この度2023年9月1日(金)より、ケフィア由来ケフィリ菌の原料として販売を開始いたします。1日の摂取量あたり原料として12.5㎎の少量配合で良く、さらに死菌タイプのためサプリメント、食品、飲料など幅広い剤型への配合が可能となります。
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ケフィア由来ケフィリ菌(Lactobacillus kefiri GKL2)125億個について
ケフィアとはコーカサス地方発祥の伝統的な発酵乳です。コーカサス地方は長寿で有名ですが、その秘密は毎日ケフィアを飲んで腸内環境がとても良いからと言われています。
ケフィアの大きな特長は多種類の乳酸菌と酵母が共生したケフィアグレインが元となっているところです。複数の菌が互いに切磋琢磨し共存しているため強力な菌が育っていると考えられています。
この度、コーカサス地方の伝統発酵食品NKGケフィア由来の乳酸菌Lactobacillus kefiri GKL2は、日本で初めてケフィア由来成分で機能性表示食品の届出が受理されました。
ケフィア由来ケフィリ菌は日本ケフィア独自のNKGケフィアグレインから単離した選びぬかれた乳酸菌で独自の方法で培養製造しています。
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腸内環境(腸内フローラ)を改善し、お通じを改善
被験食品:日本ケフィアが提供した加熱殺菌済みのケフィリ菌を1包あたり125×108個を含むようにスティック充填したものを被験食品として使用。また、デキストリン粉末をプラセボ食品として使用した。
結果:T-RFLP法※による腸内細菌叢の解析結果から、被験食品群はプラセボ食品群よりもLactobacillales目の菌の割合が高いことが明らかになりました。また、被験食品群では乳酸含量の増加が観察され、乳酸菌の増殖が裏付けられました。
この結果は、加熱殺菌されたケフィリ菌の摂取が腸内環境の改善に寄与する可能性を示唆しています。
腸内の臭気に関連する腐敗産物量が減少し、腸内環境の改善が期待される結果であり、これによりケフィリ菌の摂取が便通および排便に関わる満足感を向上させる効果が得られると考えられます。
※末端蛍光標識をしたプライマーセットで鋳型DNAをPCR増幅し、制限酵素によって消化された後にフラグメント解析する方法
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製品規格
製品名 |
ケフィア由来乳酸菌GKL-2 |
乳酸菌数 |
1兆個以上/g |
原材料名 |
殺菌乳酸菌末、デキストリン |
一般生菌数 |
3000個/g以下 |
賞味期限 |
製造より2年間(未開封) |
カビ酵母 |
100個/g以下 |
保存方法 |
高温多湿を避けて、 涼しい場所で保存 |
大腸菌群 |
陰性 |
包装形態 |
500g(アルミ袋) |
水分 |
6%以下 |
外観(色沢) |
白色から黄色 |
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別表
届出番号 |
H999 |
届出表示 |
ケフィア由来ケフィリ菌(Lactobacillus kefiri GKL2)には、お腹の調子が気になる方の腸内環境(腸内フローラ)を改善する機能、お通じを改善する機能があることが報告されています。 |
機能性関与成分 |
ケフィア由来ケフィリ菌(Lactobacillus kefiri GKL2)125億個 |
公開日 |
2023年2月20日(月) |
日本ケフィア 会社概要
設立 1977年 4月30日
代表者 代表取締役 徳丸 浩一郎
事業内容 ケフィアを中心とした醗酵食品、サプリメント、化粧品の企画・開発・製造販売
事業所 本社(神奈川県藤沢市)
東京事業所(東京都渋谷区)
加盟団体 一般社団法人 日本栄養評議会
公益財団法人 日本健康・栄養食品協会
特定非営利活動法人 日本抗加齢協会
ウェブサイト https://www.kefir.co.jp/