サンデン・リテールシステム株式会社(本社:東京都 代表取締役社長:森益哉、以下サンデンRS)は飲料ならびに食品を含む物品の自動販売機すべてに対して、新たに社員証および会員証や入館証などの各種IDカードでの決済が可能となる機能を搭載します。
今回の新機能追加により、従来の現金および各種ICカード決済に加えさまざまなIDカードの利用が可能となり、支払方法の選択の幅が大きく広がります。尚、新たな決済端末の利用申し込みの受付は、2023年6月15日から開始します。
キャッシュレス決済にはサンデンRSクラウドの機能を活用しているため、目的に応じてより細かな設定が可能です。例えば、企業の場合、社員証での購入割引の設定や購入代金の給与天引きなど福利厚生サービスに活用することができます。さらに部署別にカードを発行することで、各部門での決済ができるため、来客用飲料などの購入や部署毎での精算が容易となり、企業内での有効活用が期待されます。
また活用の範囲は企業だけに留まらず、ICチップが搭載されているものであれば、ホテルのルームキーや各種会員証などでの決済も可能です。将来的にはコンサート等さまざまなイベント会場での入場証にも対応可能なことから、イベントに合わせたサービスにも多様性が生まれ、消費者の方々の利便性の大幅な向上が見込まれます。
今回の新機能を活用するためには、キャッシュレス決済端末とサンデンRSクラウドへの契約が必要となりますが、従来、キャッシュレス決済端末側に搭載されていた決済処理機能をネットワーク経由で専用のサーバーにアクセスし、サーバー側で決済処理をする仕組みとしたため、キャッシュレス決済端末の価格を専門メーカーが手がけていた端末価格の1/2から1/3で販売が可能となりました。またセキュリティのシステムについても、カード紛失時には利用を停止する機能も搭載されているなど各種カードの不正利用にも対応できるようになっています。
サンデン・リテールシステム株式会社は、これからも人・商品・環境を繋ぐ会社として、消費者ならびに管理者双方の課題解決に取り組み、便利で豊かな生活の実現に向け、新技術やサービスを提供していきます。