「ゲッター」とは、長い木製の下駄を複数人で履いて直線コースを駆け抜ける池田町ならではのスポーツです。選手同士の協働する力が勝敗を左右するユニークな競技で、昨年も笑いの絶えない白熱した試合が繰り広げられ、会場はおおいに盛り上がりました。入賞者に贈られる木製の賞状盾は池田町製作のオリジナル、副賞は池田町特産品です。大会記録を保持する昨年の優勝チームも参加予定で、今年はさらなる盛り上がりが期待できます。
会場内には、ゲッターを含む「ウッドスポーツ」3種目の無料体験コーナーを設置、観戦者にも体験していただけます。また、10月7日の予選会終了後には、元小学校をリノベーションした「農村de合宿キャンプセンター」にてレセプションを開催します。昨年好評だった郷土料理やジビエ料理、目の前で打つ蕎麦など、20種類以上を取り揃えたバイキングとともに、参加者同士での交流を深めていただきます。
大会参加者は同施設に特別料金で宿泊もできますので、ゆっくり休んで翌日の本選に臨むこともできます。
大会2日目には大会名誉会長「パックンマックン」が登場し、本選と表彰式を盛り上げてくれる予定です。
会場もスポーツも食も「池田町ならでは」を満喫できる企画ですので、ぜひ参加または観戦にお越しください。
福井県池田町は森林面積が90%を超える森に囲まれた小さな町です。豊かな森を活かし、守り育て、100年後も人と森とのつながりを紡いでいくことを目的とした「木望の森100年プロジェクト」を推進しています。
人と人とのつながりをはぐくむ競技として生まれた「ゲッター」が、当選手権を通じ、参加者と町との新しい交流を生み出すことを願っています。
募集要項および見どころについては以下をご参照ください。大会の写真は全て昨年(2022年)のものです。
<「ゲッター選手権2023」の注目ポイント>
■ゲッターペア&クワッド、昨年の記録を塗り替えるのは?
昨年大会では、予選から本選に進むに従って各チームの協働力が増し、トップレコードが次々と更新されました。この記録を塗り替えるチームが現れるのか、ご注目ください。今年はゲッターの板の事前貸し出しもしています。
【2022年大会のスピード記録】
・ペア(2人チーム)の部: 0分22秒02(Kato Lab)
・クワッド(4人チーム)の部:0分33秒28(チームふくざい)
「Kato Lab」からのメッセージ
「昨年は優勝はもちろん、交流会でいろんな方とお話ができたことが思い出深いです。今年は参加できず大変残念ですが、私達のタイムを超える方が現れるのを楽しみにしてます!コツは前傾姿勢ですよ。」
「チームふくざい」からのメッセージ
「昨年はまさかの優勝、からのテレビデビュー!ビッグドリームを掴みました。東京に転勤となったメンバーを呼び戻し、今年も参戦します。目指せ、二連覇!!」
■池田町と連携する「東京都立芝商業高等学校」が今年も参戦!
池田町と同校は2014年から定期的に交流を深めており、これまで同校の生徒たちは池田町での学修活動や商品開発、首都圏でのPRや販売活動などを行ってきました。ゲッター選手権には昨年に続き参加を表明、今年はゲッターの板を事前に借りて、昨年以上に練習を積み、本番に臨む予定です。
※池田町と東京都立芝商業高等学校との連携について
https://www.town.ikeda.fukui.jp/gyousei/gyousei/1928/p002312.html
「チーム東京都立芝商業高校」からのメッセージ
「昨年度は3年ぶりに池田町を訪問することができ、ゲッター選手権は初参加でベスト8まで勝ち進むことができました。今年も新メンバーを募って参加し、初優勝目指して頑張ります。」
■大会名誉会長パックンマックンから参加者への応援メッセージ
昨年に続き「ゲッター選手権2023」の大会名誉会長として本戦に参加、参加者とともに大会を盛り上げていただく「パックンマックン」からメッセージを頂きました。
「去年の決勝は、スピード感あふれる走りを目の当たりにして、とってもエキサイトしました。また、見た目ではその強さが計り知れない、という点もゲッターの面白さだと思います。初めてという方も、ぜひ参加してください!」
※動画メッセージはこちらから視聴可能
■1~3位およびベストファッション賞には記念品贈呈
ペア・クワッドそれぞれの1~3位のチームには、池田町の木工体験施設「ウッドラボいけだ」で製作したオリジナル受賞盾と池田町特産品を贈呈。また、個性的なユニフォームのチームの中から「チームベストファッション賞」を決定、こちらも記念盾と特産品が贈呈されます。
「ウッドラボいけだ」について
面積の 9 割以上を森林が占める池田町で、木材利用・木育活動を活発に推進する拠点施設です。
木工商品の開発や木工体験の受け入れを広く行っています。
※公式ホームページ https://ikeda-kibou100.jp/project/woodlabo/
■大会会場内に「ウッドスポーツ体験コーナー」を設置
福井県池田町が木を活かし森を守り育てる「木望の森100年プロジェクト(※)」に取り組む中、平成29年に考案したのが「ウッドスポーツ」です。木を活かした本町ならではのスポーツで、「ゲッター」「立ッター」「木ッター」の3種目があります。10月7・8日は会場内で、観客含めてどなたでも無料で体験いただけます。
※木望の森100年プロジェクトについての詳細はこちら https://ikeda-kibou100.jp/
■池田の郷土食が味わえるレセプションを今年も開催
昨年100人以上が参加したレセプション(交流会)を今大会でも行います。レセプションを通じて参加者と池田町大会関係者の親睦を深めることを目的としており、約20種類にのぼる「池田・食のバイキング」と交流の機会は昨年も大好評でした。地元のお母さんたちが手間暇かけて丁寧に仕込んだ郷土料理や猪肉の串焼き、そば打ち名人による十割おろしそばなど、池田の豊かな食文化を体感いただけます。
■元小学校をリノベーションした合宿施設に泊まれます
「ゲッター選手権」の会場となる「農村de合宿キャンプセンター」に、出場選手と同行者は特別料金で宿泊できます。当施設は、廃校になった小学校を改装して平成28年にオープンした合宿施設で、木でリノベーションした宿泊室や食堂は、元小学校の教室の懐かしい雰囲気が感じられます。館内には、学習室や音楽スタジオ、調理実習室などもあり、多様な合宿ニーズに対応しています。
※公式ホームページ https://ikeda-noson-camp.jp/
10/7宿泊※朝食付 |
10/8宿泊※素泊まり |
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3歳~小学生 |
4,700円/人 |
3,700円/人 |
中学生 |
5,200円/人 |
4,200円/人 |
高校生以上 |
5,700円/人 |
4,700円/人 |
※宿泊予約は0778-44-6181(農村de合宿キャンプセンター)へ。ご予約の際は「ゲッター選手権に出場します」とお伝えください。
<「ゲッター選手権2023」募集要項>
■大会概要
大会日程
予選:令和5年10月7日(土)12:00受付、14:00スタート、18:00レセプション(希望者のみ)
本戦:令和5年10月8日(日)9:30スタート、14:30表彰式
*参加者はもれなく予選・本戦ともに参加いただきます。
*予選会のタイムで決勝トーナメントの対戦相手を決定して、決勝トーナメントは勝ち抜き戦となります。
会場
農村de合宿キャンプセンター(福井県今立郡池田町菅生23-42)
*競技会場:グラウンド レセプション会場:体育館
種目
① ゲッタークワッドの部(4人1チーム *8人まで登録可)参加費1チーム2000円
② ゲッターペアの部(2人1チーム *4人まで登録可)参加費1チーム1000円
*①、②ともに先着24チーム限定。①、②両方へのエントリーも可能。
レセプション
・レセプション(夕食会) 参加費1人1000円
*約20種類の「池田・食のバイキング」を楽しめる交流会です。
参加資格
・健康な方(年齢・性別・国籍は問いません)
*参加者が18歳未満の場合は保護者の同意が必要です。
■お申し込み・お問い合わせについて
https://www.town.ikeda.fukui.jp/kurashi/bunka/1416/p002421.html
池田町教育委員会事務局 TEL:0778-44-8006 E-MAIL:kyoui@town.fukui-ikeda.lg.jp
申し込み期間:令和5年9月15日(金)まで
*ただし、定員になり次第終了となります。詳細は上記URLでご確認ください。
■ゲッター製品の事前貸出について
事前に練習したいという方は、事務局(0778-44-8006)までご連絡いただければ、ゲッターの板を貸し出しいたします。(配送料は申込者負担となります)
・ペア(2人チーム)用: 長さ132㎝、2枚の重さ5.5~6㎏
・クワッド(4人チーム)用:長さ245㎝、2枚の重さ11~12㎏
コースはペア・クワッドともに30間(約50m)の直線コースとなります。
走行中は全員が板を履いていることがルールですので、足元に紐でしっかりと板を固定して、仲間と動きを合わせてまっすぐ進む練習をしてください。
■「あたりまえをたやさないまち」池田町
福井県池田町は人口約2300人、森に囲まれた小さな町です。心をいやす日本の原風景、作物をいつくしむ感謝の気持ち、人と人が思いやり、支えあって暮らす「あたりまえをたやさないまち」を目指しています。
池田町町長・杉本博文
「人々が共同して暮らす小さな社会だからこそ、人々が関わりあえる、相互扶助が生きるまちでありたいと願っています」