結婚したおふたりにとって大切な日となる結婚記念日。この結婚記念日には周年ごとに「◯◯婚式」という名前と意味が付けられており、それにちなんだ贈り物をする文化はすでに皆様ご存知のはずです。
しかし、それとは別に【結婚記念石】と言って、周年ごとに宝石や貴金属が定められていることをご存知でしょうか?イメージするのであれば誕生石。この誕生石と同じように、結婚記念日ごとに「贈ると良い」と言われている宝石や貴金属があるんですよ。本日は、この結婚記念石について詳しくご紹介します。
結婚記念石とは?
結婚記念石とは、その名の通り各周年ごとの結婚記念日に割り振られている宝石や貴金属のことを言います。イメージとしては、1月~12月まで宝石が各月に割り当てられている誕生石が近い形になります◎
おふたりが夫婦になった日を祝して、結婚記念石にちなんだジュエリーを毎年ひとつずつ増やしていくだなんて楽しみ方も素敵。ご夫婦にとって、一年に一度の特別な日になること間違いなし。ジュエリーであれば日頃から身に付けられるのもポイントです。
結婚記念石の歴史
結婚記念石の起源は諸説あるため、どの説が正解であるか定かではありません。しかし、イギリスではこの結婚記念石の文化が18世紀もしくは19世紀ごろまでにはすでに確立されていたと言われています。そのときはまだ、結婚してから5年、15年、25年、50年、60年の節目で、生涯に5回だけお祝いするのがスタンダードでした。
しかしそこからアメリカに渡った人たちにより、現在の基となる一年ごとの名称の設定や宝石を贈る風習が広まったと言われています。そして今、日本で伝えられている結婚記念石は、誕生石なども定めた日本の宝石小売商組合が歴史や色味などから考えたものとなっています。
周年ごとの結婚記念石をご紹介します◎