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調査結果サマリー
TOPIC1:数字で見るフォトウエディング市場
TOPIC2:フォトウエディング・前撮りのトレンド(検討・準備編)
TOPIC3:フォトウエディング・前撮りのトレンド(実施編)
TOPIC4:フォトウエディング実施者が感じる、フォトウエディングの魅力
※こちらはダイジェスト版となります。調査の詳細をご覧になりたい方は、下記ページをご確認ください。
https://kekkon-ashita.weddingpark.co.jp/photowedding-2023
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TOPIC1:数字で見るフォトウエディング市場
【実施率】2022年4月~2023年3月に結婚したカップルの74.8%がフォトウエディング・前撮りを実施
2022年4月〜2023年3月に結婚した18〜49歳の既婚者3,888名のフォトウエディング・前撮りの実施率は74.8%で、昨年調査の74.5%から0.3ポイント増加しました。昨年調査と比較すると、「実施した(47.1%)」、「実施予定(日程決定)(10.1%)」と、日程まで決定している方が1.9ポイント増加。一昨年調査と比較すると9.3ポイント増加し、結婚から撮影実施までは短期間化の傾向にあることがわかりました。
【費用】フォトウエディング・前撮りの平均費用は27万円/昨年と比較し高価格帯での検討・撮影が増加
2022年4月〜2023年3月に結婚し、フォトウエディング・前撮りを実施した方1,248名のフォトウエディング・前撮りの平均費用は約27万円であることがわかりました。検討予算・最終的にかかった費用は、いずれも昨年調査と比較して高額化しています。
フォトウエディング・前撮りの検討予算と、最終的にかかった(かかる予定の)費用
検討予算:252,555円(挙式・披露宴 実施層:254,604円/未実施層:248,118円/昨年対比+75,077円)
最終的にかかった費用:274,624円(挙式・披露宴 実施層:277,484円/未実施層:268,430円/昨年対比 +63,390円)
※300万円以上を外れ値として設定し算出
昨年調査と比較すると、最終的にかかった費用は、30万円〜35万円未満が4.8ポイント増加し11.8%、50万円以上が7.3ポイント増加し13.5%となりました。
一方で、10万円未満と回答した方は12.3ポイント減少し17.2%、10万円~20万円未満でも2.8ポイント減少しました。
昨年より高価格帯のプランを検討、実施する方が増えている要因は、挙式+フォト撮影や旅行を兼ねた撮影、こだわりの実現など、撮影ニーズの多様化が考えられます。
【市場規模】フォトウエディング・前撮りの市場規模は推計1,037億円/実施率、価格の向上で規模拡大
厚生労働省「令和4年(2022年)人口動態統計」での2022年の婚姻組数504,930組に、本調査と統計局「令和2年国勢調査結果」※1 をもとに算出したフォトウエディング実施組数の割合(74.8%)を掛け、フォトウエディング実施組数を算出(377,687組)。
実施組数に本調査と「令和2年国勢調査結果」※2 をもとに算出した平均費用 274,624円を掛け、フォトウエディングの2022年市場規模を103,721,914,688円(1037億円)と推計いたしました。
2021年から2022年にかけての婚姻組数の増加やフォトウエディング実施率の伸び、平均費用の高額化により市場規模が拡大しました。今後も多様なニーズによる需要増で市場規模の拡大が期待できます。
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TOPIC2:フォトウエディング・前撮りのトレンド(検討・準備編)
【撮影理由】挙式・披露宴の実施状況別ランキング/新型コロナウイルスの影響で撮影を検討する方は少数に
2022年4月〜2023年3月に結婚し、フォトウエディング・前撮りを実施した方1,278名(以下、フォトウエディングを実施した方)への「あなたがフォトウエディング・前撮りを検討された理由をお答えください(複数回答)」という質問の回答を挙式・披露宴実施の有無に分けて見ると、
挙式・披露宴実施層(n=881)では、
「挙式・披露宴とは違う衣装を着たかったので(45.0%)」が昨年調査と同様に1位で、5位までのランキング変動はありませんでした。2位の「撮影した写真を挙式・披露宴当日に使いたかったので(ウェルカムボードや演出など)(43.2%)」は4.2ポイント増加し、結婚式の演出に写真を活用する意向が上がった一方、昨年まで実施理由として挙げられることの多かった「コロナの影響で結婚式が延期・規模縮小になったため」と回答する方は7.6%で、昨年対比で9.1ポイント、一昨年対比で12.2ポイント減少しました。
挙式・披露宴未実施層(n=397)では、
「結婚の記念に写真を撮影したかったので(59.7%)」が1位となりました。「ウエディングドレスを着たかったので(42.9%)」は5.6ポイント増加、特に20代以下で47.8%と高い結果となりました。
一方、「予算面で挙式・披露宴を諦めたので」と回答した方は3.8ポイント減少。
挙式・披露宴実施層と同様に、「コロナの影響で結婚式が延期・中止になったので」と回答する方も昨年対比12.6ポイント、一昨年対比ポイント24.6ポイント減少し1.9%に。新型コロナウイルスの影響を理由に撮影する方は少数となりました。
これらの結果と実施率の堅調な増加により、フォトウエディングは結婚式の代わりとしてではなく、結婚式と併せての撮影や、結婚を祝う新しい選択肢として定着していることがうかがえます。
※昨年調査の選択肢「記念に残しておきたかったので」は「結婚の記念に写真を撮影したかったので」に変更いたしました。
以下結果の詳細、解説は詳細版をご覧ください。
【検討】期間は2ヶ月以内/カップルが検討時に知りたかったことは…
「フォトウエディング・前撮りの情報収集の際に知りたかったことを教えてください(複数回答)」
「あなたがフォトウエディング・前撮りの情報源として利用したものをお答えください(複数回答)」
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TOPIC3:フォトウエディング・前撮りのトレンド(実施編)【衣装】衣装の着用は「2着」が最多/人気の衣装やトレンドは?
「フォトウエディング・前撮りの際の衣装の着用数(単一回答)」
全体では、「2着(44.6%)」が最多で、「1着(35.0%)」、「3着(14.6%)」、「4着(2.8%)」、「5着以上(1.3%)」、「私服撮影のため衣装は着用していない(1.7%)」となりました。フォトウエディング・前撮りの撮影の際の衣装は、2着以上と回答する方が63.3%と半数以上でした。
「フォトウエディング・前撮りで着用した衣装のパターンをお答えください(単一回答)」
「フォトウエディング・前撮りで着用した新婦用の衣装をお答えください(複数回答)」
【撮影場所】「希望するイメージに近い写真が撮れそうだから」と撮影場所を選ぶ方が最多/フォトウエディングを軸とした体験も増加
「あなたが、フォトウエディング・前撮りの際に、撮影した場所をお答えください(複数回答)」
「あなたが、フォトウエディング・前撮りの撮影場所に決定した理由をお答えください(複数回答)」
「あなたが、フォトウエディング・前撮りの際に、実際に申し込んだサービスをお答えください(複数回答)」
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TOPIC4:フォトウエディング実施者が感じる、フォトウエディングの魅力
【撮影の意向】1年間での結婚写真の平均撮影回数は2.8回/90.7%の方が「きっかけがあれば、また結婚写真を撮影すると思う」と回答
「あなたは、どんなきっかけがあれば、また結婚写真を撮影すると思いますか(複数回答)」
フォトウエディングを実施した方の結婚写真※の平均撮影回数は2.8回。また、90.7%の方が何かしらのきっかけがあれば撮影すると思うと回答しており、撮影後の撮影意向は引き続き高い結果となりました。
※結婚写真…フォトウエディング・前撮り・後撮り・エンゲージメントフォト・マタニティフォトなど
フォトウエディング・前撮りを実施して良かったと感じることランキング
「あなたが、フォトウエディング・前撮りを実施して良かったと感じることを教えてください(複数回答)」
【エピソード】フォトウエディング・前撮りをして良かったこと
■「思い出をかたちに残せた、ふたりの思い出が増えた」エピソード
・今でも時折アルバムを見返しては、そこに写る幸せそうな自分とパートナーの姿に微笑ましさや嬉しさを感じます。2人の絆を思い起こすものとして、アルバムを作ったのはとてもよかったです。(30代後半/女性)
・家族の節目を綺麗に残していきたいと思うようになり、写真を頻繁に撮るようになりました。(30代後半/男性)
■「幸せを感じる体験」エピソード
・撮影中に色々な方からお祝いの言葉を頂いた。京都の撮影だったので外国人の方もお祝いの言葉をくれた。他人から祝福される事はめったにないと思うので、感慨深い気持ちになったし嬉しかった。インスタにあげてみんなから褒められるのも嬉しかった。結婚の特別さが増した。(20代後半/女性)
・お付き合いを始めた思い出の場所で写真を撮ったので 当時を思い出してとても楽しい撮影だった。両親が喜んでくれて 主人と両親が仲良くなれた(40代前半/女性)
■「家族」とのエピソード
・旦那の両親と一緒にロケ地に行ったのですが、二人とも楽しそうでした。また、予定にはありませんでしたが、カメラマンの気遣いで、両親含めた4人の写真を撮ってくれ、それを台紙にしました。上記の写真をプレゼントできたので、大変うれしそうでした。(30代前半/女性)
・私の実家が大分で旦那の実家が千葉で、私たちは転勤で沖縄にいるためなかなか会うことができません。結婚式を挙げてもどちらか、もしくはどちらもが遠距離移動しなければいけません。そのため今いる沖縄で撮影をしてアルバムに残してお互いの両親、祖父母に贈りました。私たちの姿と沖縄のビーチの美しさを届けることができて、毎日見るくらい喜んでもらえて、良かったと思っています。(20代後半/女性)
■「プロに頼むメリット」エピソード
・素敵な写真を形に残せたことはもちろん、滅多にないモデル気分が味わえてとても楽しかった。写真を見返すたびに幸せな気持ちになれるし、親族にも喜んでもらえてとても良かった。(20代後半/女性)
・写真撮影を行なうスタッフの方々がとても良く、2人で楽しみながら写真を撮ることが出来たこと。(30代後半/男性)
・体型にコンプレックスがあるため撮影するか悩んだが、不自然にならない程度の加工(有料オプション)もしてもらえて、思っていたより綺麗な仕上がりになった。撮影してよかった。(30代前半/女性)
■「こだわりの実現」エピソード
・水族館での前撮りだったので、大好きなお魚たちと素敵な写真が残せたのが良かった。また、貴重なイルカのジャンプや、触れ合いの写真もあり、一生の思い出に残る写真になりました。(20代後半/女性)
・大事な場所(サバゲーフィールド)で撮影して、サバゲー仲間にも喜んでもらえた。自分達らしさを存分に出せて愛銃を持ってドレスで写真を撮ることができ、一生の思い出となった(20代後半/女性)
※こちらはダイジェスト版となります。調査の詳細をご覧になりたい方は、下記ページをご確認ください。
https://kekkon-ashita.weddingpark.co.jp/photowedding-2023
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【留意事項】
・全体値については、人口構成比に合わせてウェイトバック集計後の数値
・データ活用の際は「出典:フォトウエディング動向調査2023(Photorait)」と必ずご記載ください
【調査概要】
表題:フォトウエディング動向調査2023
調査主体:株式会社ウエディングパーク
調査委託先:マクロミル
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年9月1日~9月11日
有効回答:【調査1】2022年4月~2023年3月に結婚した18~49歳の3,888名/【調査2】調査1のうち、フォトウエディングまたは前撮りを実施した1,278名
※1 総務省統計局「令和2年国勢調査結果」の、既婚者のみの性別・年代・都道府県別の人口比率を使用。人口比率に合わせて調査1のデータをウエイトバックして算出。
※2 総務省統計局「令和2年国勢調査結果」の既婚者のみのエリア別の人口比率を使用。人口比率と調査2対象者の出現率を元にウエイトバックして算出。
株式会社ウエディングパークは、「結婚を、もっと幸せにしよう。」という経営理念のもと、さらなるサービス拡充に努め、ブライダル業界のインターネットリーディングカンパニーとして結婚準備をもっと便利に楽しくするお手伝いをしてまいります。
■調査アーカイブ
「フォトウエディング動向調査2021(Photorait)」
https://kekkon-ashita.weddingpark.co.jp/photowedding-2021/
「フォトウエディング動向調査2022(Photorait)」
https://kekkon-ashita.weddingpark.co.jp/photowedding-2022/
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フォトウエディングの決め手が見つかるクチコミサイト「Photorait(フォトレイト)」
「Photorait(フォトレイト)」は、全国のフォトウエディング・前撮りの撮影スタジオ・サロン情報と共にクチコミを掲載している日本最大級のフォトウエディング専門クチコミ情報サイトです。エリアやこだわり、写真の雰囲気など様々な検索軸から自分にぴったりのスタジオ・サロンに出会い、資料請求や相談予約ができます。
Photoraitサイト:https://www.photorait.net/
公式Instagram:@photorait_official(https://www.instagram.com/photorait_official/)
【株式会社ウエディングパーク概要】
社名:株式会社ウエディングパーク https://www.weddingpark.co.jp/
所在地:東京都港区南青山3丁目 11-13 新青山東急ビル6F
設立:1999年9月
資本金:2億3198万円
代表者:代表取締役社長 日紫喜誠吾
事業内容:ウエディング情報サービス事業
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社ウエディングパーク
広報担当 鈴木/飛田/宮﨑/瀬川
E-mail:pr_wp@weddingpark.co.jp