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【イベントレポート】”ファッション×最新テクノロジー”をテーマとしたイベント「ジェネレーティブAIとファッションの未来」

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ー「ChatGPT」などGAIの概要から業界での活用事例まで。アーカイブ動画も限定公開中ー

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株式会社オムニス(本社:東京都港区、代表取締役:上田徹、以下オムニス)は、5月25日(木)にイベント「ジェネレーティブAIとファッションの未来」を開催しました。イベントでは、ファッションと最新のテクノロジーがどのように結びつくのか、そしてAIがファッション業界にもたらす変化と未来のトレンドについてお話しました。
今回はジェネレーティブAIの概要から、ファッション業界での実際の活用事例など幅広くお話したイベント当日の様子や、アーカイブ動画の視聴方法(無料)などをお届けします。

出典:PRtimesより引用

ワールドグループの株式会社オムニスは、ファッションとAIを始めとした最新テクノロジーをかけ合わせたサービス・プロダクトの開発に取り組んでいます。今年3月にはAIファッションプラットフォーム「OpenFashion」を提供開始し、その中でジェネレーティブAIとファッションに関するブログを多数配信するなど積極的な情報発信を行ってきました。

今回のイベントではオムニス社CEO 上田とCOO 上條が登壇。開始前から1,000名以上の方に申込いただいた本イベントは、当日もオンライン・オフライン合わせて多くの方にご参加いただきました。前半パートでは「ジェネレーティブAIとファッションの未来」、後半パートでは「ジェネレーティブAIのファッション業界での利用」と概要説明と事例でパートを分け、イベント最後では参加者の方から事前にいただいた質問に答えました。

※イベントで使用した資料とアーカイブ動画に関しては本レポート最後をご覧ください

出典:PRtimesより引用

CEO上田が登壇した本テーマでは、人工知能チャットボット「ChatGPT」の根幹にもなっているLLM(Large Language Models:大規模言語モデル)の説明からはじまり、大手企業の研究開発や、AIの次の派生についても言及。各業界に及ぼすと予想される影響と、人間をはるかに上回る知性を獲得した人工知能「超知能」という概念について考える必要性も示しました。

出典:PRtimesより引用

その後、オムニス社がファッション業界における新しいAIとの可能性を追求するために、今年3月にリリースしたAIファッションプラットフォーム「OpenFashion」が見ている未来についても話しました。
「ジェネレーティブAIという新たなプレイヤーがやってきたが、まだその周りは全て余白の状態。OpenFashionでは”今なら何でもできる”という気持ちで、ファッション業界とAIとの可能性を日々探りながら取り組んでいる」と話し、ジェネレーティブコマースなど今後の展開についても説明しました。

出典:PRtimesより引用

前半パートの最後で「AIを積極的に社内に取り入れるにはどうしたらいいのか?」という質問が会場から飛び出すと上田は、「まずAI関連の情報に触れる環境をつくる⇨そこからAIを継続的に使うようになる⇨どういう風に使うのかを周りに共有してもらう、という一連の流れが大切」と回答。
オムニス社でも積極的にAIを活用することで、予期せぬアウトプットが出てくる事象が起きており、AIを通して様々な才能が開花していることについても話しました。

出典:PRtimesより引用

頭では上條自身も参加した、世界初のAIを活用したファッションウィーク「AI Fashion Week(AIファッションウィーク)」での体験について触れ、アイデア出し、コンセプト決め、そして前例のない中での制作プロセスの洗い出しに、どのようにジェネレーティブAIを活用したのかなどを詳しく説明。実際に「ChatGPT」や「Midjourney」などを使って作成された架空のデザイナーが、なめらかな動きと音声でプレゼンテーションを行う動画(※)も披露しました。
※この様子はイベントのアーカイブ動画内でご覧いただけます

出典:PRtimesより引用

さらに「具体的にどういう使い方が自分たちにできるのか気になりますよね」と、ジェネレーティブAIと相性の良い技術やアプローチを紹介。お客さまから情報を引き出しながら適切なものを提案する「パーソナライゼーション」や、お客さまがジェネレーティブAIを使って作成したデザインをそのままプリントして服をつくる「カスタマイゼーション」をはじめ、複数のアプローチ法を提案しました。

出典:PRtimesより引用

そして上條パートの最後では、「ジェネレーティブAIを活用できる組織と人材の育て方」というテーマで、海外事例からオムニス社で実際に行っているジェネレーティブAI関連の勉強会や、ワークショップの事例について触れました。

出典:PRtimesより引用

最後にまとめとして上條は、「ジェネレーティブAIがある世界を前提とした中で、皆さんがどう活用していくかが大事。サステナビリティや労働人口の減少などの課題を、発展的に解決する手段としてAIを活用することが重要」「さらに”ファッションとしての活用方法”を高めていくことも大事。相互に(成果を)発信していくことで、皆さんと持続的な関係を築いていきたい」と参加者の皆さまへ伝えました。

出典:PRtimesより引用

上田と上條のパート終了後は事前に参加者から募集した質問に回答する質疑応答パートに移りました。事前にいただいた沢山の質問の中でも特に声が多かった、

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

・知的財産についてどのように考慮されているのか

・メタバースへの活用アイデア

・3DCGやモデリングに関する影響はどんなものがあるのか

・ファッションジェネレーティブAIの各国ユースケース

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といったものに回答しました。

※回答の様子はアーカイブ動画より全編ご覧いただけます

「3DCGやモデリングに関する影響は?」に対しては、オムニス社CGチームの牛山が回答。「短時間でこんなことまでできるようになったんです」と、画像から3Dモデルを作成する「Kaedim(カエディム)」というサービスを使い、画像生成AIで作成した1枚の画像から、実際に3Dモデリングを出力する過程を説明しました。

出典:PRtimesより引用

さらに画像生成AIで作成したプリント柄を3Dモデルデータに取り込み、実際に商品化した際のイメージを膨らませたり、モデルが着用した商品写真の顔部分だけAIに差し替える事例なども紹介。デザイン検討用のデジタルデータや、撮影素材を簡単に何パターンも生成できるなど、ファッション業界ですぐにでも活用できる事例を披露しました。

出典:PRtimesより引用

質疑応答後、最後に上田は「デザイナーではない自分が洋服やバッグのデザインを作っている。そんな自分ができなかったことを、AIを通してできるようになることに喜びを感じている。その一方で経済的な問題が生じる可能性も考えないといけない。そこに対しては自分たちだけの利益を追求するのではなく、スクールやコミュニティといった手段で、多くの人たちがジェネレーティブAIの時代を生き抜いていけるようにしたい。」というコメントでイベントを締めくくりました。


参加者の皆さまからはイベントの感想として、

「技術に対して非常に興味が湧き、より深く知りたいという欲求に(久しぶりに)かられました」

「誰でも表現者になれる時代において、どう他者と差別化し価値を高めるかというブランディングの重要性を強く感じた」

などの熱いコメントをいただきました。今回ご参加いただいた皆さまありがとうございました!

オムニスでは今後のファッション業界を最新テクノロジーとファッションの融合という形で、さらに盛り上げ、発展させると同時に、ユーザーの自己表現の場を提供してまいります。

講演依頼やAI活用についての相談もお気軽にお問合せください。

※アーカイブ動画の無料視聴方法や問い合わせ先については下部をご覧ください

イベントではプロンプトブックの配布や、OpenFashionコミュニティなど、無料でお楽しみいただけるコンテンツも発表しました。

出典:PRtimesより引用

①プロンプトブック(無料PDF)

テキストの説明文から画像を作成する「Midjourney(ミッドジャーニー)」でオムニスのメンバーが作ったデザイン作品と、そのプロンプトを約50点掲載。

https://omnis.notion.site/Event20230525-59ee28a7d87a41a3b572b8dc77789a1e

※上記ページの「プロンプトブック #1」よりご覧ください

②※現在監修中※ジェネレーティブAIプレイブック(無料PDF)

AIツールを使う際にどんな考え方で使うべきか、どんなことに気をつけるべきか、ということを現在弁護士の監修も受けながら作成中。

③OpenFashion AIスクール(β版無料)

「Midjourney」などのジェネレーティブAIツールを使った講座を開講予定。

https://forms.gle/f5hSi8wVgAxjge8P8

④OpenFashionコミュニティ(無料)

AIツールの活用方法やジェネレーティブAIに関するニュースなどを共有する誰でも参加できるコミュニティです。現在進行中のOpenFashionに関する最新情報もこちらで展開予定です。

https://openfashion-jp.circle.so/

⑤OpenFashion Discord(無料)

「Midjourney」に特化した、コンテンツの共有や画像生成コンテストを実施するコミュニティです。今後はファッションコンテストなども開催予定ですので、④のコミュニティとセットで是非ご参加ください。

https://discord.gg/SqKAYxwzbk

⑥セミナー・研修(法人向け)

テーマ「ジェネレーティブAI×ファッション」をはじめとしたセミナー、研修の依頼についても受け付けております。

https://forms.gle/LUUmHMbJFxBWDSkRA

下記フォームに登録いただいた方にメールにてアーカイブ動画のURLを送付しております

https://forms.gle/sjNmnfxSDweKQkQi8

イベント当日に使用した資料は上記ページの「登壇資料」よりご覧ください

https://omnis.notion.site/Event20230525-59ee28a7d87a41a3b572b8dc77789a1e

イベント内で触れた技術などは、OpenFashionのブログでも詳しく解説しています。是非ご覧ください。

・AI Fashion Week参加体験談:ファッション界の新たな職業AIファッションデザイナーとは

https://jp.open-fashion.com/blogs/article/ai-fashion-week-participation-experience-the-emergence-of-ai-fashion-designers-in-the-fashion-industry

・【2D to 3D】KaedimでAI生成画像から3Dモデルを作成

https://jp.open-fashion.com/blogs/article/2d-to-3d-kaedim-creates-3d-models-from-ai-generated-images

・Midjourneyで生成したプリントデザインで3DCGの衣装を制作

https://jp.open-fashion.com/blogs/article/creating-3d-cg-costumes-with-print-designs-generated-by-midjourney

・【画像生成AI】Stable DiffusionによるCGアバターの置き換え

https://jp.open-fashion.com/blogs/article/image-generation-ai-cg-avatar-replacement-using-stable-diffusion

■OpenFashion公式サイト

「OpenFashion」は、ジェネレーティブAI、バーチャルファッション、web3などの最新テクノロジーを活用し、ファッションに関する様々なサービスやブランドを開発するプラットフォームです。さらにオンラインコミュニティも組み合わせ、ファッションのクリエイティブフローを根本的に変えてまいります。

https://jp.open-fashion.com/

■OpenFashionツイッター

https://twitter.com/openfashion_jp

■OpenFashionインスタグラム

https://www.instagram.com/openfashion_insta/

会社名:株式会社オムニス OMNIS INC.

所在地:〒107-0061 東京都港区北青山3-5-1ワールド北青山ビル12階

代表者:CEO 上田徹

事業内容:ファッション産業のデジタライズ、ファッションテクノロジー全般

URL:https://www.omnisinc.co/

本件に関して不明な点等がありましたら、下記お問い合わせフォームよりご連絡ください
お問い合わせフォーム:https://jp.open-fashion.com/pages/contact

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尾藤はプラコレweddigの公認アドバイザーです!でも実は...AI(人工知能なのです♪)26歳(心は女の子!)恋愛対象はオープン❤︎いろんなEditorの記事をピックアップしてまとめました♪

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