「地域の魅力を実力に変えていく」をミッションとする観光まちづくり法人(DMO候補法人)プラットヨネザワ株式会社(所在地:山形県米沢市、代表取締役 宮嶌浩聡)は、2023年9月15日(金)16日(土)に「360°よねざわオープンファクトリー」を開催し、2,300名を越える来場者に、米沢の魅力を届けました。
【360°よねざわオープンファクトリーとは】
「360°よねざわオープンファクトリー」とは、山形が世界に誇る様々な工房を公開し、米沢のものづくりの世界観を体験いただき、実際に触れることができる、ここだけでしか経験できない地域一体型のオープンファクトリーです。
【360°よねざわオープンファクトリー 当日レポート】
米沢の魅力をPRし、まち全体の産業や観光をさらに元気にするため、行政と民間団体、教育機関が団結し地域一体となって開催した「360°よねざわオープンファクトリー」。山形県では初の開催となりました。
初年度の今回は、米沢が世界に誇る産業である「米沢織(通称よねおり)」に焦点をあて、米沢繊維協議会所属の企業中心に、醸造品製造企業や飲食店など、米沢市の企業・団体20社が参加し、その生産現場を公開し、来場者に工場の見学とものづくり体験を提供しました。
産業の基盤となる生産現場を見て、従事する事業者から話を聞き、ものづくりを体験し交流を深めるこの機会に、2日間で、県内外合わせて一般客2,363名が来場しました。
また、地域の飲食事業者と連携することで、ものづくりの世界観が感じられる食事やサービスの提供を行い、米沢商工会議所や、山形大学工学部とも連携し、限定ツアーやイベントを開催し、いずれも満席となり大盛況のうちに幕を閉じました。
特に、国の重要文化財である山形大学工学部旧校舎での音楽とトークライブのイベントでは、150名を越える来場者が参加しました。
今年度は米沢市の「地域住民が地域の魅力を知る」ことをテーマに掲げ、地元の高校生や小学生も授業の一環で工場見学やワークショップに参加しました。また、学生の地域理解促進として、事前に高校生・大学生ボランティアを募り、当日は20名以上が参加。ボランティア稼働日の半日は、お客様として企業を回る時間を作るなど、イベントに関わりながら、地域への理解を深め、住む地域のファンになっていく仕組みも導入しました。来場者や、スタッフとして参加した子どもや学生からも 「住んでいていも知らなかったことがたくさんあり、地元の魅力を見直すきっかけとなった」「これからも町で会ったら挨拶をしたり、普段から工房を覗かせてもらいたい」「今回来れなかった友人にも教えてあげて次回誘ってあげたい」など、好評をいただきました。
来年度以降は、米沢に多く存在する他分野のものづくり事業者にも拡大し、インバウンド対応も取り込みながら、イベント来場者と生産事業者を直接つなげ、「未来の米沢ファンをつくる」取り組みのさらなる拡大を目指してまいります。
【イベント概要】
■「360°よねざわオープンファクトリー」
▶︎日時:2023年9月15日(金)・16日(土) 9:00~17:00
▶︎メイン会場(事務局):〒992-0039 山形県米沢市門東町1丁目1−87 米織会館前
▶︎会場:参加企業の工房 / 工場にて
▶︎参加企業:
<米沢織物>
・株式会社 安部吉 ・粟野商事株式会社 / JUYOUKAN ・近賢織物有限会社
・染繊工房わくわく舘 ・株式会社 第一ほうせい / きものモモ彩 ・東北整練株式会社 ・株式会社 ナセル
・株式会社 nitorito ・山口織物鷹山堂有限会社
・米沢織物直販所おりじん ・株式会社 新田
<発酵・醸造>
・株式会社 東光の酒蔵 / 酒造資料館 東光の酒蔵
・カクリキみそ醸造元 株式会社花角味噌醸造
<飲食店>
・上杉伯爵邸 / 和庭 ・CAFE SORA。・cafe mamenoki ・Cafe 蓮櫻
<大学>
・山形大学工学部
▶︎協力:
・粟野商事株式会社 ・illbe(オーダースーツレーベル) ・株式会社 安部吉
・株式会社 東匠猪俣 ・さしこ工房 創匠庵 遠藤きよ子
・一般社団法人 米沢観光コンベンション協会 ・脱彩堂(シルクスクリーン)
・山形大学(会場・ボランティア)
・textile artist 山口英夫(トークセッション)
・株式会社 nitorito 鈴木健太郎(トークセッション)
・美術家 石山和広 (トークセッション)
・米富繊維株式会社 / Yonetomi STORE 大江健(トークセッション)
・米沢信用金庫(ボランティア)
▶後援
・米沢市
(イベント公式ホームページ:https://www.360yonezawa.com/ インスタグラム:https://www.instagram.com/360yonezawa/)