コロナ禍で閉業した旧「三本松ロイヤルホテル(住所:香川県東かがわ市三本松1880)」を、“瀬戸内のローカル感とつながる小さな滞在型アウトドアホテル”をコンセプトに、リノベーション工事を実施。リニューアルオープン後には、初年度売上高1.6億円、瀬戸内国際芸術祭と大阪・関西万博が行われる2025年には売上高 2億円超を想定しております。中長期的に、東かがわ市内や香川県内での雇用創出や、交流人口の創出、地域への経済波及を目指します。
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「CRAFT HOTEL 瀬戸内(クラフトホテルせとうち)」概要
◆ 【施設コンセプト】滞在型アウトドアホテル
「CRAFT HOTEL 瀬戸内」のコンセプトは、晴天率が高く瀬戸内海に面した東かがわの豊かな自然を体感できる“瀬戸内のローカル感とつながる滞在型アウトドアホテル”。木々と水辺が気持ちいい中庭・パティオが特徴的な、瀬戸内の地域性とお手頃な価格を兼ね備えた全35室の小さなホテルです。
自然の中、木漏れ日を感じるパティオは非日常のリゾート感と、グランピングのような自然と触れ合うワクワクの中、恋人・夫婦、友人とのつながりが生まれる空間へとリノベーションを行います。
◆ 【背景】
・アウトドア宿泊施設の成長と、解決すべき課題
都市化のすすむ生活様式からの自然回帰傾向や、コロナ禍からの密を避ける行動様式の変化の後押しを受け、アウトドア・グランピングの人気は世界的に上昇しています。日本においては初心者でもアウトドア体験ができるグランピングやアウトドア要素のあるホテル数は増加傾向にあります。その一方で、1名あたり約1〜2万円で宿泊できるカジュアルな価格帯のグランピング施設は少なく、需要と供給にギャップが生まれています。また、その他にも「1棟を2人で利用した場合に割高な価格設定になること」や「公共交通機関ではアクセスしづらいこと」などの課題があります。
・晴天率が高い東かがわ市。地域のもつ「アウトドアの競争優位性」を生かした滞在型施設
香川県東かがわ市は、少雨で晴天率が高い気候、波が穏やかできれいな複数箇所のビーチ、日本の原風景が残る豊かな自然を感じられる山々と里山があり、アウトドア観光施設には最適な地域。また、近年の日本においては、長時間滞在できる日帰りBBQ施設や、漫画スペースやカフェなどのおしゃれな共有スペースが充実した温浴施設など、滞在型施設の人気が増加しています。市場状況、東かがわ市の地域の競争優位性などを鑑みて、コンセプトは「滞在型アウトドアホテル」とし、カジュアルな価格帯で、気軽にアウトドア滞在体験を満喫いただけるような施設・サービスの開発を進めています。
◆ 【滞在価値】
施設内では、サウナ・水風呂、水盤での水遊び、アウトドアディナー、焚き火、手持ち花火などのアウトドア体験を楽しめる、自然の中でのチルな時間を提供します。また、客室は2人利用に最適なお部屋づくりを行い、宿泊料金を1泊1〜1.2万円 / 人(税込)前後のお手頃な価格帯にすることで、恋人・夫婦、友達同士の「日常デート以上・記念日旅行未満」の利用を見込んでいます。
また、本施設は公共交通機関でのアクセスが可能。高松駅から特急列車 約30分でアクセスでき、大阪・神戸方面からの高速バスが停車するバスターミナルも近くにあります。自動車免許を持っていない方、自動車免許を持っているが運転が苦手なミレニアル世代などの利用を見込んでおります。
◆ 【施設概要】
・施設名 :CRAFT HOTEL 瀬戸内
・所在地 :香川県東かがわ市三本松1880番地
・客室数 :35室(シングル8室、ツイン9室、ダブル9室、クイーン5室、メゾネット2室、和室2室)
・開業予定日 :2024年1月下旬(予定)
・宿泊料金(予定):1人あたり1泊 1万円〜1.2万円から(朝食・夕食は別途オプション、季節変動あり)
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リノベーション概要
◆ 【1階】パティオ(中庭)エリア
木々に囲まれた中庭には、瀬戸内海を象徴するメタファーとしての水盤を中心に、木々に囲まれた水辺のほとりに集う、ヨーロッパの中庭・パティオを彷彿とさせる非日常感を演出。宿泊中にアウトドア体験を楽しめる滞在場所へとリノベーションします。
アイコニックな三角屋根のチャペルを、広い空間のフィンランドサウナとして利活用。サウナは水着着用で利用でき、セルフロウリュも可能。非日常感のある空間で、恋人同士・友人同士でお喋りを最大限お楽しみいただけることを最優先に設計しており、サウナ初心者やサウナ未経験者の利用を目指します。
また、パティオエリアにある水盤の一部は水深を深くし、水風呂として整備いたしますので、身体をしっかり冷やし、外気浴もお楽しみいただけます。共有スペースには屋外シャワーや、男女の更衣室、シャワー設備なども新設します。
◆ 【1階】CAFE / BAR、ラウンジ・レセプション・フロント
1Fテラス席のつづく先に、CAFE / BAR を整備。東かがわを中心とした瀬戸内エリアのクラフトビールやお酒、果実を使ったカクテル、地元食材を使ったローカル感のあるおつまみを中心に提供。自然あふれるパティオに出れば、木漏れ日のなかおしゃれな飲み物を片手に、恋人同士・友達同士の語らいをお楽しみいただけます。
水盤を囲む1Fテラス席やウッドデッキ、半屋外スペースでは瀬戸内の食材をふんだんに使用したダッチオーブン料理や、カフェ・BARメニューを予定しております。また、夜は焚き火を囲んでおくつろぎいただけます。
◆ 【2〜5階】客室エリア
全35部屋の客室は、複数の内装をご用意。自然のあたたかみと瀬戸内の海・空を連想させるブルーをモダンに取り入れたシンプルな客室をはじめ、温かみあるオレンジ・ブラウン・ホワイトの配色で居心地よく仕上げたナチュラルな客室、落ち着いたグリーンに果実やオリーブを思わせるくすんだイエローやグリーンを差し色で取り入れた客室など、お好みの内装をお選びいただけます。
共有スペースで過ごしたあと、客室に戻ればプライベートな時間。恋人・夫婦、友達同士で思い思いの時間をお過ごしいただけます。
◆ リノベーション工事 スケジュール(予定)
・工事期間:9月中旬着工〜12月下旬
・開業:2024年1月下旬
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オープン後の展望、2025年の売上高2億円を目指す
リニューアルオープンに向けて投資を行い、オープン後初年度売上は1.6億円を想定。30名以上の雇用創出を見込むとともに、オープン後もリノベーション未着手のフロアを客室化するなど追加投資を行い、収容人数を広げることでさらなる雇用や、交流人口の創出、地域への経済波及を目指します。
また、東アジア地域のインバウンド観光客を中心に”瀬戸内”の知名度が上昇しており、香川県においてはアフターコロナでのさらなる訪問者数の大幅な増加が期待されています。特に、2025年に開催される瀬戸内芸術祭、大阪万博ではインバウンド観光客を中心にイベントを起点とする京阪神・四国エリアでの回遊旅行が期待されます。本施設は、2025年の売上高2億円超を目指して、東かがわにも人流を生むべく国内外への情報発信を積極的に行なって参ります。
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「CRAFT HOTEL(クラフトホテル)」ブランドで、地方地域の観光課題を解決する
◆ 東かがわ市について
香川県東かがわ市は京阪神エリアから車で2時間、高速道路でアクセスしやすい立地であるものの、大阪⇆高松間における通過地点という位置付け。足を止めて、旅の目的地となるような宿泊施設が少ないため滞在時間の延伸が観光課題となっております。一方、東かがわ市は、少雨で晴天率が高い気候、波が穏やかで透明感のある綺麗な海をもつ瀬戸内海沿いにある複数箇所のビーチ、日本の原風景が残る豊かな山々と里山、温泉などの自然資産、シェアNo.1の手袋産業などの産業、讃岐うどん、養殖ハマチや和三盆などのご当地食材など、ローカル感のある魅力的な観光素材が点在している地域でもあります。
◆ 旧「三本松ロイヤルホテル」について
「三本松ロイヤルホテル」は、瀬戸大橋開業後の需要を見込んだ地場の企業が1989年に開業したシティホテルでした。当時は観光の受け皿かつ、産業の中心地としてのビジネス利用、地元の方にはチャペルでの結婚式や宴会利用などで賑わっていました。しかし、東かがわ市の人口減少などで需要が低下、そしてコロナ禍で追い打ちをかけられるように2020年6月に惜しまれながら閉鎖。閉鎖後は、三本松商店街の飲食店からは「宿泊施設がないことで市外からの集客は難しくなった」という声も聞かれます。
◆ 「CRAFT HOTEL(クラフトホテル)」で、全国的な地方地域の観光課題を解決する
宿泊施設が少ない地域では必然的に訪れた人の滞在時間が少なくなり、地域の魅力を伝え、楽しんでもらうことで地域の経済を回す機会が減ってしまいます。しかしながら、東かがわに限らず、観光振興には宿泊施設が必要な一方で、特に過疎地域においては閉鎖・廃業する宿泊施設は増加傾向にあります。
紋切り型の宿泊施設ではなく、地域の特徴やその地域ならではのアクティビティを織り込んだコンセプトを掲げて施設開発・サービス開発を行い、手頃な値段設定とオンライン上での戦略的な集客が実現できれば非観光地でもお客様の目的地となるホテルになることができると考えています。
そこで、地方自治体との取り組みとして全国で展開してきたグランピングブランド「ザランタン」の企画・運営で培ったノウハウや株式会社ダイブの人材アセットを生かし、官民問わない遊休ホテルを活用した「CRAFT HOTEL」ブランドの展開を開始いたします。民間・行政問わず、遊休物件をただのホテルではなくひとつひとつを小さなこだわりのあるホテルとして再生させるべく、手作りのあたたかみを感じる工芸品の意味をもつ「クラフト・CRAFT」と名付け、その地域ならではの体験を織り込んだ目的地になるコンセプトホテルの全国展開を加速させて参ります。
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【実績】株式会社ダイブは、東かがわ市で宿泊者1.5万人を創出
株式会社ダイブは2019年8月〜2023年1月まで東かがわ市の公共の複合施設「ベッセルおおち」の遊休地と既存ロッジ・ログハウスを活用し、「ザランタン」ブランドの旗艦施設『ザランタン東かがわ|ベッセルおおち』としてグランピング事業を展開して参りました。
都市部からのアクセスが良く、魅力あふれる東かがわ市に自然・体験・食・文化を織り込んだ「グランピング」という新たな旅行スタイルを取り入れた旧「ザランタン東かがわ|ベッセルおおち」は、わずか3年半で予約が取りづらい四国屈指の人気宿泊施設にまで成長。事業を通じ東かがわ市の地方創生に下記のような貢献ができました。
◆ 定量的な実績
・ザランタン東かがわ|ベッセルおおち
・営業期間:2019年8月〜2023年1月(※現在は閉業)
・観光振興:累計約1.5万人以上もの宿泊者を創出
・地元への経済波及:事業売上高2.5億円超、経済波及効果約4億円
・関係交流人口の増加:
「東かがわ市」の月間Google検索数
:2019年8月は1万回 → 事業開始後2022年8月には、月間3万回を突破(2.92倍)
非観光地とされてきた東かがわですが、観光地としての魅力とポテンシャルが高い場所であることを、グランピング事業を通じて実証できたことから本プロジェクトの構想が始まりました。
2020年から培ってきた地元とのつながり・お客様とのつながりを「CRAFT HOTEL 瀬戸内」でさらに発展させていくことで、東かがわ市にさらなる賑わいを創出して参ります。
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会社概要、お問い合わせ先
【 株式会社ダイブ・概要 】
会社名 :株式会社ダイブ
創業 :2002年3月
代表取締役 :庄子 潔
本社所在地 :〒160-0022 東京都新宿区 新宿2-8-1 新宿セブンビル10F
サイト :https://dive.design/
ダイブは、日本経済の成長エンジン「観光」の大課題を解決すべく、事業展開しているベンチャー企業です。
基幹事業である観光施設に特化した人材サービス(リゾートバイト)においては、観光施設の大課題である「人手不足」の解決に寄与しており、年間10,000人の観光従事者を創出。日本人人材と外国人人材あわせて、全国47都道府県、4,600施設以上の観光施設と、人材のお取引実績があります。
また、新規事業の地方創生事業では、全国6カ所の非観光地(過疎地・消滅可能性都市を含む)において、D2Cの観光事業を展開。収益の創出、外貨の獲得はもちろん、地域事業者と連携することでのサステナブルな地域づくりに貢献しております。その他にも、グランピング施設に特化したWEBメディア GLAMPICKS(グランピックス)の運営をはじめとした宿泊施設に対しての集客支援など、IT領域での事業展開も積極的に行っております。
【報道関係者様からのお問合せ先】
株式会社ダイブ
広報:福山・原
TEL :03-6311-9833
MAIL :pr@dive.design