この調査をもとに、首都圏に住む女性のプロテインサプリメントの選択と摂取に対する意識、そして今後の プロテインサプリメントの需要について考察した結果、プロテインサプリメントを摂取する目的として、美肌や美髪などの美容面を目指す女性や、QOL(クオリティー・オブ・ライフ:暮らしの品質)を維持するための健康維持を目指す女性の意見が多く見られました。
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調査概要
対象 : 日常的にプロテインサプリメントを摂取する25〜54歳の女性1,161名
地域 : 首都圏
方法 : インターネットリサーチ
時期 : 2022年11月
※1 ネスレヘルスサイエンス調べ
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順調に成長を続けるプロテインサプリメント市場
かつては、プロテインサプリメントの市場は、筋肉増強を目指すボディビルダーやスポーツ選手などが主な利用者であるというイメージが見られました。しかし、最近ではその状況が大きく変化しています。コロナ禍に突入し、いわゆる「巣ごもり需要」の一環として、国内のプロテインパウダー需要が急速に成長しました。そして、コロナ禍が落ち着きを見せ始めた後も、その需要は順調に成長し続けています。
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プロテインサプリメントを摂取する目的も、時代に合わせて変化
急速かつ著しい成長を続けるプロテインサプリメント市場において、注目すべき点はその内容です。最近の調査※1 によれば、すでにプロテインサプリメントを日常的に摂取している首都圏在住の25歳から54歳の女性の場合、摂取の目的は必ずしも筋肉増強に限られないことがわかりました。美肌や美髪などの美容面を目的にする女性や、QOL(クオリティー・オブ・ライフ:暮らしの品質)を維持するための健康維持を目的とする意見が多く見られました。
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より美味しく、ヘルシーに。オーガニックプロテイン市場への期待値は高まるばかり
日常的に摂取したいプロテインサプリメントへの期待値も、最近の市場変化に伴って変わってきています。例えば、「プロテインサプリメントを選ぶ際の基準」として、変化を感じること以上に、美味しさや使いやすさ、価格などが重要視されています。また、市場調査からは、プロテイン製品の原料に対する意識の変化も見られました。植物性 (プラントベース)プロテインやオーガニック製品への期待値が高まる可能性があり、今後はこうしたプロテイン商品が新たなメインストリームとして成長することが予想されます。
これらのトレンドをふまえると、2023年以降もプロテイン市場はさらなる成長を遂げ、新たなメインストリームとなる可能性が十分に考えられます。ネスレヘルスサイエンスは、新たな市場に着目し、栄養を通じて、より多くの人々の生活を支援していくことを目指しています。
■ネスレ ヘルスサイエンスについて
ネスレ ヘルスサイエンスは、2011年食品飲料業界のリーディングカンパニーである「ネスレ」によって創設された、先進的なヘルスサイエンスカンパニーです。世界140カ国以上で、12,000人以上の社員が在籍し、消費者向け健康製品、医療介護施設向け栄養補助製品、科学的知見を取り入れたビタミンやサプリメントなど、幅広いブランドを展開しています。「高い付加価値」と「グローバルな研究開発力」を強みとし、「栄養の力」を基軸に、総合的に健康をサポートする提案をしています。
■ネスレ ヘルスサイエンスのパーパスについて
ネスレ ヘルスサイエンスは、“Empowering healthier lives through nutrition(栄養を通じて、人々のより健康的な生活を支援すること)”をパーパスとしています。消費者、医療・介護現場が願う健康的な生活のため、高品質で科学的根拠に基づく栄養ソリューションを顧客に提供しています。