図1.山川義徳京大特命教授(左)と信貴康孝久御山町町長(右) 記念写真
ベスプラは、ブレインインパクトが主導するBHQプロジェクトおよびBHQ社と連携し脳の健康状態を数値化するBHQ(Brain Healthcare Quotient)*1 技術を用いて、「脳にいいアプリ 推定BHQ機能」と「BHQドック」*2 を活用し、脳の健康状態の見える化や、脳の健康に向けた行動の支援を通して、ユーザの脳とからだの健康行動を支援する『脳の健康状態の見える化による健康増進アプリプログラム』を地方自治体や企業・健康保険組合などの団体様に提供しております。
この度、京都府久御山町の「脳にいいことはじめましょう」事業*3 にて、本プログラムが導入され、久御山町の住民の皆様向けにベスプラの「脳にいいアプリ 推定BHQ機能」の利用に向けた登録が開始されました。
本プログラムの導入開始に伴い、久御山町では2023年 6月17日(土)にBHQプロジェクトを主導する山川 義徳 京都大学特命教授による住民を対象としたセミナーと事業の説明が開催され、脳の健康に関心を持つ多くの町民が事業へ参加いただきました。
図2.久御山町の町民向けセミナー・事業説明会の様子
ベスプラでは、本プログラムの取り組みを通してより多くの方にデジタルによる手軽さを生かしながら、研究機関、自治体や企業・健康保険組合などと連携しながら今後大きな社会課題となる脳の健康の維持に向けた支援・貢献に向け取り組みを進めてまいります。
■脳科学に基づいた脳の健康維持アプリ『脳にいいアプリ』とは
認知症研究における世界的権威のカロリンスカ研究所が実施した研究をベース(*)に開発された、運動・脳トレーニング・食事の複合的な活動が管理できる完全無料の健康アプリです。
(*)食事指導・運動指導・認知トレーニング・生活スタイル指導などを組み合わせることが、軽度の認知機能障害進行の抑制に有効であることを世界で初めて証明した研究
「歩いて運動」「隙間時間に脳トレーニング」「脳に良い品目を食べる」ことで、簡単に脳と体の健康維持が行えます。本アプリは東京都や内閣府ImPACT BHQ2017科学者審査員賞など数多くの受賞歴があります。
また本アプリを通じて、家族と写真や動画の共有をしながら健康管理もできる「家族サイト」サービスも展開しております。(家族サイトの費用は、1家族あたり1カ月500円となります)
*1 BHQは、内閣府ImPACT山川プログラムにて、山川義徳(一般社団法人ブレインインパクト理事長、京都大学 特命教授)を中心に脳科学者や医師の先生方の最新の脳科学研究の知見を反映した研究成果として開発され、国際標準にも承認されています。
*2 「BHQドック」は、MRIで撮像した画像からBHQ技術を用いて、一人一人の脳の健康状態や、個性や強みに関連する脳領域の状態をチェックし、ライフスタイルに役立てたり、健康増進に向けたりするための指標として活用できるサービスです。
*3久御山町事業の詳細につきましては、以下のリンクを参照ください。
https://www.town.kumiyama.lg.jp/0000005094.html
■お問い合わせ先
BHQプロジェクト事務局
問い合わせ先:bhq_contact@bi-lab.org
<ご参考>
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株式会社ベスプラ(https://bspr.co.jp)
・認知症予防に向けた脳の健康維持アプリ「脳にいいアプリ」を提供
・運転免許更新時の認知機能検査が手軽に試せる運転免許の認知機能テストを提供
・家族の健康管理+写真や動画共有ができる家族SNS「家族サイト」を提供
一般社団法人ブレインインパクト(https://www.bi-lab.org/)
一般社団法人ブレインインパクトは脳の健康管理指標BHQに関連する各種取り組みについての国際標準化活動を推進すると共に、脳情報のデータベースを公的共用リソースとして提供しています。今回の研究成果を活用し、脳科学研究の振興及び研究成果の社会への還元をより一層進めていく予定です。ブレインインパクト理事長の山川は以下役職も兼務しています。
・東京工業大学科学技術創成研究院バイオインターフェース研究ユニット特定教授
・京都大学ブレインヘルスケア・ビジネスエコシステム寄附講座特命教授
・神戸大学産官学連携本部客員教授
BHQ株式会社(https://www.bhq.co.jp/)
事業内容:
・内閣府ImPACT山川プログラムにおいて開発された脳の健康指標BHQを基盤として、
コンサルティングサービスの提供及び異業種のコンソーシアムを運営。(32社の民間企業及び10の自治体や大学が参加。)
・37のMRIを保有する大学、病院にBHQドックシステムを提供。