日本の子供の教育を考える貴重な機会が訪れました。生命の科学アーユルヴェーダによれば、「三つ子の魂百まで」と言われるように、幼少時の8〜9歳までの体験や教えが子供たちの意識に一生影響を与えると考えられます。また、教育においては、文字からの学習が重視されがちであり、自然界や宇宙の仕組みなど哲学的な内容を子供たちに教えることは、避けられてきました。
このような状況において、子供たちの心身の健全な発育を促進するために、これまでの教育の在り方について真剣に考える必要があります。そこで、「温故創新の未来プロジェクト」と「寺子屋シャーラ」は共同で、特別講座を開催いたします。
■イベント開催の背景
日本は世界一の超高齢化社会となり、その背後には医学、薬学、保健衛生学、栄養学、健康保険制度の発達と栄養状態の改善があります。しかし、子供たちの身体的、精神的な問題が増え、高齢者の生活の質が必ずしも向上していないという課題も存在します。このような状況を打破するため、我々は「温故創新の未来プロジェクト」を立ち上げました。
■イベント概要
このプロジェクトは、西洋の科学と東洋の智慧を結びつけることを目指しています。古代インドのアーユルヴェーダやヨーガ、中国の伝統医学を現代の西洋医学に融合させることで、より全体的な健康と福祉の改善を目指します。特に、医療機関だけでなく、福祉や教育(死生観教育も含む)の領域での融合と協力が必要と考えています。
家庭でのホームケアや家庭教育が重要であると認識しており、食事や家庭内のコミュニケーションを重視しています。しかし、現代の日本では、親子の交流の機会が減少し、コミュニティの繋がりが希薄になっています。これが子供たちの心身の発育を阻害し、社会問題を引き起こしていると考えています。
そこで、山内宥厳和尚が普及した楽健法を提唱しています。楽健法は、家庭でのホームケアを一挙に改善するための合理的で安全な健康法です。今回のプロジェクトでは、楽健法の生理学的な変化やアーユルヴェーダ的な効果について紹介します。
■イベントスケジュール
9月30日 (土)
13:30 集合・受付 (昼食は済ませてきてください)
14:00~15:30 上馬場先生講演会 (アーユルヴェーダ講演)
15:45~16:30 アーユルヴェーダと楽健法の実技的質疑応答、交流会
18:00~18:45 夕食 (ホテル内)
19:00~20:30 楽健法実技 ①
20:30~22:00 入浴 就寝
10月1日 (日)
6:00~7:00 ヨガと呼吸法 (自由参加)
7:00~8:00 朝食 (ホテル内)
9:00~12:00 楽健法実技 ②
12:00~13:00 昼食 (沖宮カフェ予定)
13:00~14:30 解剖学と楽健法 座学90分
15:00~18:00 楽健法実技 ③
18:00~ 夕食 (外食実費) 国際通りなど自由散策 観光
18:00~22:00 自由踏み合い会 (会場解放 )
~22:00 入浴・就寝
10月2日 (月)
6:00~7:00 ヨガと呼吸法 (自由参加)
7:00~8:00 朝食 (ホテル内)
9:00~12:00 楽健法実技 ④
12:00~13:00 昼食 (金壺食堂弁当予定)
13:00~15:30 楽健法実技⑤
15:30~16:30 シェアリング&修了式
16:30~ 解散
■ お申し込み方法
沖縄県内:琉球楽健法研究会本部
TEL 098-943-9388 メール ryukyu.raku@gmail.com
沖縄県外(宿泊する方):一般社団法人楽健法 担当遠藤
TEL 080-1798-4189 メール peanuts.aiko.619@hotmail.co.jp
私たちは、このプロジェクトを通じて、日本社会の健康と福祉の改善に貢献することを目指しています。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
【寺子屋シャーラについて】
昨今の社会問題を考えるにあたり、江戸時代の世界に誇れる教育インフラであった「寺子屋システム」を日本全国、各地域でリバイバルさせ、子供時代から生き方と死に方の智慧を教えていく活動が、発達心理学的な観点から必要だと考え、令和元年より「寺子屋シャーラ」の活動を開始しました。生命の科学アーユルヴェーダをインドの伝統医学としてだけでなく、地域のおばあちゃん、おじいちゃんの生き方と死に方の智慧も含めて老若男女に伝えるために、定期的に開催しています。
寺子屋シャーラ主催:MSG株式会社社外取締役 上馬塲 和夫(うえばば かずお)
医師・医学博士
ハリウッド大学院大学教授、帝京平成大学東洋医学研究所客員教授、内閣府認証NPO日本アーユルヴェーダ協会理事長、一般財団法人東方医療振興財団理事長、一般社団法人日本アーユルヴェーダ学会評議員、一般社団法人ユース・レジリエンス協会理事、一般社団法人ホリスティックケア協会理事長、一般社団法人健康保養地医療学研究機構代表理事、一般社団法人ホリスティックヘッドケア協会代表理事
大学卒業以来40年間にわたり東西医学融合を研究した結論として、生命の科学としてのアーユルヴェーダやヨーガを、医療者だけでなく老若男女が、正に寺子屋などで学ぶことで、人々の健幸と平和に必要なことだと認識するようになる。
現在の活動の場は幅広く、日本アーユルヴェーダ・スクール、英国アーユルヴェーダ・カレッジなどの講師、金沢浦田クリニックや御殿場フジ虎ノ門整形外科病院、日本橋ライフサイエンスクリニックでの外来診療を行っている。