タイミング療法の対象となる方
では、実際にどんな方がタイミング療法の対象となるのでしょうか?以下を参考に、不妊に悩むカップルはタイミング療法をご検討いただければと思います◎
●卵管に異常が見られない
●精子の数や運動率に異常が見られない
●指定した日に性交渉が可能な環境である夫婦
先述した通り、タイミング療法は医師の指導のもとで自然妊娠すること目指します。
そのため、女性は卵管の通過性、男性は精子の数や運動率に異常が見られないことが重要です。また女性の年齢は35歳くらいまでが治療を行う目処だと考えられています。
こんな場合は最初からステップアップの可能性も!
例えば、女性の場合、卵管に異常がなく年齢が35歳以下であっても、低AMH(卵子が少ない)と診断された場合、最初からステップアップをして人工授精あるいは体外(顕微)授精を進められる場合もあります◎
実際に筆者の知人にも実年齢は20代後半でしたが、低AMH(42歳相当)と診断を受けたため、最初から体外授精を進められた方もいらっしゃいます。必ずしも全員が全員「タイミング療法からスタート」ではないことを押さえておきましょう!
気になるタイミング療法の進め方