「ステップファミリー」うまくやっていくためには
初婚との違いを認める
初婚と子連れ再婚は、どうしても違いがあるものです。
家族がうまくやっていきたいのであれば、
ステップファミリーと初婚での家族の在り方の違いを認めて、
初婚のようにしようと無理をしないことが大切でしょう。
ステップファミリーが初婚の家庭とは違うということを、
家族みんながしっかりと理解し、
その違いを受け入れていくことが
円満な家庭を築くポイントになります。
違いを理解したうえで、お互いをしっかりと気遣って
接することができれば、家族がうまくいくはずです◎
実親と継親の役割を決める
連れ子にとって、実親以外の人からされたり、
言われたりしたら嫌なことがあります。
継親から注意されたり怒られたりすることに
反感を覚える子どももいるでしょう。
そこで大事になるのが、実親と継親とで役割分担を決めることです。
具体的には、「子どもに注意したり怒ったりするのは実親の役割」
などと決めます。
自分が連れ子に叱りたいことがあったら、まずパートナーに相談し、
その後パートナーから連れ子に叱ってもらいます。
もしも連れ子が落ち込んだら、そこで継親がフォローする形をとると、
連れ子は継親のやさしさに触れることができ、
円満にいくことが期待できます。
相手の連れ子とは、時間をかけて関係性を作っていく必要があります。
自分の子どもとは、お互いが正直な気持ちを伝えながら
向き合うことが大事です。
子どもは、相手が信用できる大人かどうか、よくみています。
誠意を持ってコミュニケーションを取り続ければ、
信頼関係は少しずつ築けるはずで◎
パートナーと話す時間を確保する
また、子どもだけではなく、パートナーと話す時間も
しっかり確保する必要があります。
子どもとの時間を取るあまり、
夫妻関係が悪くなってしまっては本末転倒です。
夫婦がギクシャクすると、子どもも居心地が悪くなります。
連れ子との関係性と同じくらい、パートナーとの信頼関係や
コミュニケーションも忘れないようにしましょう。
どうすれば子どもの気持ちに寄り添えるか、
ポジティブに協力関係を築くことが重要ですので、
パートナーと協力関係になれれば、より一層絆も深まるはずです◎
今までは一人親でなかなかしてあげられなかったことが
再婚によってできるようになるかもしれませんので、
自分が親としてしてあげられなかったことを
今後養親と協力して子供にやってあげられるように
しっかりとした話し合いをしていくことが大切になってきます◎
実親に会うのを制限しない