株式会社ACD(代表取締役:古居 弘道、本社:東京都港区、以下「ACD」)は、島根県の酒蔵「田部竹下酒造」の中国本土向け日本酒「懸け橋」をプロデュースし、中国最大規模のECサイト「天猫」の清酒部門において単日のの部門別売り上げトップを記録しました。
創業150年を超える島根県雲南市の老舗酒蔵 「田部竹下酒造」は、中国本土をはじめとした海外での販売展開を視野に、2022年から若手杜氏を迎え、新たな日本酒作りを進めています。その第一弾とし、中国向け商品の企画、販売、プロモーションをACDがサポートして実施しました。中国で人気のある日本人俳優「青柳尊哉」が名付けからデザイン、ACDが天猫にて運営する「全日空海外旗艦店」で販売し、動画配信といった効果的なプロモーションを行なった結果、発売初日には、中国最大規模のECサイト「天猫」の清酒部門において、日本の人気ブランドを抑え、単日の部門別売上げトップとなりました。
ACDと田部竹下酒造は、中国市場のマーケティング、質の高いプロモーションを商品の製造段階から共に進めてきました。また、ACDがもつ中国への豊富な輸出実績とノウハウをもとに、スムーズな通関手続きを実現させました。
【 オリナル日本酒【懸け橋 青柳尊哉ラベル】
【中国語表記 【悬桥 青柳尊哉Ver.】
【プロモーションのポイント】
① 中国で人気の高い日本人俳優とのコラボを実現
ウルトラマンシリーズへの出演で知られ、中国の動画配信サイトbilibiliで59.4万人のフォロワーを抱える(2023年5月22日時点)俳優の青柳尊哉をプロモーションに起用。青柳尊哉自身がパケージのデザインを行い、そのデザインをもとに、「名称」「デザイン」「価格」など、中国で愛される商品コンセプトを設定してます。
② ストーリー性のある良質な動画コンテンツの制作
青柳尊哉を起用した動画コンテンツをbilibiliで配信。オリジナル商品の紹介に加えて、青柳が酒蔵を訪問し、蔵の魅力、また、日本酒の魅力やそこにある歴史ストーリーを紐解く動画は、シリーズ2本で30万再生を超えています(2023年5月22日時点)。また、天猫モールでは青柳尊哉を起用した動画広告も公開しています。
《2023年4月14日公開/「老舗酒蔵からまさかのオファー!?」》
《2023年5月12日/「ついに完成!青柳尊哉ラベルの日本酒誕生」》
③ スムーズな通関手続き
中国本土に向けた複雑な輸出業務を一手に引き受けて、手続きを行なっています。中国における商標や権利の確認、また、安全な輸送便の手配など、全てをACDで行なっています。
【企画プロデューサー 土江 基行(株式会社ACD) コメント】
今回、コラボレーションさせていただいた「田部竹下酒造」様は、150年の伝統をもつ老舗ですが、島根県の山間に蔵をおき、決して大規模な酒蔵ではありません。ただ、そこでは、杜氏さんによる丁寧な酒造りが行われています。「世界がまだ気づいていない、日本の素晴らしい技術」ー私たちは、それらを発信していきたいと思っていますし、全国の中小の企業様にとってのビジネスチャンスにもなると考えています。「田部竹下」様も初めての本格的な海外進出でしたが、ご相談から全てをトータルでサポートさせていただき、改めて、中国市場での日本ブランドの可能性を感じることができました。今、インバウンド需要の回復とともに、中国国内における“日本熱”も再び高まっています。この“商機”を逃すことなく、日本の伝統と新たなトレンドを中国、そして世界へと発信するお手伝いができればと思います。
【田部竹下酒造】
創業は江戸時代末期の1866年。日本島根県の静かな山間のまちで、150年以上続く、老舗の酒蔵。第74代内閣総理大臣竹下登氏の生家でもある名家で、地域を代表する銘柄を作り続けてきた。2023年より、新進気鋭の若手杜氏濱崎良太を迎え、全く新しい、世界に通用する酒づくりを始めている。
【青柳尊哉】
生年月日:1985年2月6日
2016年 特撮テレビドラマ『ウルトラマンオーブ』のジャグラスジャグラー役で人気に火がつく。
2021年にはNHK大河ドラマ「晴天を衝け」に出演。
bilibiliにて公開されたインタビュー動画は、200万人が視聴するヒット動画になり、bilibili社より依頼を受け、2022年10月に個人アカウントを開設。開設3か月で50万フォロワーを超える。
中国国内では男女問わず、幅広い層から強い支持を得ている。
(青柳尊哉メッセージ)
テーマは、「輪」です。
一人一人一つひとつが繋がり輪となって和を成す。
その架け橋にこのお酒がなったらいいなという願いを込めました。
沢山の麹が弾け飛び世界を駆け巡るように。
《会社概要》
株式会社 ACD
ACDはANAネットワークを活用し「商売に国境をなくす」というミッションの下、日本にいながら決済、物流、言語などの隔たりなく、中国で取引を行うためのビジネス展開をサポートしています。日本製品を販売する越境EC事業、約13億人が利用するWeChatでのミニプログラム構築(SNS店舗出店サービス)業、月間100万人以上が視聴するアプリライブ配信事業を主軸に、各種メーカーや地方自治体をはじめ多様な組織の中国市場開拓を、全方位的に支援しています。
設立:2016年3月
代表取締役:古居 弘道
本社所在地:東京港区赤坂8-5-40 PEGASUS AOYAMA 4F