キャンペーンでは、日本最大級のユーザー数を誇るフォートラベルにてキャンペーン専用コンテンツを展開し、フォートラベルとDZTのSNSも使って複数のオンラインチャンネルで複合的に展開する。実施期間は一か月で、キャンペーン関連のSNS投稿で延べ200万インプレッション、フォートラベルのキャンペーンページで10,000ページビューの獲得を目指す。またドイツ観光局の公式ツイッターでは、フォロー&リツイートキャンペーンも同時に実施し、ツイッターの主力ターゲットであるミレニアルおよびZ世代への関心喚起を強化する。
ドイツには51の世界遺産が登録され、登録数国別ランキングで世界TOP3に入る。ドイツの世界遺産は、お城と宮殿、教会や修道院、歴史的な街並み、文化的歴史遺産、自然と庭園、産業遺産、建築とデザインの7つのカテゴリーに種類をわけることができ、キャンペーンではユーザーが興味のある分野ごとにコンテンツを見ることができるように工夫している。
アンホルト・イプソス国家ブランド指数によれば、日本人がドイツに持つ最も観光との親和性が高いイメージとして、「活気ある町」「歴史的建造物」「文化遺産」の3つがあげられている。ユネスコ世界遺産は日本人にとって観光の国ドイツを連想する非常に重要なテーマとなっている。
日本の観光庁が2023年1月にZ世代を対象に実施したコロナ禍後に行ってみたい外国ランキングにおいて、ドイツは女性で6位、男性で9位と上位にランクインし、若年層で観光の国ドイツの人気が高まっていることがわかった。従来の主力顧客であるシニアだけでなく、若年層におけるドイツへの関心の高まりは、観光の国ドイツの将来に明るい展望をもたらしてくれると期待される。
フォートラベルの特集ページは6月1日より以下のリンク先で閲覧ができる。
https://4travel.jp/magazine/sp/germany2106/
ドイツ観光局 (DZT) について
ドイツ観光局 (DZT)はドイツ連邦経済気候保護省 (BMWK) の委託により観光の国ドイツを代表しており、ドイツ連邦議会の決議に基づきBMWKから助成されている。 ドイツ国内のインバウンド観光業界、民間のパートナー企業や各種旅行団体との協業にて、DZTは観光の国ドイツのイメージアップと外国人旅客のドイツ旅行促進のための戦略を立てマーケティング活動を実施している。
DZTの中心的な戦略は以下の3つである。
- 明確な目的のもとで実施される市場調査とエビデンスに基づく市場特有の顧客需要(Sinus-Milieus)の分析
- ドイツインバウンド業界の中核を担う中小企業を中心に、連携と情報共有の強化
- 観光の国ドイツのブランドイメージの向上とブランド力の強化
重点テーマ:デジタル化と持続可能性
ドイツ観光局 (DZT)は、ドイツ政府の目標に沿う将来を見据えた観光の促進に力を入れている。中でも重点項目となっているのは、デジタル化と持続可能性である。
より持続可能でかつ競争力の高いインカミングツーリズムのために、3本柱の戦略でまず外部に向けた知識の共有を行い、これを支援する形で組織内での持続可能性イニシャティブと組み合わせている。DZTは、観光の国ドイツを国際観光市場で万人に優しく持続可能性にも富んだ観光の目的地として位置づけている。
DZTは、チャットボットのようなAI人工知能や対話型インターフェイスを駆使した注目の新技術(VR仮想現実、AR拡張現実、MR複合現実)実用化のパイオニアである。AI支援型マーケティングプラットフォームで、観光分野のサービスやオファーを目に見えるわかりやすい形で提供できるよう、DZTはドイツ観光経済のオープンデータ/ナレッジグラフプロジェクトを実施している。
DZTは、東京を含む世界25 ヶ所にある海外支局を通じてマーケティング活動を行っており、フランクフルトに所在する本局がこれらの海外支局を統括している。