アップサイクルとは単に未活用品や廃品を再利用・再生利用するのではなく、別の用途に作り替え付加価値を加えることで価値を向上させたり、新しい価値を生み出したりすることを指すと言われています。
近年関心が高まってきている取り組みですが、実際に取り組みするとなるとどうしたらよいのか分からないという方がまだまだ多いのも事実です。
今回のセミナーでは、専門家や先進的な取り組みを進める起業家からのお話を通して、身近な衣服から始めるアップサイクルについて考えてまいります。
【服から始めるアップサイクル】
日時:2023年8月4日(金)13:30-16:00
場所:ブリーゼプラザ803・804(大阪市)
対象:学校・教育関係者
参加費:無料
共催:服育net研究所、愛知服育研究会、東京服育研究会、九州服育研究会、京都服育研究会、三重服育研究会、山口服育研究会
■プログラム
1.専門家の視点
京都工芸繊維大学名誉教授 木村照夫
「テキスタイルのサーキュラーエコノミーとアップサイクル」
2.起業家の視点
株式会社カラーループ 代表取締役 内丸もと子
「色で素材を循環する “Colour Recycle System”」
3.服育の視点
服育net研究所 有吉直美
「服育が進めるアップサイクルパートナーシップ」
4.パネルディスカッション
「子ども達の世界を広げるアップサイクル」
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社チクマ キャンパス事業部 服育net研究所 担当:有吉直美
email: n-ariyoshi@chikuma.co.jp
tel. 06-6222-3511 fax. 06-6222-3614
【 補 足 】
◆株式会社チクマ◆
1903年創業の繊維専門商社。
本社:大阪市中央区、代表取締役社長:堀松 渉
主な取扱品目は、ビジネスユニフォーム、スクールユニフォーム、婦人服の生地素材及び製品。
1995年 環境推進室 開設
2004年 広域認定制度 第一号認定企業
「服育」の理念を提唱
2007年 循環型社会形成推進功労者等「環境大臣表彰」を受賞
2009年 第11回グリーン購入大賞「経済産業大臣賞」を受賞
2014年 北九州市との官民一体型リサイクル事業会社「㈱NCS」設立
2017年 服育学びツール「制服の一生すごろく」が、消費者教育教材資料表彰 優秀賞を受賞2018年 SDGs実現に向けて取り組みを宣言
2020年 「チクマとSDGs」を発行
チクマWebサイト:http://www.chikuma.co.jp
◆衣服を通して豊かな心を育む「服育」◆
衣服を通して、コミュニケーションやマナーなどの社会性、環境問題、健康や安全、国際性や様々な文化等に対する理解を深め、「生きる力」や「豊かな心」を育もうという取り組みです。2004年にチクマが提唱し、教育関係を中心にファッション、環境関連の業界などに広がっています。
服育Webサイト:https://www.fukuiku.net/
◆チクマの「環境推進室」◆
繊維専門商社であるチクマは1995年に「環境推進室」を開設し、環境対応ユニフォームの普及に取り組んでいます。使用済みのPETボトルを繊維に再生利用したユニフォームの導入をはじめ、2004年に環境大臣が認定している『広域認定制度』の 第一号認定 の企業となり、2014年には北九州市に官民一体型古着リサイクル事業で回収・リサイクルした衣服は累計1,465万点に達しています。「ユニフォームをゴミにしない」を合言葉に、ユニフォームのリサイクル推進に努めております。
チクマリサイクルシステムWebサイト:http://www.recycle-system.com/