──本日はインタビュー宜しくお願いいたします。まず2019年2月のご結婚の際は『玄米婚』としても話題になりましたが、結婚の決め手やきっかけなどはございましたか?
篠田:本当に皆さんご存知でいてくださる通り『玄米』なんです。旦那さんとの共通点は「食」でして、「食」に対する考え方や価値観がとても合ったことがきっかけで結婚を意識するようになりましたね。もちろん、常に健康を意識しすぎているわけでもなく、ジャンクフードも食べたりもするんですけど(笑)。お互いの育ってきた家庭の食事や健康への意識もとても似ていて、それ以外にも理想の家族像、将来像などの共通点が驚くほど多く、お互いありのままの自分でいられることだったり、いつか子どもが生まれてこの人と家族になるということが想像できて、結婚を決めました。
──旦那さまとの思い出のエピソードや結婚してよかったなと思う瞬間などあれば教えてください。
篠田:結婚したのが2019年で、そのあと2020年には新型コロナウイルスが流行り、今まで生きてきた生活とは全く異なり、友人や仕事仲間とも会えない環境が続きました。そんな時、一緒に時間を過ごせる家族がいてよかったなと心から思いましたね。きっとその期間、私1人だとダメになってしまったかもしれないですし、私にとって彼はとても大きな存在だなと感じました。
──篠田さんのハワイ挙式は、DRESSYの読者からも反響を多くいただきました。こだわった部分などありますか?
篠田:ありがとうございます。ハワイの「モアナチャペル」(モアナ・サーフライダー、ウェスティン・リゾート&スパ)で挙式を。まずとてもチャペルが美しくて…ワイキキの海を目の前で楽しむことが出来て、チャペルも会食会場もホテルも、今も鮮明に思い出せるくらいとっても素敵な空間でした。ハワイ挙式は両家の家族と親しい友人のみが参列したので、アットホームな雰囲気にしたくて。開放感が心地よい会食会場でお食事をしたんですがそこで過ごす時間は、一生忘れない思い出になりました。
──リゾート挙式の会場選びをする上で大切にしていたことなどはございますか?
篠田:そうですね。やはりアクセス面は考えました。もちろん会場の素敵さや海から近い!なども決め手にはなりましたが、何よりも両家の家族に負担のない、みんなが過ごしやすい時間を過ごしてもらうために会場選びをしました。旅行も兼ねた挙式だったので、できるだけハワイの中心地でまずは探し始めましたね。
──そうなんですね、ありがとうございます。では次は国内での披露宴について教えて下さい。国内披露宴のご様子もInstagramで会場コーディネートやドレス姿など投稿されており、とっても素敵でした。当時、こだわったポイントなどはございますか?
篠田:国内披露宴は、本当にこだわりすぎてとっても大変でした(笑)。完全にオリジナルのウェディングプロデュースを依頼したのですが、思ったよりも本当にオリジナルで、私達夫婦がしたいこと・ものを作ってくれました。やっぱり結婚式って女性にとって”小さい頃からの憧れ”みたいな部分もあると思うんですが、本当にすべて叶えてくれたなと感じています。実際に都内のゲストハウスといわれる迎賓館での結婚式だったのですが、同じ場所で披露宴と2次会も。玄米おにぎりでのファーストバイトはウェディングプランナーの野上さん(オートクチュールデザインウェディング)のアイデアで実現しました。結婚式のプロであるプランナーさんがたくさんのアイデアをご提案してくださったことで、思い描いていた以上の結婚式となりました。
──国内披露宴でこだわったポイントなどはございますか?
篠田:1番はゲストとしてお招きした皆さんが、他の方と会わないようにと考えましたね。ホテルでの結婚式も憧れていたんですが、他のお客様がいらしたりだと難しかったりなかなか自由が利かない印象があり、今回ゲストハウスでの結婚式を決めました。一軒家貸し切りだったのでそんな心配もいらず、とっても自由な結婚式になりました。
あとウェディングドレスにもとってもこだわりました。白のウェディングドレスは、友人に生地から作ってもらったんです。やっぱ年齢によって憧れるドレスが変わってきて、20代のころはチュールが何層にも重なっているボリューム感たっぷりのウェディングドレスが着たいなって思っていましたが、30代になり体のラインが美しくみえるシンプルだけど大人可愛いウェディングドレスを着用しました。
お色直しのカラードレスは真っ赤なドレスを。こちらは、ご提案していただいて、mirrormirrorで完全オリジナルで作っていただきました。実際の花嫁さまも着用できるものになるんですが、とってもシンプルで、後ろにリボンがあって大人な女性も着れるデザインになっています。
──テレビや雑誌のインタビュー、またご自身のYouTubeなどでもご夫婦のエピソードをお話ししていらっしゃいますがご夫婦で仲良くいられる秘訣などはございますか?
篠田:仲は良いですけど、しっかり喧嘩もしますよ(笑)。ただ、この人がいなかったら生きていけないと思っているので、出来ないことより、彼がしてくれる色々なこと目を向けるようにしています。お互い出来ないことがあって当たり前なので、良いところをたくさん見つけたいなと考えており、感謝の気持ちを伝えたいなと思っています。
──2020年には第一子出産をご報告され、産休もご経験されたかと思いますが、育児と仕事を両立する上で気をつけていることなどはございますか?
篠田:優先順位は絶対に子ども、ということですかね。どちらも完璧に出来るとは思っていないので、自分の中で限界を知ることを覚えました。知らないとどうしてもうまく行かず、自分も苦しくなってしまいますし…。例えば、時短家電に頼ってみたり、今日は夕飯を頑張りすぎないとか、そんな感じで自分と相談しながら、家事と育児、仕事の両立をしていますね。子どもは今、1歳半になったんですが、旦那さんも育児には積極的で、もちろん意見が食い違うときもありますがとても助かっています。
あとは、息抜きも大切にしていて。昨日はちょうどともちん(元AKB48の板野友美さん)ともお茶をしました。彼女も子どもが生まれたばかりですが、授乳室もあってママに優しい商業施設でカフェをしながらお話ししました。適度に息抜きもして、両立していきたいなと思います。
──最後に、新型コロナウイルスによって、結婚式の延期や中止を余儀なくされる方が多くいらっしゃいます。 この特別な時代を過ごす花嫁さまへメッセージをお願いします。
篠田:今は、結婚式も少しずつ増えてきたと思いますし、私自身も実際に結婚式をしてよかったと心から思っているので、ぜひ皆さんに結婚式を行っていただきたいですね。やっぱりコロナで、結婚式をしたくても出来ずにいらっしゃった新郎新婦さんが本当に多いと思うので、その分、自分のやりたいことを見つめ直すことで、素敵な結婚式を作って欲しいし、素敵な結婚式になると思います。
12月号のカバーモデルは篠田 麻里子♡
今月は「玄米婚」として話題に、
ママになった元AKB48で
女優 篠田麻里子さんが、
PLACOLE&DRESSYのカバーモデルに。
舞台はパラッツォ ドゥカーレ麻布。
エントランスを抜けると
非日常の世界が広がり、
都会の真ん中とは思えないほどの
緑に包まれた心地よい空間です。
グリーンデザイナーが手掛けたガーデンと
緑と青空に包まれた開放的な空間で、
自由でおふたりらしいウエディングが叶います。
撮影協力:パラッツォ ドゥカーレ麻布
エントランスを抜けると
非日常の世界が広がり、
都会の真ん中とは思えないほどの
緑に包まれた心地よい空間です。
グリーンデザイナーが手掛けたガーデンと
緑と青空に包まれた開放的な空間で、
自由でおふたりらしいウエディングが叶います。