本書はにわかには信じられないような最先端の科学研究を、科学に詳しくない人にもわかりやすく楽しめるように紹介するシリーズの第一弾です。最初のテーマは「人体」。身近である私たちの体は、実はまだまだ謎が多く、可能性を秘めているのです。読めば思わず、誰かに話したくなる新事実が満載です。
書名 ウソみたいな人体の話を大学の先生に解説してもらいました。
著者 中尾篤典/毛内拡(著)、ナゾロジー (協力)
定価 1650円(税込)
発売日 2023年8月5日
Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/4798069698
楽天ブックス https://books.rakuten.co.jp/rb/17495106/
私たちは自分の体のことをどのくらい知っているでしょうか?
ジェットコースターで結石を出す、うんちを移植してガンや認知症を治す、万引きや虐待の時に活性化する脳の部位がある…こうした研究は実際に存在するものです。そして最先端の研究分野では、このほかにも身体や病気について次々と新しい事実が明らかになっています。またその研究結果の活用法は、病気の治療だけにとどまらず、人類をさらに快適で便利な世界へと誘う可能性も秘めています。
さあ、あなたも人体という謎を解き明かす知的体験の渦へと飛び込んでみませんか?
■本の内容
1章 驚きの内臓
2章 病と戦う免疫の新事実
3章 知らなった目・鼻・口・手の働き
4章 謎だらけの脳
5章 想像できない未来の人体
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著者略歴
中尾篤典(1~3章)
1967年京都府生まれ。岡山大学医学部卒業。同大学大学院医歯薬学総合研究科救命救急・災害医学講座教授。著書に『こんなにも面白い医学の世界 からだのトリビア教えます』『こんなにも面白い医学の世界 からだのトリビア教えますPart2』(共に羊土社)がある。
毛内拡(4・5章)
脳神経科学者、お茶の水女子大学基幹研究院自然科学系助教。1984 年北海道函館市生まれ。2008 年、東京薬科大学生命科学部卒業、2013 年、東京工業大学大学院総合理工学研究科博士課程修了。博士(理学)。日本学術振興会特別研究員、理化学研究所脳科学総合研究センター研究員などを経て2018 年より現職。同大にて生体組織機能学研究室を主宰。専門は、神経生理学、生物物理学。「脳が生きているとはどういうことか」をスローガンに、基礎研究と医学研究の橋渡しを担う研究を行っている。主な著書に、第37 回講談社科学出版賞受賞作『脳を司る「脳」』( 講談社)、『面白くて眠れなくなる脳科学』(PHP 研究所)、『脳研究者の脳の中』(ワニブックス)などがある。
協力 ナゾロジー
身近に潜む科学現象から、ちょっと難しい最先端の研究まで、その原理や面白さをわかりやすく伝える科学系ニュースサイト。最新の科学技術や面白実験、不思議な生き物を通して、読者の心にナゾを解き明かす「ワクワクの火」を灯している。