そもそも引出物とは?
引出物とは、結婚式・披露宴に参加した方々に
「感謝の気持ち」として渡す贈り物のことです♪
昔は、披露宴で用意した料理の一部を持ち帰るのが一般的でした。
現在では、ご祝儀をいただいたことに対する、
お礼・お返しの意味合いが強くなっています。
「引出物」と「内祝い」の違いとは?
引出物も内祝いも最近では、
「お祝いに対するお礼」の意味で使われることは同じです。
引出物と内祝いの違いは2点!
①【贈る相手が違う】
・引出物→結婚式・披露宴に参加された方
・内祝い→結婚式・披露宴に参加されなかった方
「お祝い(ご祝儀など)をいただいたが、
何らかの理由で結婚式には参加できなかった」
という方がおられた場合、引出物ではなく
内祝いを用意しないといけません。
贈る品物は同じでも、贈り物の名目が
変わってくるため注意が必要です!
②【贈り主違う】
・引出物→両家からの贈り物
・内祝い→新郎新婦からの贈り物
贈り主が違ってくると、
のし(熨斗)に書く名前が変わってくるため注意が必要です!
引出物を選ぶときのマナーはある?
引出物を選ぶ際にも基本的なマナーがあります!
地域や、家のしきたりなどで違いはありますが
基本的な「引出物のマナー」をまとめました♪
品数
引出物は基本的に2~3品の品物を贈ります。
①「メインギフト(記念品とも言われます。)」
②「引き菓子」
③「縁起物」
上記のような形で引出物を贈ります。
偶数は数が割れることから「別れる」を連想させるため、
偶数での贈り物はあまり好まれません。
しかし、最近では引出物を豪華にして
1~2品で贈る方も増えています!
地域や家のしきたりなどで違いがあるので、
ご家族の方と事前に相談するのがおすすめです♪
贈り分けはするべき?
贈り分けとは、招待した方との関係性、
ご祝儀の金額で贈るものを変えることです。
マナーとしては贈り分けをする必要はありませんが、
職場の雰囲気や、地域の習慣などに合わせて
検討するのがおすすめです♪
本来、引出物は感謝の意味を込めて贈るもので、
全員同じ品物を贈ることが一般的でした。
しかし、職場の上司や同僚を招待した場合、
上司の方がご祝儀を多く出されることが多いです。
それなのに「同僚の方たちと同じ引出物を貰った」となると、
少し気まずい雰囲気になる可能性も…。
そこで、関係性や金額に応じた
「贈り分け」をする習慣ができました。
引出物の相場
まず、ご祝儀の相場を紹介します!
【ご祝儀の相場】
・友人、同僚:3万
・上司、親族:5万
メインの引出物はご祝儀の約10%の金額で、
引出物を用意するのが基本的なマナー。
引菓子と縁起物は、それぞれ1,000円~1,500円が
相場とされています。
【メイン】
・友人、同僚:3,000円~4,000円
・上司、親族:5,000円~6,000円
【引き菓子】と【縁起物】
・友人、同僚:1,000円~1,500円
・上司、親族:1,000円~1,500円
【合計金額】
・友人、同僚:5,000円~7,000円
・上司、親族:7,000円~9,000円
一人あたりの合計が5,000円~10,000円程度の予算で、
引出物を準備される方が多いです。
のし(熨斗)について
基本的なマナーとして、メインと引き菓子には
のし(熨斗)をかけます。
しかし、のしをかけるのが難し品物もあるため
「のしが無いからマナー違反!」とはなりません。
その場面で臨機応変に対応していきましょう♪
困った場合は、お店のスタッフさんや
ブライダルプランナーの方に相談するのがおすすめです!
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