「厄除け」と「厄払い」の違いとは?
「厄除け」と「厄払い」の違いは、お祓いを受けるのが神社かお寺かで呼び方が異なります。また厄除けと厄払いでは意味合いも違ってきます。
お祓い場所 | 目的 | |
厄払い | 神社 | 自身の中にある厄を落としてもらうために祈願・祈祷を受ける |
厄除け | お寺 | 悪いことを寄せ付けないようにするために祈願・祈祷を受ける |
厄除けと厄払いは意味が異なりますが、どちらでもOKですし、両方しても問題ありません。
また特に厄除けと厄払いを区別していないところも多くあるので、普段から馴染みのあったり、気になる神社やお寺で受けるといいでしょう。
厄除け・厄払いはいつ行く?
厄除け・厄払いに行くタイミングは、特に決まりはなく、厄年の年であればいつでも受けつてもらえます。
ただし厄年はその年1年間での厄に対しての祈願・祈祷をしてもらうものなので、年が明けた元旦から、旧暦の正月である節分(2月3日頃)までに行うまでに受けるという人が多いです。
また厄除け・厄払いを受ける際の服装に決まりはありませんが、露出の多い服装や派手な服装は避けましょう。黒や紺などの落ち着いた服装が好ましいです。
料金(初穂料)について
神社やお寺に祈願・祈祷してもらう際に支払うお金を初穂料と言いますが、厄除け・厄払いの初穂料は、5,000円~10,000円が相場です。
神社やお寺によっては、明確な金額ではなく、「お気持ちで結構です」というケースもあります。その場合は、5,000円を目安とするといいでしょう。
ただし、一般的に縁起の悪いとされる4や9という金額は避ける点には注意してください。日本ではお金をそのまま渡すのは避ける風習があるので、白い無地の封筒またはのし袋入れて、神社には「御初穂料」、お寺には「御祈祷料」もしくは「御布施」と書くのが一般的です。
次ページからは厄払いで有名な鳥取県内の神社・お寺をご紹介♡