■変わる結婚式の準備・演出
結婚式と言えば、6月というイメージを持っている方は多いのではないでしょうか。
ジューンブライドでもある6月は、結婚式を挙げるのに憧れの季節のひとつと言われています。当社が実施した調査においても、6月に結婚式を挙げたいと考えている人はもっとも多いという結果になりました(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000704.000006313.html)。
また、近年は少人数婚やフォトウェディングがあらたな結婚式として注目され、演出自体にも個性が加わるようになってきました。
実際に結婚式などのセレモニーを開いている人は何月が多いのか、また最近はどんな演出が増えてきているのかスマ婚のスタッフに調査いたしました。
■結婚式などのセレモニーがもっとも多いのは10月
当社のスマ婚(カジュアルな挙式披露宴、少人数挙式等プロデュース)および2次会くん(結婚式二次会プロデュース)の施行時期は、2023年度において(予定含む)、10月、11月の順で多く、憧れの季節である6月は二番目に少ない結果となりました。
ゼクシィ結婚トレンド調査2022(全国推計値)の結婚式の多い時期においても、11月がトップとなり、ついで10月となっています。
■当たり前にあった演出は減少傾向に
続いて、近年の結婚式において準備や演出としてなくなってきているもののトップ5を発表いたします。
最近の結婚式は自分たちのオリジナリティを出す方が増えてきていることもあり、昔では当たり前のようにあった準備や演出で行われていないものが多数あります。
そのなかでキャンドルサービスが1位となり、結婚報告ハガキ、紙の招待状と続きました。
では、どういった演出へと変化しているのでしょうか。当社スタッフの声もあわせてご紹介いたします。
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キャンドルサービス
フォトラウンドとして新郎新婦がゲストのテーブル毎に写真を撮る形に変わりました。
・フォトラウンドでゲストと交流する時間が増えました
・フォトラウンドはコストパフォーマンスもいいため、選択される方が多いです
・フォトラウンドをするお客様もいますが、もう何もしないという方もいらっしゃいます
・『古い』というイメージを持たれているため受注が少なくなっています。また一周回って流行る時期が来るかもしれません
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結婚報告ハガキ
結婚報告ハガキは、インターネットを活用しメールやSNSでの報告へと変化しました。
・グループLINEで簡単な報告になっています
・SNSの普及により、Instagramに投稿しての報告に
・はがきはなく、はがき風の画像を作成してメールやSNSで送付
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紙の招待状
ご親族様へは紙の招待状を継続されるケースが多いですが、ご親族様以外の方々へはweb招待状へ変化しました。
・親族へは紙を用意されていることが多いです
・友人向けはほとんどがweb招待状に変化しました
・無料のサイトもたくさんあるためweb招待状を使われる方が多いです
・web招待状の方が追加項目などを入力することもでき、自由度が高いです
・失礼、丁寧などマナーの概念がそもそも変わり、切手代や手間を考え、紙の招待状が少なくなっています
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ブーケトス
ブーケではなく、コスメやお菓子など会場にいる誰でも受けとることができる内容に変化しています。
・トスをなしにする方が増えています
・コスメやお菓子など、未婚の女性だけを対象としないものになっています
・男性ゲストも参加ができるものを用意される方が増えています(お菓子ブーケなど)
・受け取った人が幸せというハッピートスとして、会場の全員が参加できるものになってきています
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引き出物
袋にいくつかの品が入ったものではなく、かさばらず持ち運びにも困らないカードタイプへと変化しています。
・ゲストが物もお菓子も選べるカードタイプに
・カタログやカードといったお荷物が減らせるものに変化しているなと思います
・自宅への郵送が最近の風潮ですが、いくつか用意をして会場へ飾り、ゲストが自由に持っていくスタイルも徐々に流行りつつあります
上記以外の演出で、近年流行っているものについては以下の通りです。
・ジャケットセレモニー:親御様から新郎様への最後の身支度
・クロージングキス:挙式で誓いのキスをせず、挙式退場後にキス
・ペーパーレス化:当日のお席次表、メニュー表ですら、発注は少なくなっていくと思います
・サンクスバイト:ファーストバイトを好まない新郎新婦様は、友人にサンクスバイトをすることに移行しています
・ムービー:ダイジェストエンドロールと記録ビデオの中間。当日の流れが30分程度でまとめられた、見やすい新時代のショートムービー
・余興の準備は新郎新婦:少し前からですが、余興を友人に頼むのではなく新郎新婦がゲストが楽しめる演出やイベント、ゲームなどを計画する方が圧倒的に増えました
・ウェルカムグッズ:近年増加傾向にありましたが、スタイリッシュな形が一番いいと考える方が増えてきていることもあり、2024年は減少傾向になっていくのではないかと思います
・エンゲージカバーセレモニー:結婚指輪交換の後に新郎が新婦に改めて婚約指輪を贈るセレモニー。婚約指輪が結婚指輪の蓋をするような形になることから、「二人が誓った永遠の愛に封をする」という意味があります
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ウェディング事業本部 中川奈保のコメント
上記の調査結果の通り、例えばキャンドルサービスの代わりにフォトラウンドへ、結婚報告はがきの代わりにSNSでの報告へ、ブーケトスはハッピートスやコスメトスへ変化しています。
先日、「ブーケトスが減っているというのは本当か」という、とあるテレビ番組の企画に取材をいただきましたがブーケトスに関わらず、「結婚式といえばのお決まりイベント」のかたちが、多様化してきています。
そしてこれらは「多様化する価値観に合わせた」結婚式にしたい、「ゲストのことを考えた」結婚式にしたいという新郎新婦様が非常に多くいらっしゃるためです。
当社としても、「参加してくださるゲスト皆様の顔を思い浮かべ、できるだけ全員が喜び、楽しんでくださるであろうイベントにしたい」そんな新郎新婦の想いに寄り添い、当社も引き続き、一組でも多くのお客様の最幸の結婚式のお手伝いができますよう、尽力してまいります。
調査方法:インターネット調査
調査対象:スマ婚、2次会くんのスタッフ30人
有効回答数(サンプル数) :30人
集計期間:2023年9月15日~10月1日
調査機関:自社調査
<タメニー株式会社 会社概要>
商 号:タメニー株式会社
証券コード:東証グロース6181
代 表 者:代表取締役社長 栗沢 研丞
事業開始:2006年9月
所 在 地:東京都品川区大崎1丁目20-3 イマス大崎ビル3階
U R L :https://tameny.jp/
<婚活領域>
・結婚相談所「パートナーエージェント」
・婚活パーティー「OTOCON」
・アプリ完結型結婚相談所「パートナーエージェントApp」
・マッチングアプリ「スマ婚デート」
<カジュアルウェディング領域>
・結婚式プロデュース「スマ婚」
・結婚式二次会プロデュース「2次会くん」
・ウェディングフォト「studio LUMINOUS」
<ライフ&テック領域>
・保険代理店「Tameny×保険クリニック」
・成婚後サポートサービス「アニバーサリークラブ」
・婚活事業者間会員相互紹介プラットフォーム「CONNECT-ship」
・結婚相談所連盟「婚活アライアンスパートナーズ」
<地方創生領域>
・地方自治体向け婚活支援システム「parms」
・地方自治体の婚活支援センター(受託運営)
・地方自治体の婚活支援イベント・セミナー(受託開催)
【本件に関するお問い合わせ先】
タメニー株式会社 広報担当:平田・横田
TEL:03-5759-2700 FAX:03‐5759‐2701
Mail:public@tameny.jp