友人代表スピーチのマナー&忌み言葉
ここからは、友人代表スピーチのマナーと忌み言葉について
見ていきたいと思います。
話していいこと・話してほしくないことを事前確認しておく
スピーチを任されるほどの関係なので、
新郎新婦についてきっと様々なことを知っているはずですよね。
なかには言ってほしくないことがあるかもしれないので、
事前にスピーチ内容を新郎新婦に確認してもらうと良いですね◎
スピーチは当日のお楽しみにしておきたいと
考える新郎新婦もいるかもしれませんが、
全くの当日のお楽しみでは、「実はあの話は嫌だった」と
思わぬところですれ違いになるのもリスクがありますよね。
「話していいこと、話してほしくないこと」のように確認すると
漠然としすぎていて答えにくい質問になるので、
具体的な内容で確認するようにしましょう。
メモやカンペを見すぎない
友人代表スピーチをするにあたって、メモやカンペを用意したり、
手紙を読みながらスピーチしたりするのはOKですが、
そのメモやカンペを見すぎるのはNGです。
メモやカンペを用意する場合でも、ときどき目線を上に上げて、
会場に視線を向けながらスピーチするようにしましょう。
メモやカンペを見ながらスピーチする場合は
「緊張してしまうので」と断りを入れた上で、
書いたものを読む分には問題ありません。
しかし、ときどき会場に視線を向けたり、
新郎新婦と目を合わせたりして、自分だけの世界にならないように気を付けましょう。
自慢話や自分の話をしない
スピーチでは、新郎新婦の話を中心に内容を組み立てることが大切です。
新郎または新婦との思い出話が、自分自身の仕事の話や自慢話など、
新郎新婦と関係ない話題になっていないかチェックしましょう。
自分の仕事における実績や自慢と思われるような話をするのも避けてください。
新郎新婦の暴露話・過去の恋愛話・下ネタは避ける
下ネタやハラスメント的な話など、人を不快にさせる内容はNGです。
友人同士の間では受け入れられる内容であっても、
結婚式という場では節度のある内容にするのが望ましいです。
過去の恋愛話や元カレ・元カノの話、暴露話をするのは避けてください。
新郎新婦もゲストも全員が安心して聞ける内容を目指しましょう。
忌み言葉・重ね言葉を使わない
おめでたい結婚式では、縁起が悪い「忌み言葉」を避けるのが常識です。
うっかりスピーチで使わないよう気を付けつつ、原稿を作成しましょう。
忌み言葉とは、縁起の悪さを連想させる言葉のことで、
結婚式においては「別れ(離婚)」を連想させるもののことを忌み言葉といいます。
友人代表スピーチでも、忌み言葉を使うことはマナー違反になります。
<忌み言葉の例>
不幸を連想させる言葉(落ちる、敗れる、悲しむ、病気、涙、九、四 など)
別れを連想させる言葉(別れる、終わる、切れる、壊れる、離れる、戻る、帰る など)
<重ね言葉の例>
かさねがさね、たびたび、わざわざ、しばしば、益々、次々、くれぐれも など
砕けすぎた言葉遣いは避ける
結婚式はフォーマルな場ですので、
友人同士で遊ぶときに使うようなくだけすぎた言葉遣いや、
仲間内だけで通じる言葉などは使わないようにしましょう。
友人の両親、上司、先輩、恩師、年上の親族など、目上の人たちも列席しており、
そんな幅広い世代のゲストの前で披露するものです。
友人へ向けた言葉であっても、砕けすぎた言葉遣いは避け、
フォーマルな場で受け入れられる言葉遣いにするよう心がけてください。
友人代表スピーチを成功させるには?