ブーケの手配方法
結婚式のブーケは花嫁さまの手元を華やかに彩る大切なアイテム。だからこそ、依頼先や準備方法に悩む花嫁さまも少なくはありません。
実はブーケの手配方法にはいくつかの選択肢があり、それぞれに特徴や注意点があります。今回は代表的な5つの方法について、分かりやすく解説します◎
①結婚式場の提携先に依頼
最もスタンダードで安心できる方法と言えば、結婚式場と提携しているお花屋さんに依頼する方法です。この方法であれば、打ち合わせもスムーズで、ドレスや装飾とのバランスを式場スタッフが一緒に考えてくれることが多く、全体の雰囲気がまとまりやすいのが魅力です。
一方で結婚式場と提携するお花屋さんには限りがあり、平均すると2~3軒の中から自分たちの好みにあったお花屋さんを選ぶことになります。また結婚式場を通して依頼することで、直接依頼するよりも費用が割高になる傾向があります。
②自分たちで手配した外注を活用
最近ではインスタやネットの口コミなどを見て、自分たちの感性に合うフローリストを見つけて、直接依頼するカップルも増えています。この場合、好みの色味や雰囲気、花の種類まで細かく相談できるので、オリジナリティのあるブーケを作ってもらいたいとお考えのカップルに特におすすめです。
一方で、結婚式場によっては外部の持ち込みに制限があったり、別途持込料が必要になるケースもあります。また、やりとりや受け取りのタイミングなど、自分たちでしっかりと段取りを組む必要があるので、結婚式場の提携先に依頼するよりもやや手間がかかる点がデメリットです。
③ブーケのレンタルサービスを利用
最近じわじわと人気が出てきているのがブーケのレンタルサービスです。高品質なアーティシャルフラワーを使ったブーケは写真映えも抜群で、使用後は返却するだけという手軽さが人気の秘密。料金も比較的リーズナブルでドレスに合わせて選ぶ楽しさもあります。
一方で、どれだけ質が良いアーティシャルフラワーであっても生花ならではのフレッシュ感やみずみずしさ、そして手に取ったときの質感や高級感といった本物の花が持つ特別な雰囲気とは少し差を感じます。写真では十分美しく見えても実際に手に持ったときの感覚や存在感は、生花とはまた違ったものになるかもしれません。
④愛情を込めて自分で手作り
お花が好きな方や自分らしいブーケを形にしたいとお考えの方には、手作りブーケが特におすすめです。自分で作った世界でひとつだけのブーケは、結婚式の特別感をさらに高めてくれるはず。また、ブーケを作る過程も結婚式準備の楽しい思い出になりますよ◎
ただ準備が忙しい中での制作になるため、場合によってはブーケの制作が負担に感じることも。また生花を使う場合は、当日もしくは前日の仕上げが必要になるので、スケジュール管理には注意が必要になります。
さらにフローリストではない素人の場合、仕上がりに多少の見劣りを感じてしまうことも。けれどもその不完全さも含めて「自分たちらしさ」「手作りの温かみ」として、心に残る思い出になるはずです。
⑤家族・友人に依頼
手先が器用な家族や花の仕事をしている友人がいるのであれば、ブーケの制作をお願いするのも素敵。大切な人が心を込めて作ってくれたブーケは、きっと一層思い出深いものになるはずです。手渡された時の感動は、きっと忘れられない瞬間になりますよ。
ただし、家族や友人にブーケの制作を依頼する場合は、相手に過度なプレッシャーを感じさせないように配慮が必要です。「もし失敗したら」と相手が不安になる場合もありますので、引き受けてもらう前にしっかり相談をして、お互いに無理のない形で依頼をすることが大切です。
ブーケの費用相場