2020年からは新型コロナウイルス感染症の影響で対面式からオンライン式に変更していましたが、感染症の位置付けが5類に移行されたことや世の中の状況変化を受け、今年7月から4年ぶりに対面式で再開します。第1弾は、山形市視覚障害者福祉協会・山形県立点字図書館と共に、7月6日(木)と7日(金)の両日、山形市内で行います。
本セミナーは、当社の無添加化粧品※を使用したスキンケアや紫外線ケア、メイクアップ方法の実習を行います。講師は当社の従業員が担い、視覚に障がいがある方であればどなたでも参加いただけます。2013年から2022年までの開催実績は104回、延べ1,174人以上の方に参加いただきました。そのうちの48回は、2020年からのオンライン式での実績になります。山形市視覚障害者福祉協会とは、2019年に共催以来、今回が2度目になります。本開催の詳細は、以下を参照ください。
当社は、2018年にサステナブル宣言「未来を希望に」を策定し、ダイバーシティ&インクルージョンの推進、地域コミュニティの活性化を図り、誰もがイキイキと輝ける社会づくりの貢献を目指しています。すべての方にいつまでも美しく健やかに過ごしていただきたいという想いで本セミナーを実施し、障がいのある方に寄り添い、自立できる支援を引き続き取り組んでまいります。
※当社の「無添加化粧品」は、防腐剤・合成香料・合成色素・石油系界面活性剤・紫外線吸収剤を一切使用していません。
<開催詳細>
- 開催日時:2023年7月6日(木)14時30分から16時まで/ 7日(金)10時から12時30分まで
- 開催場所:霞城セントラル(山形県山形市城南町1丁目1-1)
- 開催方法:対面とオンラインでのハイブリット開催開催内容
- 参加費:無料
<開催内容>
6日:「無添加スキンケア・紫外線ケアセミナー」
正しいスキンケアと紫外線ケア方法について、実習を交えて開催
7日:「視覚障がい者のための七夕メイクセミナー」
自分自身で行うメイクアップ法を、分かりやすく丁寧に行って開催
【参考:当社の視覚に障がいがある方への取り組みについて】
■視覚障がい者向けセミナー実施
視覚障がいと聞くと、生まれつきや全盲の方を想像することが多いですが、実は、中途視覚障がいの方が大半を占めています。視力が落ちる前は身だしなみに気を付けていた方も、見えなくなってから身だしなみを整えることを諦めてしまう方や、家にひきこもりがちになる方もいらっしゃいます。
外出して人に会うことや、おしゃれを楽しんでいただきたいという想いから、メイクサービスではなく、参加後にご自身でメイクできる内容にしています。半顔は講師がサポートしながら、半顔はご自身のみでの実習を通して、メイク技術を習得できるセミナーです。
■タッチマークシールの開発と提供
タッチマークシールとは、“容器が区別しにくい”などのご不便を感じていらっしゃる方に、指で触れて製品を識別していただける独自で開発した凹凸のあるシールです。
文字も大きく記載して見やすくし、ご自身で容器の識別がしやすい箇所に貼って使用いただきます。製品を購入いただいた際に、ご希望の方に差し上げています。本シールの開発には、視覚に障がいのある従業員も携わりました。
■受賞履歴
内閣府が実施している令和元年度 バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰式(第18回/2019年12月)で、当社の「視覚障がいメイクセミナー」と「タッチマークシール」が「内閣府特命担当大臣 奨励賞」を受賞しました。