──本日はインタビュー宜しくお願いいたします。まず、新婦・遥役を務めた映画「ウェディング・ハイ」が3月12日大安に公開するとのことですが、出演が決まった時はどのような気持ちでしたか?
関水渚:宜しくお願いいたします。実は、今回 監督を務められた 大九明子監督の「勝手にふるえてろ」という映画が、とっても好きなんです。今回その大九監督とご一緒できるとお話をいただいたとき、そして脚本が天才と言われていらっしゃるバカリズムさんが手掛けた作品…!こんなに早く夢が叶ってしまっていいのかと驚きました。憧れのおふたりがつくる作品に関わることが出来る!と、とても嬉しい気持ちになったのと同時にこれから始まる撮影に緊張もして、ドキドキが止まりませんでした。
──そうなんですね、素敵です。劇中では天真爛漫⁉な新婦、新田遥さんを演じられましたが、実際に演じた感想についても教えてください。
関水渚:撮影期間中、結婚式場で過ごす時間が長かったんですが、実は私、結婚式に参加したことがないんです。結婚式場に行くこと、ウェディングドレスを着用することも初めての経験で、結婚式場って本当に幸せいっぱいの空間でした。結婚式では、今まで育ててくれた家族や大切な友人が来てくれて、私たちの為に余興の練習をしてくれて…。、遥という女性は、周りの皆にすごく愛されてて、私は本当に結婚するわけではないのに、私もすごく幸せな気持ちになってしまいました(笑)。共演者の方々ともすごく幸せな空間だね、とお話したりしました。
──ありがとうございます。では、撮影中に印象に残っているエピソードや撮影秘話があれば、教えてください。
関水渚:撮影期間は 1ヶ月程だったんですが、本当に印象に残っていることが多すぎて(笑)。いっぱいあるんですけど、共演させていただいた新郎役の中村倫也さんとの撮影シーンはとても多かったので思い出も多いです。中村さんとは初めての共演で、大先輩ですしどうしようと思っていたんですが、初日にお菓子をくださって私が緊張しないようにとコミュニケーションもとってくださいました。他の共演者の方も、大御所の方ばかりだったんですが、和気あいあいと楽しく撮影が進みました。
──披露されたウェディングドレス姿もとてもお似合いでした。実際に着用された感想をお聞かせください。
関水渚:ウェディングドレスを着るって聞いたときは、とっても嬉しくて楽しみでした。実は、今回の映画でウェディングドレスを初めて着用したんです。ウェディングドレスをはじめて着用する撮影の日は、いつもより何百倍もすごいワクワクして臨みました。 このお仕事をしていなかったら、こんなにドレスを着ることは多くないと思いますし、本当だったらウェディングドレスは1回しか着れないものだから、撮影中こんなに毎日着れて本当に私は幸せだなと思いましたね。ウェディングドレスはもちろんなんですけど、実は劇中でお色直し後に着用する、カラードレスもすごく素敵なものだったんです。珍しいカラーのドレスで、撮影で訪れたドレスショップさんには本当に多くのドレスがあったので、きっと実際の花嫁さんのドレス選びもワクワクするんだろうなと思って見ていました。ぜひ遥のウェディングドレスのコーディネートにも注目してみてください。
──では、今後着てみたいウェディングドレスはありますか?
関水渚:私、今回のインタビュー撮影で着用したウェディングドレス、本当に気に入っちゃいました。珍しい色合いのカラーだし、ボリューム感があるのに可愛らしすぎず、デザインやカタチがすごく好きです。きっと、ニュアンスカラーの色合いが日本の花嫁さんやアジアの方にすごい合う気がします。あんな綺麗なウェディングドレス今まで見たことなくて、また着たいなと思いました。
──とってもお似合いでした!では、関水さんはどんな結婚生活を送ってみたいですか?
関水渚:結婚生活、まだ先のことなので妄想でしかないんですが(笑)。私、実は、結婚生活の夢があるんです。毎日、ワンちゃんと一緒に3人(2人と1匹)で散歩したいなと思っていて、実家にもワンちゃんがいるんですけど、結婚してもワンちゃんと一緒に過ごしていきたいなという思いはありますね。あ、うみちゃん(実家のトイプードル)にもう会いたくなってきました(笑)。
──ワンちゃんとの生活、いいですね。では最後に、今回、新型コロナウイルスによって、結婚式の延期や中止を余儀なくされる方が多くいらっしゃいます。この特別な時代を過ごす花嫁さまへメッセージをお願いします。
関水渚:今回、私が新婦役を務めた「ウェディング・ハイ」は本当に面白くて元気が出る、そして愛に溢れる映画です。この映画で、はじめて新婦を経験して、結婚式ではこんなに決めることがあるんだ!とか、結婚式にはたくさんの大切な人たちが来てくれるものなんだなと改めて感じました。結婚式という素敵な場所で、このような映画を撮影できたことはとても幸せなことだなと改めて感じています。
今回、新型コロナウイルスによって様々なつらい経験やショックなこともあると思うんですが、このタイミングだからこそ、多くの新郎新婦さんにこの映画を見ていただき、たくさん笑っていただきたいなと思っています。劇中でもたくさんのハプニングやいろんな出来事が起こりますが、それすらも楽しめる新郎新婦の彰人(中村倫也)と遥(関水渚)のように、これから先、感染対策をしながら結婚式をしたり、ドレスを着てお写真を撮ったりして、おふたりが満足いく形で前に進めることを祈っています。
そして、最初から最後までくだらないところも含めて、愛されずにいられない、心温まる映画「ウェディング・ハイ」をぜひお楽しみいただけると嬉しいです。劇場でお待ちしています。
「ウェディング・ハイ」
脚本:バカリズム
監督:大九明子
出演:篠原涼子、中村倫也、関水渚、岩田剛典、向井理、高橋克実
3月12日(土)大安吉日ロードショー
(c)2022「ウェディング・ハイ」製作委員会
3月号のカバーモデルは関水渚♡
3月12日大安に公開!
映画 ウェディング・ハイ にて
新婦役を務める女優の関水渚さんが
PLACOLE&DRESSYのカバーモデルに。
今回、女優の関水 渚さんが着用した
ウェディングドレスは、
ビジューやビーズを使った
韓国風のボリューム感たっぷりドレス。
身頃からふわふわのスカート部分にかけて
キラキラのビジューが広がり、
ふんわりしたオフショルで
シンプルですが、おしゃれなドレスに。
肌馴染みの良いベージュと
モカカラーのチュールを重ねたドレスは
可愛すぎない花嫁コーディネートを叶えてくれます。
バックにはさりげないシフォンのリボン。
後ろ姿にも華やかさをプラス。
撮影協力:ラヴィファクトリー
今回の撮影はラヴィファクトリー。
国内・海外合わせて40以上の拠点を持ち、
カメラマンの数は約500名以上。
“ハートのある写真”をコンセプトに、
日本国内をはじめ世界各国でも
ウェディングフォトを提供。
Photographer:ラヴィ・ファクトリー(@laviefactory)
伊藤 勇二