梅雨から夏にかけて湿度と気温が高くなると、犬・猫の皮膚トラブルが増える傾向があるといわれています。そもそも犬や猫の皮膚は薄く、人の1/3程度。全身を被毛で覆われているとはいえ、もともと皮膚がとてもデリケートです。そのため健康な皮膚を保つためには日々のスキンケアが非常に重要となります。
調査の結果、animaLabo会員の60~70%がペットに定期的なスキンケアを実施していることから「スキンケアへの意識」が高いことがうかがえました。一方、70%以上のanimaLabo会員が動物病院でスキンケアのアドバイスをもらいたいと思っていることから、より専門的な知識や手法を知りたいことがうかがえる結果となりました。
【調査サマリ】
・皮膚や被毛の定期的なケアをしている:【犬】7割超、【猫】約6割
・具体的なケア方法1位:【犬】シャンプー、【猫】ブラッシング
・家でシャンプーしている:【犬】7割超、【猫】5割超
・シャンプー頻度:【犬】月1回以上が83%、【猫】年に1~3回が34%、続いて2ヶ月に1回程度が24%
・シャンプーで重視すること上位:【犬・猫共通】1位「シャンプー後の仕上がり」が最多、2位「動物病院推奨」
・シャンプー購入先1位:【犬・猫共通】インターネットが4割程度で最多
・スキンケア(シャンプーなど)の具体的なやり方やコツについて、動物病院でアドバイスをもらったことがない:【犬】69%、【猫】82%
・スキンケア(シャンプーなど)の具体的なやり方やコツについて、動物病院でアドバイスをもらいたいと思っている:【犬】77%、【猫】74%
Q. 皮膚や被毛の定期的なケアをしていますか?(犬の飼い主:n=870、猫の飼い主(両方含む):n=635)
犬の飼い主:「している」が75%、「していない」が25%
猫の飼い主:「している」が59%、「していない」が41%
猫よりも犬の方がスキンケアの必要性があると感じている飼い主が多いことがうかがえる
Q. 具体的にどのような方法でケアをしていますか?(複数回答可)
(犬の飼い主:n=654、猫の飼い主(両方含む):n=377)
犬の飼い主:1位「シャンプー(82.1%)」、2位「ブラッシング(76%)」、3位「動物病院を受診(39.9%)」
猫の飼い主:1位「ブラッシング(91%)」、2位「シャンプー(40.3%)」、3位「動物病院を受診(22.5%)」
まずは自宅でできるケアを実施する飼い主が多い傾向
Q.お家でシャンプーをすることはありますか?(犬の飼い主:n=654、猫の飼い主(両方含む):n=377)
犬の飼い主:「ある」が70%、「なし」が4%、「トリミングサロンや動物病院」が26%
猫の飼い主:「ある」が52%、「なし」が40%、「トリミングサロンや動物病院」が8%
Q. どのくらいの頻度でシャンプーをしていますか?(犬の飼い主:n=460、猫の飼い主(両方含む):n=194)
犬の飼い主:「月1回程度」が38%、「月2回程度」が28%、「週1回」が12%
猫の飼い主:「年に1~3回程度」が34%、「2ヶ月に1回程度」が24%、「月に1回程度」が22%
Q. シャンプーを選ぶ際、重視することはなんですか?(複数回答可)
(犬の飼い主:n=460、猫の飼い主(両方含む):n=194)
犬の飼い主:1位「シャンプー後の仕上がり(48.7%)」、2位「動物病院推奨(25.7%)」、3位「肌への優しさ(25%)」
猫の飼い主:1位「シャンプー後の仕上がり(46.9%)」、2位「動物病院推奨(22.7%)」、3位「価格(20.1%)」
猫に関しては、その他として「毛づくろいしても安全な成分」や「速乾性」を気にする声も。
Q. シャンプーを主にどこで購入していますか?(犬の飼い主:n=460、猫の飼い主(両方含む):n=194)
犬の飼い主:「インターネット」が42%、「ペットショップ」が20%、「量販店」が16%
猫の飼い主:「インターネット」が38%、「ペットショップ」が26%、「量販店」が20%
Q. スキンケア(シャンプーなど)の具体的なやり方やコツについて、動物病院で説明を受けたことがありますか?
(犬の飼い主:n=870、猫の飼い主(両方含む):n=635)
犬の飼い主:「説明を受けたことがある」が31%、「説明を受けたことがない」が69%
猫の飼い主:「説明を受けたことがある」が18%、「説明を受けたことがない」が82%
Q. スキンケア(シャンプーなど)の具体的なやり方やコツについて、動物病院でアドバイスをもらいたいと思いますか?
(犬の飼い主:n=870、猫の飼い主(両方含む):n=635)
犬の飼い主:「アドバイスをもらいたいと思う」が77%、「アドバイスをもらいたいと思わない」が23%
猫の飼い主:「アドバイスをもらいたいと思う」が74%、「アドバイスをもらいたいと思わない」が26%
犬・猫の飼い主は専門家にスキンケアのアドバイスをしてもらいたいことがうかがえる
【共立製薬株式会社について】
1955年創業。「動物と人の進む道を創る」をミッションに掲げ、動物医療のリーディングカンパニーとして、 犬・猫用医薬品や畜水産動物用医薬品などの開発、製造、販売、輸出入をしています。
名称:共立製薬株式会社
代表者:代表取締役社長 髙居 隆章
会社設立:1955年5月
資本金:5,500万円
従業員数:729人(2023年5月末時点)
事業内容:動物用医薬品などの開発・製造・販売・輸出入