全額一方負担型
生活費を夫婦どちらかが全額負担する方法で、
夫か妻の片方が専業主婦・主夫の家庭や、
お互いの収入に大きな差がある家庭にみられます。
どちらか一方の収入のみで生活し、
もう一方の収入をまるごと貯蓄に回すという負担方法なので、
予算管理をしやすかったり、貯蓄しやすいといったメリットがあります。
一方、家計管理をしている人が主導権を握る傾向が出たり、
管理を任せている方は、家計の状況を全く把握していないという傾向もあります。
今後、出産や育児などでどちらかの収入が一時的に下がることも考えられますが、
収入が比較的安定している側が生活費を担当し、そのスタイルに慣れておけば、
いざというときに慌てずに済みそうです。
マイホームや教育資金など、二馬力でバリバリ働けるうちに、
集中して貯蓄をしたいという夫婦におすすめです◎
例えば貯蓄担当の収入が低いと、目標を立てても
思うように貯められない場合があり、
逆に生活費担当の収入が支出に対して十分でなければ、
貯蓄に手を付ける必要が出てくるかもしれません。
本当にこの方法で破綻しないのか、最初によく話し合うようにしましょう。
生活費について揉めないための対処法