国内では劇団四季の『ライオンキング』が2022年12月の時点で13000回以上の上演を実施しているが、国内オリジナルコンテンツとしては『放浪記』の2017回のロングラン記録を抜き、『ギア-GEAR-』が唯一の4000回超えの公演となる。
演劇の本場ブロードウェイですら、その長い歴史の中でこのようにロングラン上演を行うことができる作品は一握り。ましてや、日本国内では観劇の習慣が定着していないこともあり、この4000回という記録は日本演劇史に残る実績となる。
一方、演劇分野にとどまらず、観光分野でもその実績が評価され、2018年には近畿経済産業局「関西インバウンド大賞」を受賞。アフターコロナにおいて、再び注目が高まるナイトタイムエコノミーの分野でも期待を集めている。
■プロデューサーよりご挨拶
日本文化が持つ「繊細さ」は、伝統の中にだけでなく、現代にも息づいていると信じています。
技術の研磨と、感性の洗練に努め、より上質なものを目指し続けるモノづくり本来の在り方を、ギアは10年以上に渡り実践してきました。
そしてこれからも、少しでも多くの方に、少しでも大きな感動を味わって頂けるよう、愚直に公演を続けて参ります。
更なるご支援をよろしくお願い申し上げます。
プロデューサー 小原啓渡
■ノンバーバルシアター『ギア-GEAR-』とは
光や映像と連動したマイム、ブレイクダンス、マジック、ジャグリングによる迫力のパフォーマンスで感動のストーリーを描くと共にセリフを使わない “ノンバーバル”という演出により、小さなお子さまから大人まで、そして外国の方も言葉の壁を越えて楽しんでいただけます。
『ギア-GEAR-』は、大きさや形、色の異なる歯車が噛み合い、大きなうねりを生み出す日本独特の和の文化である「調和」をテーマとし、公演を開始。2015年11月にはモスクワで6か月に及ぶ公演を実施。続いて2017-2018年には『ギア-GEAR-』East Versionとして千葉で1年9か月に及ぶ公演を実施。
京都では異例のロングラン公演を続け、口コミで世界中から旅行客が訪れ、連日賑わいを見せている。