結婚式や引っ越し、納車日として選ばれることが多い友引。特にウェディングシーンにおいての友引は大安に続く人気の日取り。この日に結婚式を挙げたいと考えるカップルも少なくはありません。
しかし、そもそも友引ってどんな日なのでしょうか?意外と知らない方も多いはず。そこで、本日は友引の意味や由来、また友引の日におすすめの行事・避けるべき行事などを分かりやすく解説します◎
友引の基本的な意味と由来

まずは六曜における友引の基本的な意味と由来についてご紹介します。まずは友引に関する基本的な知識をおさらいしていきましょう!
そもそも友引とは?
友引とは、六曜と呼ばれる暦注のひとつで、その名の通り「友を引く」という意味を持つとされています。六曜のなかでは大安に続いて縁起が良い日だと言われており、結婚式などのお祝い事を行う際には、友引を選ぶカップルも◎
一方で葬儀の場では「友を道連れにする」との解釈から避けられることが多い日でもあります。また、友引の日は時間帯によっても吉凶が変わるため、注意が必要です。
友引の由来と歴史
友引の起源は中国の陰陽道に由来するとされ、日本には江戸時代に広まりました。当初は「共引」と表記されていたようで「勝負事が引き分けになる」というような意味があったと言われています。
しかし、時代とともに「友を引く」という解釈に変化し、現代の認識に繋がっています。この背景を理解すると友引の使い方もより実生活に即したものになります。
六曜における友引の位置づけ
六曜は日本の暦における吉凶を表す指標のひとつで、大安・仏滅・先勝・先負・赤口・友引の6種類があります。その中で友引は、基本的に「勝負事が引き分けになる」という意味を持ち、吉日と考えられています。
しかし、「友を引く」という意味が転じて、葬儀を避ける習慣が生まれました。大安ほどの強い吉日ではありませんが、縁起の良い日として結婚式や開業などに選ばれることが多い日取りです。
吉凶混在する友引の特徴とは?