「CO-FUKUI 未来技術活用プロジェクト」は、福井県内の事業者・自治体・団体等にデジタル技術を実装し、地域課題の解決に取り組むデジタル実装推進プロジェクトとして2021年度にスタートされたDX推進事業です。3年目となる本年度は地域に存在する社会課題の解決につながるソリューションの創出、そして国内外の企業・地域の事業者・福井県の三者が密に連携した実証実験を通じて、早期に社会実装していくことを目指されています。
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「CO-FUKUI 未来技術活用プロジェクト」について(ReGACY Innovation Group株式会社によるリリースより抜粋)
福井県は、「もっと挑戦!もっとおもしろく!」をスローガンに、デジタル技術等を積極的に活用し、仕事やくらしを生産性高く、より魅力的で豊かなものへと変革していく「デジタル・トランスフォーメーション(DX)」を推進しています。「CO-FUKUI未来技術活用プロジェクト」では国内外の企業の革新的な技術・サービスの実証プロジェクトを誘致することで、地域課題の解決が行われ、福井を大胆に変革し、ワクワクドキドキする新しい価値を次の時代に創造することを目的とします。
本事業では、交通、防災・環境、健康福祉、産業、農林水産、教育、行政、観光の8つの事業領域に分類された公募テーマに基づき、プロジェクトに採択された企業が福井県内で実証実験・社会実装を目指します。
ReGACYは、これまでも国内の様々な大企業や自治体におけるインキュベーション・オープンイノベーションの支援実績を有しており、本事業においても、事業全体を円滑に推進するPMO、そして個々の案件の実装推進の支援を行なっております。本年度プログラムの企画においては、社会解決型の色をより強め、ReGACYがこれまでの支援実績で培った自治体の持つ地域課題への深い理解や投資家目線でのスタートアップとの伴走力を強みに、採択企業と共に地域の持つ社会課題の解決を目指して参ります。
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想定中の実証実験概要
オリジナル地図を用いたエリアの魅力発信プラットフォーム「Stroly」 により、特定の目的やデザインに合わせてカスタマイズされたデジタルマップを提供し、利用者の行動変容を促進します。
エリアの魅力をデザイン性のあるビジュアルで表現し、「徒歩」「自転車」などの移動手段で、ゆったりと観光できるイメージを伝えることで、サステナブルな観光の魅力を発信します。
デザインされたデジタルマップを活用することで多言語対応等を含めた来訪客の多種多様なニーズに応え、エリアでの体験性の向上を目指し、滞在時間や消費単価の最大化を目指す施策を福井県内の市町村と共同で検証します。
また、デジタルマップを利用したユーザーのアクセスデータやGPSデータを用いて来訪客の周遊傾向の分析をし、今後の施策につなげます。
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Strolyについて
Stroly = Stroll + Story、コンセプトは「世界の見え方を共有しよう」私たちは地図のもつメディアとしての可能性を信じ、それを最先端の技術で進化させることで、世界の創造性と多様性に貢献することを目指します。
Strolyのマップでエリアの魅力を最大化することで、利用者は地域文化を楽しみながら滞在・周遊できます。
また、利用者がどのようにマップを利用しているのかを把握することができるデータダッシュボードをマップごとに提供。専門家を必要としないデータの分析が可能なので、お祭りやフェスなどの大規模イベントから、エリアプロモーション、キャンペーン、その他観光施策など幅広いシーンでご活用いただきマップの改善をし続けることができます。
StrolyはUpgrade with Tokyo 第一回優勝企業、SXSW Pitchでの日本企業初のファイナリスト、J-Startup選定企業です。