子ども自身が抱えるストレス
子どもは、親の離婚によってすでに傷ついている可能性があります。
そこに、新しい親や、場合によっては
連れ子も一緒に暮らすことになったりすれば、
大きなストレスを感じてしまうこともあると思います。
ほかにも、自分の親を新しい親に
取られてしまった気持ちになることもあるでしょう。
自分の母親(父親)が父親(母親)以外の
男性(女性)と親しくする姿に、
嫌悪感を抱いたり軽蔑したりする感情をもつこともあります。
これは子どもの年齢が上がるにつれて強くなる傾向にあります。
特に、今までとは異なる環境で
過ごさなくてはいけないストレスが大きくのしかかるため、
体調を崩してしまうこともあるかもしれません。
子どもがこれまでの生活習慣から新しいものへと切り替えるのには、
大人以上に時間がかかるものです。
2つの家族が一緒になることの悩み
お互いに子どもがいる親同士が再婚する場合は、
これまで異なる環境で生活していた2つの家族が
一緒に暮らすことになりますので、
生活習慣の違いから衝突することがあります。
ひとつひとつはささいなことでも、毎日となると
ストレスが溜まりトラブルの原因となることがあります。
特に異性の同じくらいの思春期の子たちで兄弟(姉妹)が出来たりすると、
お風呂の時間だったり、朝ごはんの時間も違っていたり、
常に気を遣って生活することになりますので、
ストレスは溜まってしまうと思います。
初婚同士の結婚生活でもそういった部分は難しいところですから、
まして子連れの親同士の再婚ならば
子どもに生活習慣の妥協を求めるのは
とても難しいでしょう。
「ステップファミリー」うまくやっていくためには