婚記念日には、実は経過年数に応じた意味があるってご存知ですか?*
金婚式(50年目)や
銀婚式(25年目)などの大きな節目も大切ですが、
そこに至るまでの1年1年の積み重ねはもっと大事ですよね。
いつになっても素敵な夫婦でいたいおふたりはもちろん、
憧れの夫婦の記念日にお祝いをしたい♡ と思っている方に、
絆がさらに深まるプレゼントや、
さすが!と喜ばれるアイデア集をご紹介します。
結婚記念日の数え方や名称
【1年目】紙婚式(かみこんしき)
ご結婚されたおふたりは、
まだ真っ白な紙を前にしているような関係ですよね。
そんなおふたりには”紙”をモチーフにした贈り物が素敵。
例えば手紙を贈りあったり、
結婚してから1年間の思い出で、
おふたりのアルバムをつくってみたりだとか。
【2年目】綿婚式(わたこんしき)
結婚2周年の夫婦は、
まだまだ綿のように柔らかくもろいであろうという関係性を表した「綿婚式」。
実は、質素倹約・贅沢を戒めましょうという意味があるんです。
今の生活が身の丈にあったものかどうか、
このタイミングできちんと話し合ってみるのも良いですね。
2人で使い心地のいい日常品を買いに行ったり、
綿(めん)や木綿(もめん)の
長持ちするような贈り物をするのがよいですね。
【3年目】革婚式(かわこんしき)
夫婦の絆を革のように丈夫で強いものにするため名付けられた「革婚式」。
些細なことでの喧嘩も増えてくる3年目。
傷がついたり、しわになったりしても、
そんな毎日を過していく中で、
だんだん味の出てくる2人になっていきましょうという想いが込められています。
3年目だからこそ、
付き合っていたあの頃のようにお揃いのものを持ったり、
ビジネスバッグや名刺入れなど、
毎日使うものを良いものに新調するのも素敵ですね。
【4年目】花婚式(はなこんしき)
「花が咲いて実がなるように」と名付けられた「花婚式」。
地に根をはり、おふたりらしい花を咲かせ、
そして実がなることを祈っています。
お祝いにお花は欠かせませんが、
4年目の花婚式では花束ではなく、
一工夫されたお花の贈り物はいかがでしょうか?
花言葉も考えながら、
相手のことを考えてみるのも素敵ですよね。
【5年目】木婚式(もっこんしき)
1本の木のように、
安定した二人でいられますようにと願いをこめて。
夫婦らしくなる、一体となるという想いがこめられています。
女性からは「木」にちなんだ、
実用的なもののプレゼントが人気みたいです。
大事に使いたくなるような想いが込められていますね。
他にも5年目で、
テーブルや棚をしても良いですよね。
【6年目】鉄婚式(てつこんしき)
「鉄のように強い絆の夫婦に」という想いが込められた「鉄婚式」。
いつも料理をつくってくれるパートナーに、
フライパンや鍋などのキッチン用品や、
ちょっとお洒落なカトラリーなど、
素敵な贈り物ができそうですよね。
そんな日には、
新婚時代を思い出して、
ふたりで晩ごはんの準備をしてみるのはいかがですか?*
一緒にスーパーに買い物に行ったり、
いつもより少しだけ贅沢に、
パートナーの好きなご飯をつくるのも温かい気持ちになりますね。
【7年目】銅婚式 (どうこんしき)
結婚7 周年は、
おふたりだけでなく子供が生まれたなど、
家族という言葉が胴のようにどっしりと重みある意味をもつ時期でもありますよね。
もちろん7周年というラッキーナンバーの記念日なので、
7周年というラッキーセブンにちなんだ、
素敵なプレゼントもいいかもしれません^^
実際のご夫婦ですと、
銅のビールグラスやワイングラスをもらう2人が多いみたい。
7年たってもおふたりの時間を大切にして、
夜中の乾杯をするのも素敵ですね。
【8年目】青銅婚式 (せいどうこんしき)
経済的に安定してきた夫婦の象徴として
「青銅婚式」という名称が名付けられました。
合金である青銅は、
2種類の金属を混ぜていることで強度と美しさが増すんだとか。
2人の人間が結婚し、一緒になり、
強くなり美しくなっていくというところから、
8年目では青銅がモチーフになっています。
ただ、青銅の美術品や品物を贈る方は少なく、
夫婦水入らずでお食事やデートにいったり、
ゆっくりと旅行にいくという方も多いみたいです。
またこちらには諸説あり、
他にはゴム婚式とも呼ばれています。
【8年目】ゴム婚式 (ごむこんしき)
弾力性のある2人の生活ということで、
ゴム婚式とも呼ばれ、
ゴムのように多少のことではちぎれない弾力性があり、
これからもそんな夫婦生活をという意味があります。
結婚8年目というと、良いことばかりでないかもしれませんが、
それでも夫婦で協力して乗り越える柔軟性を強調してますよ。
そんなゴム婚式には、
ゴムを使ったアイテムもおすすめで、
アクセサリーを贈り合うことが多いみたいです。
【9年目】陶器婚式(とうきこんしき)
ヒビが入らないよう陶器を大切に扱うように、
夫婦の関係も大切にするといった願いが込められた「陶器婚式」。
今までの生活でも
亀裂が入ること無く過ごしてこれた、
そしてこれからもという意味が込められています。
おふたりでお茶碗やグラスを新調するのもいいですし、
家族みんなでお揃いの食器を揃えたり、
そして陶器のお茶碗を贈り物にするのも良いでしょう。
【10年目】錫婚式 (すずこんしき)
10年間という月日を錫のように、
柔らかに美しく歩んできた夫婦を祝う「錫婚式」。
10年という節目は、
しっかりとお互いに感謝する時間にしたいですね。
錫製品の食器などのプレゼントが定番ですが、
最近は箸置きやアクセサリーも錫製品のものがあるみたいです。
また10周年というこのタイミングで、
結婚指輪を新調するカップルも多いみたいですよ。
【11年目】鋼鉄婚式 (こうてつこんしき)
「鋼のように強い愛の力」という意味が込められた「鋼鉄婚式」。
包丁などの鋼鉄製品のプレゼントがメジャーみたいで、
年が経つにつれて、
紙などの安価な物から固くて高価なものへと
思考が変わってくるふたり。
特別な気持ちが伝わり記念に残るアイテムや、
夫婦で使えるものを贈ることが多いみたいです。
【12年目】絹婚式 (きぬこんしき)
「絹のような細かな愛情」という意味が込められた「絹婚式」。
寝室で使うアイテムのように、
パートナーだから選べるプライベートなものを選ぶとgood。
パジャマやシルクのシーツなどもオススメです。
上質で使い心地の良さに、
こだわったものを選んであげると良いですね。
【13年目】レース婚式 (れーすこんしき)
ひと針ずつ編まれたレースのように、
さらに愛を深くこんでいくという意味が込められた「レース婚式」。
レース製品をプレゼントするのもいいですし、
カーテンなど生活に欠かせないアイテムを
レース製品で新調するのもgoodですね。
レースの美しい模様や編み目のように、
おふたりが美しい生活を過していけますように。
【14年目】象牙婚式 (ぞうげこんしき)
象牙が少しずつ大きくなるのと同様に、
歳月を重ねて夫婦の絆が強くなることに由来しているんだそう。
象牙を使用したアイテムをパートナーに贈り合うのが一般的で、
特に印鑑は定番のプレゼントで、
年齢を重ねると利用する機会も多くなることから、
実益も兼ねたアイテムとして人気があります*
他にもジュエリーや時計も人気のあるアイテムのようです*
【15年目】水晶婚式 (すいしょうこんしき)
水晶のような曇りのない、
クリアな信頼関係の夫婦を表した「水晶婚式」。
15年目という歳月を過してきたおふたりには、
水晶を用いたもの・無色透明なものを贈る習慣があります。
それぞれ仕事や育児、趣味などに忙しく、
すれ違いが増えるご夫婦も多いようですが、
しかし水晶婚式をお祝いすることによって、
お互いの信頼を再確認できることが魅力です◎
【20年目】磁器婚式 (じきこんしき)
「年代と共に値打ちが増す磁器の様な夫婦関係」を表した「磁器婚式」。
普段では買えないブランド磁器を、
プレゼントにするのがオススメです。
簡単には離れないという磁器は、
まさに深い絆で結ばれている、
夫婦の形を表していますよね。
ちなみに陶器には色々な種類があり、
日本で最初に焼かれたと言われる伊万里焼や、
気品のある「幻の磁器」と呼ばれる姫谷焼、
日本六古窯の一つである瀬戸焼など、
自分好みの磁器を選んで長く愛用できるといいですね。
【25年目】銀婚式 (ぎんこんしき)
結婚記念日を祝う婚式の中でも最も有名な「銀婚式」。
日本でも結婚記念日が
当たり前に祝われるようになったのは、
1894年(明治27年)に
明治天皇が「大婚二十五年祝典」として
銀婚式のお祝いを執り行ってからなんですって!
銀婚式以降の結婚記念日は、
それぞれ宝石の名前がつけられており、
銀にちなんでネックレスや指輪などの
シルバーアクセサリーを贈ったり、
食器類を贈ることもあるみたいですよ!
【30年目】真珠婚式 (しんじゅこんしき)
海の宝石・真珠にちなんで名付けられた「真珠婚式」。
真珠が使われる背景には
「健康、富、長寿」といった意味が関係しており、
結婚30周年には、
これからの人生の幸せや健康、長寿を願う意味を込めて
真珠がモチーフに使われているんだそう!!
日本人に最も親しまれているジュエリーでもある真珠は、
慶事と弔事の両方に使えることができますし、
きれいなまん丸をした真珠は「円満」を連想させ、
30年もの長い間人生を共にしたご夫婦に、
ふさわしいアイテムなので、
奥様に贈ると嬉しいですよね。
【35年目】珊瑚婚式 (さんごこんしき)
結婚35年目の「珊瑚婚式」は、
長年夫婦として連れ添ってきたパートナー、
また ご両親などへ今までの感謝の気持ちを伝えることができる絶好のチャンス。
珊瑚の成長に例えた夫婦の絆をお祝いしたり、
「35」を「さんご」と読むという説もあるんですって!
夫婦で仲良くいてもらいたいという願いを込めて
ペアのアイテムを贈ったり、
おしゃれな珊瑚をあしらった、
アクセサリーを贈ることも多いみたいですよ*
【40年目】ルビー婚式 (ルビーこんしき)
40年間共に寄り添い、
ルビーのように深く赤い絆で結ばれた夫婦。
様々な要素が長い年月を経て混ざり合い、
ルビーのように深みあるそしてかたい絆なった2人に。
ルビーの石言葉は「情熱」と「深い愛情」。
そんなルビー婚式は、
深い信頼を確かめあうお祝いで、
夫婦水入らずで過ごす人が多いみたいですよ。
【45年目】サファイア婚式 (サファイアこんしき)
「誠実」「慈愛」という意味を持つ、
サファイアにちなんで名付けられた「サファイア婚式」。
最近は、節目の結婚記念日である
サファイア婚式が注目されているみたいです*
サファイアの石には
「誠実、徳望、高潔、慈愛」などの意味があり、
二人が長く歩んできた誠実な結婚生活を表しています。
年齢を重ねるごとに、
二人で迎える結婚記念日が意味深いものとなることから
サファイア婚式は一層大切に考えられています。
夫婦や家族、子供たちと過ごす時間を大切にされ、
贈り物には お祝いの席を演出するケーキやお酒、
グルメカタログがおすすめですよ*
【50年目】金婚式 (きんこんしき)
一生に一度、
決して平坦ではなかった人生の荒波を、
おふたりで乗り越えてこそ迎える特別な記念日です。
現在では、銀婚式よりも金婚式を盛大に祝う方のほうが増えていますよ。
金婚式は、光り輝く黄金(金色)のような豊かな関係を表し、
おふたりで過ごしてきた長い年月を、
尊いものと考える意味が込められています。
金婚式では、
モノよりも想いや気持ちを込めた贈り物が大切。
みんなでアルバムをつくったり、
感謝の気持ちをこめて旅行に招待したり、
手作りのプレゼントにはお金では買えない価値があり、
きっと喜んでもらえるでしょう。
【55年目】エメラルド婚式 (えめらるどこんしき)
「深く静かで尊い夫婦の生活」という意味を
宝石のエメラルドになぞらえたのが由来。
最近ではエメラルドにこだわることなく、
自由にプレゼントを選ぶ方が多く見られますので、
金婚式と同様、モノよりも想いや気持ちを込めた贈り物が大切。
結婚生活が何十年も経つと、
結婚記念日さえ忘れてしまうことや、
覚えていても今さらという気持ちが先に立ち、
お祝いしない場合もあります。。。><
ぜひ周りのご家族がお祝いしてあげましょうね。
【60年目】ダイヤモンド婚式 (ダイヤモンドこんしき)
ダイヤモンド婚式はあまり知られていませんが、
半世紀以上も一緒にいる夫婦二人の絆は、
ダイヤモンドのように硬いものですよね。
ダイヤモンド婚式は長寿と繁栄を祝う意味で行われますが、
年齢を配慮してあげることがとても大切です。
お年を召した方たちのお祝いをする場合、
本人の体調を考えた上でお祝いする場所や
お祝いの方法を考えてあげるといいですね。
【70年目】プラチナ婚式 (ぷらちなこんしき)
結婚当初と変わらない関係性を続けるという意味があり、
結婚70年目の奇跡を祝う日です。
なにかものを送ったりということも良いですが、
プラチナ婚式は 70年目の結婚記念日を祝うという、
周りの皆さんの温かい気持ちが大事です。
まとめ
いかがでしたか?*
金婚式(50年目)や銀婚式(25年目)以外の
人生の節目でのお祝いの仕方をご紹介させていただきました。
夫婦おふたりの大切な「結婚記念日」を更に大切にし、
いつになっても素敵な夫婦で、
そしてご自身だけでなく、
家族や両親、憧れの夫婦の記念日にお祝いをしてあげてくださいね。