先日、三重県桑名市の観光アンバサダー・魅力みつけびとに就任したアーティストのNakamuraEmiさんが石取祭・叩き出しを体験した。土曜日に変わる午前0時、春日神社の神楽太鼓の合図で各町の祭車の鉦と太鼓が一斉に鳴らされる叩き出しは桑名中が待ちに待った瞬間。桑名市内40町それぞれが所有する祭車が鉦と太鼓を激しく打ち鳴らしながら市内を練り歩く。
移動する祭車に付いて歩いていたNakamuraEmiさんが、地元の人に促されて飛び入り参加で太鼓を叩く一幕も。
NakamuraEmiさんは「“血が騒ぐ”というものを久々に体感しました。夜中0:00 蒸し暑い夜、40の祭車が蝋燭や提灯を揺らし鉦と太鼓を叩いて練り歩く。タイムスリップしたみたいでした。そして音楽家として恥ずかしいですが、鉦と太鼓の拍子が全くつかめない。ねぇどうやって覚えたのと野暮な質問をしてしまいそうな位、小さな子ども達も当たり前のように叩く。そんな中、よそ者の私にも片町の太鼓を叩かせてくれました。私はリズムも何もめちゃくちゃだったけど、その温かみや目に見えないものを繋ぐ想い、しっかりと受け取りました。新しい価値観が生まれていく中、春日神社を前にどの世代も凛とせずにはいられない。袴姿・半被姿・八巻姿の皆の笑顔は、優勝!の一言。日本人の喜びを噛み締めた石取祭。今度はあの拍子を体に入れてまた祭を体験したいです。」と貴重な体験を語った。
石取祭は本楽が行われる8月6日まで、たくさんの屋台とともに楽しむ事ができる。
新型コロナでこの数年未開催、あるいは規模が縮小して行われた石取祭は今年から通常開催。桑名っ子が待ちに待った夏の風物詩を体感しに行ってはいかがだろうか。
「本物力こそ、桑名力」をキャッチフレーズとして掲げる三重県桑名市。三重県桑名市東京PR事務局を運営する
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