特徴的な語尾の東京都の方言
次にご紹介するのは、特徴的な語尾の東京都の方言をご紹介。
こちらの方言は、耳にしている語尾もある方も多いと思います♡
~ざます:~ございます
~じゃう・~ちまう:~してしまう
~じゃん・~じゃない:~だよ・~でしょ
~さ:言いにくいことを伝えるときに頭に付ける
現在でも使用している東京弁とは?
東京弁は現在でも広く使われていて、その中でも代表的な表現を紹介します。
「あんだって?」は「なんだって?」、「しんぺいすんな」は「心配するな」、「おいら」は「私・僕」、「のっかる」は「乗る」、「しゃしゃる」は「でしゃばる」などがあります。
また、「うざい」は「うっとうしい」、「ひゃっこい」は「冷たい」、「なり」は「服装」を意味します。
「おてんとうさま」は「太陽」を意味する言葉で、比較的分かりにくい表現の一つです。
これらの言葉は、現在でも東京で使われている標準的な東京弁の一部なので馴染みがある言葉だと思います。
今は使用していない東京弁とは?
かつて東京で使われていた言葉の中には、現在ではほとんど使われなくなったものがあります。
例えば、「あたぼう」は「当たり前」、「かたじけない」は「助けていただいてありがたい」という意味を持ちます。
「べらぼうめ」は「馬鹿」、「大事ない」は「問題ない」という意味もあるそうです。
このような言葉は、テレビの時代劇などで耳にすることがありますよね。
また、「ちょうらかす」は「からかう」、「おめざ」は朝食前に食べるお菓子、「もうせん」は「ずっと前」という意味を持つ言葉もありますが、これらの言葉は現在ではほとんど使われなくなっています。
テレビの時代劇でも、これらの言葉を聞くことはめったにありません。
東京弁でも他の地域では通じない言葉がある?
東京弁は、他の地域の方言や標準語とは異なる独自の言葉や言い回しがあることが特徴です。
例えば、アメリカザリガニを「まっかちん」と呼ぶのは、実は東京弁ならではの表現なんです。
また、野菜市場を「やっちゃば」と呼び、野菜を「やっちゃ」と略すなど、他の地域では聞かない言い回しもあるんですよ。
さらに、東京弁では「こんこん」という言葉があり、これはきつねを意味する言葉ですが、「こんこんちき」という言葉は、きつねとは関係なく相手を罵倒する時に使われる言葉です。
東京弁では他にも、日本酒の熱燗を「ぬる燗」と呼ぶなど、標準語とは異なる発音や言い回しをすることもあります。
実は東京にも方言はあった♡