付知(つけち)・加子母(かしも)は良質な木材の産地として産業が生まれ、長い歴史を経て知恵と技が育まれ、伝統文化が息づいています。第3回目となる10月14日では、建築家の水谷 元氏をゲストにお迎えして、このエリアにあるべき「建築の姿」を江戸時代から存続してきた尾張藩の山守「内木家」の山守資料館で一緒に考えてゆきたいと思います。
福岡の中心地からフェリーで約30分、博多湾に浮かぶ人口700人の小さな島「能古島」に自宅兼事務所を構える水谷さんは、都市と自然を軽やかに行き来しながら街を俯瞰し、独自の視点で建築設計やまちづくりを行われています。
水谷さんが手掛けた「島の家001」
デザインが1人歩きした建築物ではなく、建築設計を通じた地域との接続、文化風土や地域性の可視化、またデザイン建築が地域に与える影響などについて掘り下げてゆければと思います。
本セミナーには付知・加子母の地域事業者のみならず、どなたでも参加できます。地域と建築デザイン、山林文化やこれからの観光づくりご興味のある方は是非ご参加ください。
◆出演者プロフィール◆
■講師: 水谷 元
1981年兵庫県神戸市生まれ/福岡県福岡市の能古島育ち/九州産業大学にて森岡侑士に師事し、2004年に中退/2011年よりatelierHUGE主宰、2020年より水谷元建築都市設計室/著書に『現在知 Vol.1 郊外その危機と再生』(共著:NHK出版)、『地方で建築を仕事にする』(共著:学芸出版)、『臨海住宅地の誕生』(編集協力:新建築社)、日本建築学会2018年-2019年『建築雑誌』編集委員、九州大学『都市建築コロキウム』2020年前期非常勤講師。
WEB: https://www.atelierhuge.jp/
■会場: 山守資料館について
岐阜県中津川市の加子母地区で、江戸時代に山の管理を担当していた「山守」。その旧尾張藩三浦山三ヶ村山守役内木彦七家の現当主「内木哲郎」氏が自宅を開放し当時の山林のくらしを伝える資料館を制作している(開発途中)。
WEB:
https://www.nagoyajo.city.nagoya.jp/oshironote/2021/03/20210306_1135.html
イベント概要
日時 :2023年10月14日(木) 10:00-13:00 (9:45分集合)
会場 :岐阜県中津川市加子母 上桑原4092
参加方法 :
以下のリンクよりお申し込みください。
申し込みフォーム
https://timelessnippon3.peatix.com
主催:中津川観光局
企画運営:付知町観光協会・加子母観光協会・MEGURIWA
協力:松澤 聰(映像作家)/Averia Studios(配信)/かしも明治座/付知地域デザインミュージアム/山守資料館/加子母木匠塾/ふれあいのやかたかしも/株式会社キャライノベイト
Timeless NIPPON 付知・加子母 公式サイト