<調査概要>
調査対象 : 全国/男女/263名(40代以下:14名、50代:42名、60代:90名、70代:81名、80代:34名、90代以上:2名)
調査方法 :インターネットアンケート調査
調査期間 :2023年4月28日(金)~5月7日(日)
予防医学を通じて世界中の人々の健康寿命を延ばすことをミッションとしているイマジン・グローバル・ケアは、東京大学と特許を取得したブロッコリー抽出エキスをはじめ、ブランド設立からこだわり抜いて開発した商品を多くのお客様にご愛飲いただいております。
新年度が開始し、5月のゴールデンウィーク明けの5月から6月にかけての時期は、年間でも心身バランスを崩す人が最も多い傾向があります。
倦怠感や気分の落ち込み、時間も場所も問わず眠気に襲われる、という人も多いのではないでしょうか。その中でも、睡眠の質の低下は免疫力に悪影響をもたらすことがわかっています。
そもそも免疫とは、体内で発生した悪い細胞や外部から侵入したウイルスなどを撃退する自己防衛システムのことをいいます。免疫と睡眠は深く関係していて、免疫を保つためには適切な睡眠をとることが重要であるといわれています。
免疫には「自然免疫」と「獲得免疫」の2種類があり、人間は自然免疫と獲得免疫によって自身の体を病原体から守っています。
獲得免疫とは、生まれながらにもっている免疫ではなく、後から獲得する免疫の仕組みです。自然免疫と比べると獲得免疫は反応するまでに時間がかかりますが、病原体の種類に応じた戦い方をすることが可能です。一度感染した病原体にはかからなくなったり、感染しても軽症で済んだりするのは獲得免疫の働きによります。
獲得免疫には、抗体を作る、感染細胞やがん細胞を排除するなどいろいろな役割がありますが、役割によって「細胞性免疫」と「液性免疫」の2種類に分けられます。睡眠に問題があるとその両者がさまざまな影響を受けます。
細胞性免疫とは、T細胞という免疫細胞が主体となって働き、体内に侵入した細菌、ウイルス感染細胞やがん細胞を認識して排除する防御機構のことです。
一方、液性免疫とは、抗体による防御機構のことです。抗体とは免疫細胞が産生するタンパク質であり、主に血液やリンパ液などに含まれるため液性免疫と呼ばれます。抗体は細菌に結合して細胞性免疫を促したり、ウイルスや異物に結合して感染力や毒性を失わせる作用を持ちます。
慢性的な睡眠不足や不眠症によって、こうした免疫の働きが低下することが明らかになっています。
すなわち、睡眠の質の低下は、自分の身を守るための防御機構が衰える原因となり、睡眠不足は免疫系を弱らせるので、風邪などにもかかりやすくなります。(免疫についての詳しい記事はこちら:https://note.com/imagine_gc)
今回は、そんな睡眠と免疫についての調査を健康意識の高いシニア263名を対象に行いました。
回答者の属性は、40代以下男性4名(2.9%)、40代以下女性10名(7.9%)、50代男性11名(8.1%)、50代女性31名(22.8%)、60代男性44名(32.4%)、60代女性46名(36.5%)、70代男性52名(38.2%)、70代女性29名(23.0%)、80代男性23名(16.9%)、80代女性10名(7.9%)、90代以上男性2名(1.5%)でした。
まずは、アンケートで「睡眠に関する悩みはありますか?」という質問に対し、全体の70%以上の人が睡眠に何らかの悩みを抱えていることがわかりました。
睡眠に関する具体的な悩みは「夜中に目が覚めてトイレに行く」(49.8%)、「日中に眠気を感じる」(36.1%)、「睡眠時間が足りていない」(32.3%)の順に多い結果でした。
最も多く挙がっていた悩みである「夜中に目が覚めてトイレに行く」は50〜60代では41.7%、70〜90代では59.0%となっていました。50〜60代に比べて70〜90代は17.3%も多い結果となりました。
この結果に伴い、70〜90代の「日中に眠気を感じる」割合も39.3%と全体よりも3.2%多くなっています。
また、男女別で見ると、男性は「夜中に目が覚めてトイレに行く」(57.4%)、「日中に眠気を感じる」(36.8%)、「起床時刻より早く目が覚めてしまいそれ以上眠れない」(24.3%)の順に多く、女性は、男性同様に「夜中に目が覚めてトイレに行く」(41.3%)の他、「睡眠時間が足りていない」(39.7%)、「日中に眠気を感じる」(35.7%)の順に多い結果となりました。
「快眠のために取り入れたい、または実際に購入するなど試したことがあるものはありますか。」という質問に対し、「枕、マットレス、布団などの寝具」が77.2%と最も多く、次に「サプリメントや漢方」が25.5%となりました。
全体で2番目に多く挙がっていた「サプリメントや漢方」は50〜60代では30.3%、70〜90代では19.7%となっていました。
70〜90代に比べて50〜60代は10.6%も多い結果となり、50〜60代の方が「サプリメントや漢方」といった健康食品に興味を持っている人が多いことがわかります。
また、男女別で見ると、女性は、「入浴剤」(21.4%)や「アロマオイルなどアロマテラピー関連アイテム」(14.3%)などをリラックスするために取り入れていました。
男女ともに二番目に「サプリメントや漢方」が多く挙がっており、特に女性は、「サプリメントや漢方」(27.0%)、「睡眠外来など病院での診察を受ける」(15.1%)となっており、この2項目は全体よりも1.5〜4.1%高く、男性より女性の方が、睡眠の質向上のための選択肢として、健康食品や医療機関での受診、それらが処方する薬に頼る人がたちが多いことがわかりました。
「理想の睡眠時間を教えてください」という質問に対し、7時間と回答した人が44.9%と最も多く、次に8時間と回答した人が41.8%となりました。
50〜60代は7時間(51.5%)、70代〜90代は8時間(48.7%)、また、男女別で見ると、女性は7時間(49.2%)、男性は8時間(47.1%)と回答した人が最も多くいました。
一方で、「普段の睡眠時間」について尋ねたところ、6時間が36.1%と最も多く、次に5時間が23.2%となりました。
50〜60代は6時間(35.6%)が最も多く、次に5時間(28.0%)となりました。70代〜90代は6時間(36.8%)が最も多く、次に7時間(21.4%)となりました。
また、男女別で見ると、女性は6時間(34.1%)が最も多く、次に5時間(26.2%)となりました。男性は6時間(38.2%)が最も多く、次に同率で5時間(19.9%)と7時間(19.9%)となりました。
理想と現実で1〜3時間ほどのギャップがある結果となり、実際は理想の睡眠時間を確保できていない人が多くいることがわかりました。
「布団に入ってから眠りにつくまでの時間はどのくらいですか?」という質問に対し、10〜30分以内と回答した人が28.9%と最も多く、次に10分以内と回答した人が27.4%となりました。
50〜60代は10分以内(29.5%)、70代〜90代は10〜30分以内(29.1%)、また、男女別で見ると、女性は10〜30分以内(27.8%)、男性は10分以内(30.1%)と回答した人が最も多くいました。
また、120分以上と回答した人は70代〜90代女性で全体の1.1%となっていました。
年代によっての差はあまり見受けられませんでしたが、男性より女性の方が布団に入ってから眠りにつくまでの時間は比較的長いことがわかりました。
■イマジン・グローバル・ケア商品一覧
私たちのミッションは予防医学を通じて世界中の人々の健康寿命を延ばすことです。予防医学では、より健康的な生活習慣を送るよう、食事習慣や運動習慣の改善を指導します。
しかし、食事習慣や運動習慣の改善は実践が難しく、結果として生活習慣はなかなか変わらず、医療費も下がらない現状が起こっています。
そこで、より実践しやすい方法を追求していく中で、私たちはサプリメントという形で商品提供をスタートしました。
サプリメントという生活に取り入れやすい方法を利用することで調子が良くなってくると、健康になろうと運動量は増え、食事にも気を遣うようになります。私たちは、誰もが生活に取り入れやすい革新的な製品やサービスを創り出すため、ベンチャー企業としては珍しく、研究から商品開発、製造、販売まで行っています。
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