ECブランド及びサイトを創設・管理しているMEDIQUITOUS(代表:イ・デゥジン)の運営している日本のファッションECサイト「nugu」(https://www.nugu.jp)が7月の実績を発表した。7月の取引額は4億6,000万円に上り、約3億6,000万円の実績となった。これは2億9,500万円だった6月の取引額と比べ20%上昇、前年同月比198%上昇した結果である。
2023年をステップアップの適期であると判断したnuguは攻撃的な成長戦略を展開している。3月には自社開発のシステムでアプリをリニューアルし、アプリの読み込み速度の改善・決済手段の多様化・ライブコマース機能の搭載など、顧客志向アップデートを続けている。実際リニューアル後、サイトアクセス顧客のコンバージョン率が2倍以上成長した。
また、nuguは現在オンラインマーケティングにセールスを掛け合わせた日本だけのインフルエンサー共同購入キャンペーンを強化している。7月には韓国のコスメブランドと日本のインフルエンサーがコラボし、3日で2000万円以上の取引額を達成した。nuguではこのような成功ノウハウを様々なブランドに適用してゆくつもりである。
韓国のスタートアップ企業として初の日本ローカルブランドの入店事業を本格的に展開している。9月初旬には年間売上約1500億円規模の大型ファッションブランドADAM ET ROPÉの入店販売・インフルエンサーコラボを予定している。
nugu内部的にも「GIRL’S SUMMER DIARY」、「SUMMER ACC SALE」、「SKINCARE WEEK」など、夏物の洋服・アクセサリーや軽いタッチのスキンケア商品などたくさんのアイテムを紹介するキャンペーンが行われた。
新しいディレクターも次々と入店し、早くも良い成果を出している。インフルエンサーhiyoriのブランド【hoop】(https://nugu.jp/director/hoop-hiyori)、rennaの【REILA】(https://nugu.jp/director/reila-renna)は7月デビューの新しいディレクターとして既に合計1,000件以上の注文成績を上げている期待の新人だ。双子インフルエンサーふみあみが手がけるファッションブランド【JUMELLE】(https://nugu.jp/director/jumelle)も7月中旬入店にもかかわらず160万円の売り上げの好調を見せている。
オフライン事業も盛んであり、6月には日本に進出した韓国コスメブランドが参加したK-Beauty Showcaseをソウル市・SBA(ソウル経済振興院)と協力し開催した。これに参加したコスメブランドとのコラボ広報プロジェクトが8月末から9月にかけて公開される。
9月中旬にはnuguのオフライン東京ストアが正式オープン予定だ。Z世代が集まる新宿にオープン予定のnugu東京ストアはnuguがより客に寄り添い、感覚的かつ楽しい顧客経験を提供できるオンライン・オフラインマーケティングの拠点として活用していく。
円安の厳しい状況の中、nuguは向こう2~3年は前年比100%ぢ上の成長を目標としている。そのために日本最大のZ世代スタイルコマースプラットフォームに成長し、持続可能な黒字経営を達成するという抱負を明らかにした。