和婚とは、日本の伝統的な結婚式のこと*
神社での結婚式、ドレスではなく和装で行う、
といえばわかりやすいですよね◎
でも、イマドキ花嫁さまの[和婚]って
神社での結婚式や和装を着ているってだけではないんですよ!!
今回は、和婚にはどんなスタイルがあり、
どんなケースが多いのか、
そして伝統やしきたり、マナーについてもご紹介◎
また、和装の種類や、
お洒落な和装ブランドについても^^
ぜひぜひ参考にしてみてくださいね✦
和婚ってなに?
出典:THE DRESS ROOMの公式HPはこちらをcheck*
和の要素が入った結婚式を和婚といい、
和婚とはこうでなければならない、という決まりやルールは実はないんです!
洋の要素も交えた和洋折衷タイプの挙式も可能◎
日本の花嫁さまの美しさが、
とりわけ際立つ和装衣装での挙式・披露宴について、
和婚の代表的な挙式スタイルなど、
和の要素を取り入れた結婚式とは、
具体的にはどういう結婚式があるのか気になりますよね*
和婚っていつからあるの?
古来より日本では、
「祝言(しゅうげん)」といって、
主に花婿側の自宅で結婚式が行われていたってご存知ですか?◎
神社での結婚式である神前式は、
古くから続く日本の結婚式のような印象がありますが、
実は明治時代から行われ始めたもので、
歴史はそこまで長いわけではないのです✦
そして時は流れ、神社での神前式の数は減って、
ゲストの方々に便利な立地や、
十分なホスピタリティがあるホテルでの結婚式が人気になりました*
ホテルの中に神殿が作られるようになり、
そちらで神前式を行い、
宴会場で披露宴という流れがそのときできたんですよ◎
そこに欧米スタイルが入ってきて
戦後から2000年代ぐらいまでは、
とにかく洋風スタイルが大流行!!
ちょうど両親世代がとにかく派手は結婚式を行っているのではないでしょうか?
ホテルのチャペルや披露宴も、
どんどんゴージャスなものへと変化してきたんですって!
なんだかイメージつきやすいですよね!!
その後、バブルもはじけて現実的な方が増えてきた現代では、
とにかく着飾って、
ゴージャスに派手に行う結婚式も根強い人気があるものの、
自分たちらしさを追求した結婚式を目指す方も増えてきましたよね^^
自分たちらしいものを考えたときに
「日本らしいもの」へ目が向けられるようになり、
現在のように日本の伝統的な結婚式が改めて人気になってきたんです*
神社での神前式
神前式は、神社の神殿にて行われる
日本古来の伝統的な挙式スタイル◎
明治33年に、日比谷大神宮(現東京大神宮)で行われた
大正天皇のご成婚の慶事がはじまり*
『おふたりの親族同士が結びつく』という考え方で、
「三々九度の盃(さんさんくどのはい)」
(盃を重ねることによって「家と家」の固い絆を結ぶ)を交わし、
「玉串拝礼 (たまぐしはいれい)」
(=玉串にふたりの心を乗せて神に捧げる)」などの儀式を通して、
神にふたりの結婚を報告しております◎
神社の参道を歩く[花嫁行列]に
憧れる花嫁さまも多いんだとか✦*
ホテルや式場での神殿神前式
神前式は神社だけでなく、
ホテルや式場に作られている「神殿」でも行うことが出来ます◎
多くの専門式場やホテルにも神殿が設置され、
神前式を行えるようになっているんですよ*
神社での挙式と比べると、
多くの場合披露宴も同じ式場で行えるため、
移動や準備の不安がなく、
また天候の心配がいらないこともあり、
近年施設内の神殿で神前式をするカップルさまも多くなってきております*
チャペルでの和装人前式
結婚式をチャペルの教会式や神社での神前式にした場合、
どちらも宗教上の形式に則って行われるため、
その内容を変えることはなかなかできません><
ただ、近頃人気のある、
“人前式”であればある程度自由がきき、
おふたりの好きなことを挙式中に行うことができるのです◎
①三々九度の盃を行う時にお互いの出身地の地酒を酌み交わす
②両家の母親がそれぞれにお酒を一つの盃に注ぎ、それを新郎新婦が飲む
③「誓いの言葉」をお互い扇子に書き、それを広げて読み上げてから交換する
④お互いの薬指に赤い水引きを結び、指輪披露のように立会人に披露する
などなど、和婚ならではの演出を考えてみるのも楽しいですよね✦
和装 ウェディングフォト
当日はウェディングドレスとお色直しでカラードレス◎
結婚式前後に和装で、
ウェディングフォトを撮影される方もいらっしゃいます✦
結婚式当日はゲストとの写真撮影がメインとなり、
綺麗なお衣裳を着ても、
なかなかゆっくりと撮影してもらう時間がないですよね><
前撮りではお気に入りの衣装を着て、
お洒落な姿でゆっくりと、
納得いくまで撮影することができることから、
ウェディングフォトをされる方が、多くなってきております♪
結婚式当日のような慌しさはないため、
家族ともゆっくり撮影したいという方にもおすすめ♡
出典:THE DRESS ROOMの公式HPはこちらをcheck*
また、前撮りで撮影した写真は、
当日飾るウエルカムボードやウェルカムスペースに飾る写真、
結婚式当日に流すムービーなどにも使用するカップルも!
前撮り写真はアイディア次第で、
結婚式でも様々なシーンで活用できる、
お役立ちアイテムなんです・・・!
それでは、
次に和婚の衣装についてご紹介します*
和婚の花嫁衣装は大きく分けて4つ!
和装①白無垢
出典:THE DRESS ROOMの公式HPはこちらをcheck*
和装の婚礼衣装の中でも最も格式の高い正礼装。
白無垢は室町時代の頃から、
武家の娘の婚礼衣装として用いられるようになったんですって!*
白無垢の「白」には、
「純潔」「嫁いだ家の家風に染まる」という意味があり、こ
れから新しい家にお嫁に入る婚礼の衣装にふさわしいという、
日本らしい理由があるのも素敵ですよね◎
和装②色打掛
やかな色合いで刺繍などの柄があるのが特徴。
結婚式ではお色直しの衣装として着用されることが多いんです*
上流武家の婦人が秋から春にかけて、
部屋着である小袖の上から
”打ち掛けて羽織る着物”として室町時代に誕生したんですって✿
婚礼衣装として着られるようになったのは
江戸時代からで、
上流武家に限らず、
豪農や裕福な町屋の女性が婚礼衣装として着用したことから、
一般にも広く知られるようになりました^^
和装③引振袖
帯が見えるので、より華やかに見えるのが特徴。
江戸時代に武家の娘が婚礼衣装として用いていた正式な和装で、
未婚女性の正礼装になります◎
お引きずり(裾を引いた振袖)や本振袖、大振袖とも呼ばれるのは、
裾が長く、引きずって歩くことが特徴であるためなんです✦*
白無垢とは逆に、「他の色には染まらない」という意味があり、
あなたの所へ嫁いだからには、
あなた以外の色には二度と染まることはありません、という覚悟の証でもあるんです◎
とってもロマンチックですよね**
和装④新和装
出典:TAKAMIbridalの公式HPはこちらをcheck*
最近注目されているのが
白無垢や色打掛をドレス感覚で和風モダンに着こなす新和装✿
洋風の装飾やチュール素材やオーガンジー素材の打掛を取り入れるなど、
洋風の魅力が盛り込まれた新和装は、
おしゃれさを求めるイマドキ花嫁におすすめの和装*
素材自体も色打掛と比べるととても軽く着やすいため、
夏場に和装を着られる方にもおすすめ◎
いかがでしたか。
今回は和装の結婚式[和婚]についてご紹介させていただきました◎
要点をまとめると・・・
・和装の結婚式は基本的に4スタイル◎
└神社での挙式
└ホテル、式場の神殿での挙式
└チャペルでの和装人前式
└和装でウェディングフォト
・花嫁が着る和装の種類は4種類!!
└白無垢
└色打掛
└引振袖
└新和装
ぜひぜひ参考にしてみてくださいね*