沖縄はかつて琉球王国と呼ばれ「守礼の邦=礼節を重んじる国」でした。特に、外国からの来賓をもてなす「宴」は、重要な行事として行われてきた歴史があり、宮廷料理や泡盛が振る舞われ、宴席を盛り上げるために数々の芸能も披露されたといいます。
この琉球王国時代の冊封使団おもてなしの伝統を現代に復活させ、「おもてなしの心」を持って行う結婚式、披露宴を「琉球宮廷婚・守礼の宴」と名付けました。琉球王国から受け継がれた歴史的な風習を活用した感動体験です。
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守礼の宴が目指す、3つのおもてなし
◆食でのおもてなし
東道盆(琉球王国の宮廷料理)、伝統料理(ブクブク茶、沖縄そばなど)、その他沖縄の南国フルーツ、海ぶどう、生マグロなどのお刺身、琉球菓子などでおもてなしをします。
◆音楽と踊りでおもてなし
琉球舞踊、エイサー、などプロの舞踊団に手ほどきを受けた新郎新婦も加わりおもてなしをします。
◆自然と海と花でおもてなし
沖縄ならではの自然、海、花などでおもてなしをします。
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琉球宮廷婚・守礼の宴体験プランとは
6泊7日糸満市内に滞在し、結婚式・披露宴に向け、地域資源を活用した体験を重ねて、お客様をお迎えする準備をしていただきます。
結婚式は玉座を配置し、琉球王朝をイメージした設えを「シャボン玉石けん くくる糸満 大ホール」にご準備いたします。琉球王国の王子と王妃に扮した2人が、参列者の前で永久の愛を誓う人前式の琉球宮廷婚から守礼の宴まで、すべて専任のコーディネーターが付き、きめ細かなサポートをします。参列者の方もご希望により琉球衣装を着てご参加いただけます。
フルパッケージプランのほか、個別体験メニューを組み合わせたプランもご用意しています。
※6泊7日フルパッケージの一例
1日目 糸満市到着/行程確認/糸満市内歴史的スポット・自然景勝地等視察
2日目 フリータイム(終日自由観光) ※オプションで通訳・ガイド・車を手配
3日目 琉球王族体験/琉球舞踊体験/守礼の宴打合せ
4日目 フリータイム(終日自由観光) ※オプションで通訳・ガイド・車を手配
5日目 郷土料理体験/東道盆体験/守礼の宴リハーサル
6日目 守礼の宴提供料理準備/新郎新婦王朝衣装着付け/琉球宮廷婚・守礼の宴
7日目 チェックアウト
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個別体験メニューの一例
(1)人前結婚式
参列者の前で愛を誓います。
糸満市ではリーガルウェディングにも対応しています。海外にお住まいの方が糸満市で結婚式を行い市役所に婚姻届を出していただくと、結婚証明書を発行し、結婚の公的な記録として市役所に残ります。
(2)琉球王族体験
伝統的な衣装にちなんだ中から、お好きな衣装を選んでいただき、琉球王国の王子、王妃になっていただきます。
(3)琉球伝統料理体験
琉球料理伝承人の指導のもと、伝統料理東道盆(とぅんだーぶん)や菜飯(セーファン)などについて学び、調理や盛り付けなどを体験します。
(4)郷土料理体験
沖縄そばや沖縄ぜんざいなど、郷土料理を作って食べる体験です。沖縄そばは麺打ちから始め、天然だしをたっぷり使ったスープで「本格的な沖縄そば」を体感していただきます。
(5)フォトウェディング
プロのカメラマンが動画、スチール写真を撮影します。体験や披露宴の様子のほか、ご希望の場所でのフォトウェディングにも対応します。動画の編集、アルバム作成も行います。
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関連ページ
琉球宮廷婚・守礼の宴 体験ツアー ( http://sapposhi.com )
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支援事業
このツアーは、令和5年度観光庁の「インバウンドの地方誘客や消費拡大に向けた観光コンテンツ造成支援事業【高付加価値型】 」の採択を受けて実施するものです。
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食農体験ネットワーク糸満協議会について
沖縄県糸満市は、沖縄本島の最南端に位置し、三方を海に囲まれた自然豊かな地で、那覇空港からわずか10kmと近いことから、農業、漁業、商工業、そして観光業が盛んな地でもあります。
合同会社ぐらんま(代表 西 智子)が中心となり、協議会員は、民泊の受け入れや農業体験、郷土料理体験など、糸満市ならではの特徴を活かした体験メニューを揃え、国内外の観光客に対しておもてなしを行っています。
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本件に関するお問い合わせ
糸満市観光文化交流拠点施設 シャボン玉石けん くくる糸満 (担当:島袋)
〒901-0364 沖縄県糸満市潮崎町1-1-2
電話:098-992-2500
URL: https://www.kukuru-itomancity.jp/
食農体験ネットワーク糸満協議会(担当:西)
電話:090-1365-9362
株式会社ブランド総合研究所 (担当:杉山)
〒105-0001東京都港区虎ノ門1-1-20
電話:03-3539-3011
URL: http://tiiki.jp