。「雪山に行くときはいつもポケモンと一緒に」をテーマに雪山デビューを応援しております。ポケモンデザインのリフトICチケットはお子様の顔写真の入ったシーズン券で、リフト券購入の列に並ぶ必要もなく、そのままリフトへダイレクトINできます。
【NSDキッズプログラム開催スキー場での特別な体験】
お子様がスキー/スノーボードを楽しくなる為に、貴重な体験を目的とした支援プログラムイベントを実施しております。国際大会にも出場・メダルを獲得している元日本代表スキー・スノーボード選手とご家族一緒に、NSDキッズプログラム開催ゲレンデを滑ります。
お子様が貴重な体験をすることで、より上達を促し、大人になってからもウィンタースポーツに触れ合う継続循環を作っております。
https://www.nippon-ski.jp/kids/event/
【スキー・スノーボード大会の開催】
シーズン中の練習成果の発表の場として、スキー・スノーボードの大会を開催しております。
大会参加のきっかけとして、保護者の方も一緒に参加できるレクレーション大会や、大回転タイムレースなども開催しております。
はじめて大会に参加するお子様も多く、大会での緊張感や初めての表彰台など、次の目標を促す大会にもなりました。
イベント参加者の口コミ
https://www.nippon-ski.jp/kids/news/435/
NSDキッズプログラムでは、スキー体験のきっかけ作りだけではなく、この先も継続してスキーリゾートを利用する為の取り組みを実施し、将来のウィンタースポーツプレーヤーを創出しております。
また、遊びながら自然環境に興味を持っていただき、ウィンタースポーツだけではなく、リゾート環境を守り育てる事もNSDキッズプログラムを通して伝えて行ければと考えております。
NSDキッズプログラム開催スキー場
鹿島槍スキー場ファミリーパーク(長野県大町市)
https://www.kashimayari.net/snow/
白馬八方尾根スキー場(長野県白馬村)
つがいけマウンテンリゾート(長野県小谷村)
竜王スキーパーク(長野県山ノ内町)
菅平高原スノーリゾート(長野県上田市)
https://sugadaira-snowresort.com/
めいほうスキー場(岐阜県郡上市)
https://www.meihoski.co.jp/winter/
オグナほたかスキー場(群馬県片品村)
みやぎ蔵王えぼしリゾート(宮城県蔵王町)
石打丸山スキー場(新潟県南魚沼市)
びわ湖バレイ(滋賀県大津市)
https://www.biwako-valley.com/
●雪に触れ合う環境!雪遊びからのスキーリゾート
NSDグループスキーリゾート内では、ノンスキーヤーでも雪遊びを楽しむことができる施設設置にも取り組んでいます。
【キッズ&ファミリー安心宣言1「冬のテーマパーク化」鹿島槍スキー場ファミリーパーク】
施設名を「鹿島槍スキー場」から「鹿島槍スキー場ファミリーパーク」に改め、キッズ&ファミリーの事を考えた冬のテーマパーク化を目指しております。NSDキッズプログラム「雪山に行くときはいつもポケモンと一緒に」をテーマとした「ポケモンスノーアドベンチャー」を中心に、誰でも楽しめる全長150m・幅40m・最大6レーンのロングスノーチュービングエリアをはじめ、ふれあい動物(アルパカ)、キャラクターショー、バギー体験、ミニモービル体験、ポーラーカルーセル、人間ボーリング、ワンちゃんと一緒にソリが楽しめるZIPLINE DOGPARKなどを展開。
ファミリー&キッズが周りを気にせず元気に楽しんでいただけるファミリー専用休憩所では、ポケモンと一緒に写真を撮ることができます。
【西日本最大級キッズパーク 独立した専用ゲレンデ】
岐阜県めいほうスキー場では約10,800㎡の西日本最大級のキッズ専用ゲレンデ「ひつじのショーンスノーランド」があります。ゲレンデ内には、ソリ、チューブ専用コースや、スノーストライダーなどの遊びスポットが充実しています。中央には、約50mのムービングベルト(スノーエスカレーター)が設置してあり、小さなお子様でも簡単に移動が可能です。冬の自然に触れながら、非日常の真っ白なゲレンデで、体をのびのび動かし、家族と一緒に楽しみながら1日をお過ごしいただけます。
https://www.meihoski.co.jp/winter/kids/
●デビューへの支援
NSDでは、子どもだけではなく、幅広いスキーリゾートへのデビュー支援の活動も行っております。
竜王スキーパークでは、「日本一スノボデビューしやすいスキー場」として、昨年2021‐2022年シーズンより宣言を行い、スノーボードを始める方の第一歩をサポートし、雪山へのエントリーを推進しております。そして昨年は約4,000人が竜王スキーパークからスノボデビューし、今年2022‐2023年シーズンは約3,000人増加の7,140人がスノボデビューを果たしました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000072.000031800.html
めいほうスキー場ではスキー・スノーボードデビューのお客様が安心して練習できる専用ゲレンデ「ステップアップゾーン」を設置。
専用エリアにはドーム付のムービングベルトを設置し、お子様や初めてのスキー・スノーボードデビューに特化したゲレンデサービスに力を入れおります。
https://www.meihoski.co.jp/winter/
日本スキー場開発株式会社では、引き続きウィンタースポーツへの参加きっかけや再発見になる取り組みへチャレンジしていきます。
NSDキッズプログラム動画