「三重とこわか健康経営殿堂入りカンパニー」の認定制度は、「誰もが健康的に暮らせる“とこわかの三重”※1」を掲げる三重県が今年度から新たに始めたもので、「三重とこわか健康経営大賞」にて大賞と優秀賞の双方を受賞した企業のうち、特に優れた「健康経営®※2」を実践している企業が認定される制度です。三重県は、2020年度から「三重とこわか健康経営カンパニー(ホワイトみえ)※3」の認定制度を開始し、企業などにおける健康経営を積極的に推進しています。富士フイルムマニュファクチャリングの鈴鹿事業所は、2021年度に初めて「三重とこわか健康経営カンパニー(ホワイトみえ)」の認定を受け、さらに同認定企業の中でも特に優れた健康経営を実践している企業が表彰される「三重とこわか健康経営大賞」にて、2021年度に大賞、2022年度には優秀賞を受賞しました。
鈴鹿事業所は、「三重とこわか健康経営カンパニー(ホワイトみえ)」に認定されている239企業のうち、大規模法人としては初めて、「三重とこわか健康経営大賞」の大賞と優秀賞の双方を獲得した企業です。今回、三重県による審査を経た結果、「三重とこわか健康経営殿堂入りカンパニー」として認定を受けました。
【認定理由(評価ポイント)】
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「7つの健康行動」への幅広い取り組みとともに、禁煙に関する取り組みを10年にわたり継続して実施しており、喫煙率が活動当初比20%減など大きな数値的成果も出ている。
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「産婦人科医から伝えたいライフプラン教育」という女性の健康増進への取り組みに男性の参加も促し、職場全体で理解し支援できる環境を整えており、波及性も期待できる。
鈴鹿事業所では、富士フイルムグループが取り組む「7つの健康行動※4」の項目別実施率や主な健診項目結果の年代別グラフなどを事業所内の主要通路に掲示するとともに、常に従業員が持ち歩く社員証の裏面にも「7つの健康行動」が記されたシールを貼り、使用時に視界に入るような工夫を行うことで、従業員一人ひとりの健康意識を向上させています。また、女性における就業・結婚・妊娠・復職・子育てといったライフステージの変化に際しては、婦人科がん(子宮頸がん・子宮体がん・卵巣がんなど)の患者数が減らない若年層を対象とした取り組みとして、社外講師による「ライフプラン教育講演会」を実施。同講演会には、女性従業員だけでなく男性従業員への参加も促し、女性従業員の体調不良時には職場全体で理解・支援できる環境を整えました。さらに、2013年から禁煙への取り組みを続け、2022年には富士フイルムマニュファクチャリング社長から喫煙者に対して禁煙を推奨するレターの配布や、産業保健スタッフによる保健指導などを行いました。その結果、鈴鹿事業所内における喫煙率を、2013年と比較し約20%低減することができました。
※1:「とこわか」とは、「いつも若々しいこと。いつまでも若いさま。」を表現した言葉。
※2:「健康経営®」は、特定非営利活動法人健康経営研究会の登録商標。
※3:多くの人々が一日の大半を過ごす職場での健康づくりに取り組むため、企業における主体的な健康経営の取り組みを「見える化」してさらなる取り組みを推進する仕組み。
※4:富士フイルムグループの従業員が健康的な生活習慣を身につけるために、2020年に新設し、実践を呼びかけている7つの取り組み。
①週1回以上、体重をはかる
②自分の健診結果を確認する
③週1日以上、お酒を飲まない日をつくる
④1日6時間以上の睡眠をとる
⑤平均30分/日 以上歩く
⑥直近の「歩活」にエントリーする
⑦タバコは吸わない
【富士フイルムマニュファクチャリング株式会社 鈴鹿事業所の概要】
所在地:三重県鈴鹿市伊船町1900番地
設立:2010年1月29日(営業開始日:2010年4月1日)
従業員数:約1,350名
主な事業内容:複合機やプリンターの基幹部品の製造
富士フイルムビジネスイノベーションについて
働く人々がより創造力を発揮し組織の力を最大化するために、DXを通じた知識と情報の効果的な利活用を支援します。1962年の創業以来培った技術や知見をもとに、ワークフローソリューション、ITサービス、デジタル複合機などの印刷機器に関する研究・開発・生産・販売を行っています。基幹システムの販売や導入支援、業務プロセスのアウトソーシングサービスも提供し、世界中のお客様のビジネスを革新するグローバルリーダーであり続けます。
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